緊急事態宣言が解除された翌日のワイドスクランブルで末延吉正が『訳が判らない内に解除された』と御不満の嘆き。他のメディアでも概ね「安倍首相の力ではない、国民の力だ」と言い、「従順な国民が~」との事でしたよね、トップのリーダーシップでは無いとの事。
末延さん、週刊誌があまり記事にしませんでしたもんね、週刊誌が記事にしなければあなた方は座っているだけなんで手も足も出ないですよね。末延さん、疑問があったら何故取材なさらない?何故この結果が生まれたのか調べた事もないんでしょうね。
厚生労働省クラスター対策班の北海道大学の西浦博教授が提示したデータに基づいて作成されたグラフ、多くの方がご覧になりましたよね。パンデミックを抑える為に外出を抑制しましょうとこのグラフが示されましたよね。国民がこれに賛同した結果、このグラフの示すカーブに近似した結果となりましたよね。
ワイドスクランブルの末延吉正さん、ワイドショーでこのような事が伝えられていましたよ。何も調べずに対策が遅いとか早いとか、ためにする言葉を言い続けるのに恥ずかしさを覚えませんか?
海外のメディアでもステレオタイプの「従順な国民が」と言い、国内のメディアでは(政府に飼いならされた)哀れな「従順な国民」と言う言い方でしたよね。リベラルと自称する左翼の方々もメディアと同じ意味の「従順」さがこの結果を生んだと。
東日本大震災、通信と交通手段が途絶した陸の孤島に多くの人々が取り残された。その分断された所の人々は何をしたか。各自が何をすべきかを判断し、生存への協力体制を作り上げていった。その内の一つが地面に大きく書かれた「HELP」や「SOS」の文字、そしてヘリポートを示す「H」のマークを描いた事。
日本人は「従順」ではないんですよね。何が必要かと即座に考え実行に移す行動力、これがあの東日本大震災で日本人が示した力だったんじゃないかと思っている。彼らが行った行動の一つの地上の文字、地震発生を知った原子力空母ロナルド・レーガン、日本から1300km離れた太平洋上を航行していたが進行方向を180度反転させ東北沖に向かった。
艦長のトム・バーク、東北沖に達した時、艦載機F-18で被害状況の空撮を行った。撮影された枚数は約45,000枚。すぐに画像解析を始め、画像の中から「HELP SOS Hマーク」の抽出作業を開始し、地点を特定しヘリで援助物資をピンポイントでピストン輸送を即座に開始した。ヘリでの援助物資の輸送、艦長のトム・バークも携わった。通信手段も持たぬ人々が、何が必要かを判断し、それに向かって行動した結果だけど、地上に描くマークという同じ方法が各所で自然に出たんですよね。
今回の武漢ウィルスの緊急事態宣言、「従順」では無く、各個人が何をすべきかを判断した結果ですよね。発生した課題を即座に解決する能力、今回の緊急事態の中でも様々な所で発揮されましたよね。
日本人のそれを支える文化、和辻哲郎は「古寺巡礼」の中で日本人の芸術の核心は「物の哀れとしめやかな愛情」であると言っていますよね。日本の伝統文化、それに新しく入ってきた特質を取りこみ、深化させ偉大化してきた日本文化。深化し偉大化させ新しい文化(重層的文化)を作ってきた日本人の知恵、それが今現在も連綿と続いているんですかね。
少し脱線。
橋下徹氏に「学者なんて」と論破され、「科学研究費補助金」の6億円もの使途不明金を発生させた山口二郎法政大学教授、SEALDsの講演会で和辻哲郎を引合にだしていましたね。和辻哲郎はあなたの思想と正反対の天皇を崇める保守ですよね山口さん。(最近は左翼も「国を愛する」(左翼ナショナリズム)なんて変な事を言い始めていますよね)
講演会で山口二郎は『和辻哲郎は政治について日本とヨーロッパの大きな隔たりを嘆いている文章を書いている。和辻はデモンストレーションに際して一兵卒としてそれにすすんで参加するという気分、この気持ちによってデモクラシーは支えられているんだと書きました。』をSEALDsの皆さんに公演。山口さん、そしてSEALDsの皆さん、『
和辻哲郎と 15年戦争 』を。
2015.10.25 山口二郎さん(法政大学教授) 学者の会&SEALDs 学術シンポジウム 「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義」 法政大学 薩埵ホール
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東日本大震災が発生した直後、元世界銀行副総裁・西水美恵子氏の元部下から西水氏に電話があったと言う。涙声での電話「今、帝国ホテルに向かって歩いている・・・ミエコの同胞は素晴らしい・・・強い余震が来るなかで・・・誰もかれも落ち着き払って・・・まわりの人を思いやって・・・助け合っている・・・こんな民族が住む国がこの世にあったなんて・・・信じられない・・・ミエコの国はすごい・・・」。
「10 things to learn from Japan.」、マーティン・バロー氏、彼が下記文章をチェーンメールとして世界に発信した。マーティン・バロー氏はヘンリー・S・ストークス氏の従兄弟。彼は平成26年に旭日中綬章を叙勲されています。
・・・引用ここから
(1)The Calm(平静)
悲痛に胸を打つ姿や、悲嘆に取り乱す姿など、見あたらない。悲しみそのものが気高い。
(2)The Dignity(威厳)
水や食料を得るためにあるのは、秩序正しい行列のみ。乱暴な言葉や、無作法な動作など、ひとつとてない。
(3)The Ability(能力)
例えば、驚くべき建築家たち。ビルは揺れたが、崩れなかった。
(4)The Grace(品格)
人々は、皆が何かを買えるようにと、自分に必要な物だけを買った。
(5)The Order(秩序)
店舗では、略奪が起こらない。路上では、追い越し車も警笛を鳴らす車もない。思慮分別のみがある。
(6)The Sacrifice(犠牲)
50人の作業員が、原子炉に海水をかけるためにとどまった。彼らに報いることなどできようか?
(7)The Tenderness(優しさ)
レストランは、値を下げる。無警備のATM(現金自動受払機)は、そのまま。強者は弱者を介助する。
(8)The Training(訓練)
老人も子供も、全ての人が、何をすべきかを知っていた。そして、すべきことをした。
(9)The Media(報道)
崇高な節度を保つ速報。愚かな記者やキャスターなどいない。平静なルポのみがある。
(10)The Conscience(良心)
停電になった時、レジに並んでいた人々は、品物を棚に戻して静かに店を出た。
真のインスピレーションを感じる。日いずる国で起こっていることに。
・・・引用ここまで
リベラルと自称される皆さん、これが国家に飼いならされた「従順」な国民ですか?
吉本隆明「ほんとうの考え」014
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ことさら、安倍首相は阻害要因でしかなかったとリベラルを自称する方々は言う。安倍首相が臨時休校を要請した時、蓮舫は「あまりにも場当たり的、すぐに撤回すべき」と異を唱えた、休校は必要ないと。今、ニューヨークでは児童に川崎病に似た症例が発生した、そして九州では小学校でのクラスター感染。必要なかったのか?
バルチック艦隊との日本海海戦、この時の戦法はどうであったかについて様々な研究があるようですが、結果は一つの指示に全員がそれを目標に進んだ結果の勝利でしたよね。自称リベラル・野党の方々、日本海海戦をどうご覧になりますか。トップの指示があった、そしてその目標に進むという強い意志が勝利を招いた。リーダーシップ、否定しますか?
日俄的日本海戰戰爭過程勝利
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全編はこれ『
その時歴史が動いた 「日本海海戦 参謀 秋山真之 知られざる苦闘」 (2005年) 』
毎日新聞の世論調査、安倍内閣の支持率は前回の40%から27%に急落したって記事にしたけど、その調査会社「株式会社社会調査研究センター」の調査研究部長の平田崇浩氏、毎日新聞の世論調査室長兼論説委員の方、不思議だ。
5/10の読売新聞では横ばい42%、不支持率は48%。共同通信、29~31日に実施の世論調査、安倍内閣の支持率は39.4%、不支持率45.5%。産経新聞・FNN合同世論調査、30~31日調査、支持率36.4%、不支持率52.5%。一日中「安倍が、安倍が」とやっているのにね。
安倍首相、コロナ対応の為に1月26日以降は休みなしに働いている。「星野源さんのコラボ動画」にマスコミやワイドシューは「この時期に」と叩いていたけど、あんたらには休みがあったんでしょ?
安倍総理 重要局面続くも“コロナ疲れ”?【総理番日記】
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日本海海戦、勝利した連合艦隊(日本海軍)はロシア側乗艦の艦船から投げ出された将兵約6,000人を救助した。陸地に流れ着いた将兵、日本住民に救助され手厚くもてなされた。病床のバルチック艦隊の司令官ロジェストヴェンスキー、東郷平八郎の労いの言葉に「敗れた相手が閣下であったことが、私の最大の慰めです」と。
日露戦争、ポーランドはロシアの属国でしたよね。多くのポーランド人が兵員として駆り出された。捕虜となった。捕虜のポーランド人、ロシア人と一緒にしないでと懇願した。日本はその要求を鑑みポーランド人捕虜の為に松山収容所を作った。その松山でロシアの敗戦を知ったポーランド人達、皆で喝采をあげた。
【7月7日配信】月刊河添恵子 7月号戦後70年を考える―日本と戦争 第1回「松山収容所―日露戦争と日本人の人道主義」倉山満【チャンネルくらら】
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1918年に独立を果たしたポーランド。ロシア革命後のロシア内戦に巻き込まれたロシア在住であったポーランド人、義勇軍として戦争に駆り出された。そして多くの子供達が孤児として残されてしまっった。
大和心とポーランド魂
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第二次世界大戦、ポーランドはロシア側の貴重な情報を日本に伝えてくれた。その背景にはこんな事があったんでしょうね。
1937年第三回ショパンコンクール。前年までは15位までが入賞だった。しかし第三回の入賞は12位まで、15位の原智恵子さんは入賞を逃した。ワルシャワ市民は怒った、素晴らしい演奏に何故賞が与えられないのかと、暴動が起き警察まで出動した。その結果、原智恵子さんには特別聴衆賞が与えられワルシャワ市民は納得した。
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【新曲披露】さだまさし 緊急事態宣言の夜に作曲した新曲 〜68歳誕生日 生放送〜 字幕歌詞付き
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この動画に、このようなコメントがあった。
・・・引用ここから
『建設業の方も感染して亡くなってきているのに現場止まりません(´;ω;`)単身赴任中の旦那は緊急事態宣言が出てる地域で、できることならクビになってもいいから帰ってきてほしい(´;ω;`)ご飯が白米とふりかけになってもいいから帰ってきてほしい。さださんの言うただ本当に死なせたくない、その一言です(´;ω;`)』
・・・引用ここまで
緊急事態宣言が出る前の自粛要請が出た時からハンドルを握っていなかった。先々週、車検だったので約二か月ぶりにハンドルを握ってディーラーまで行った。ディーラーに車を渡す時、ハンドルやノブをアルコールで拭いてから車検をお願いした。