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2024年03月31日 イイね!

大昔に愛用したトランジスタラジオを入手! オーディオの話番外編②

大昔に愛用したトランジスタラジオを入手! オーディオの話番外編②50年以上前の学生時代に愛用していた、トランジスタ・ポケットラジオを見つけて入手しました!
私が電気工作やオーディオに興味を持ち始めた、中学から高校生時代には誠文堂新光社の「初歩のラジオ」を愛読していました。 ある時読んでいた「初歩のラジオ」のニュースに、「台湾製格安トランジスタラジオが、秋葉原でなんと500円で新発売!」の記事が出ていました。
当時ラジオの深夜放送が生き甲斐の、10代の青少年達にとってのトランジスタラジオは必需品でした。 しかし国産メーカー品は最低でも5,000円近くしたので、おいそれとは購入できない高級品でしたから、500円というのは驚愕の価格設定でした。 さっそく秋葉原に出かけ、とても小さなオレンジ色のトランジスタ・ポケットラジオを購入しました。
  購入したラジオはトランジスタ 6石(懐かしい言い方)のスーパーヘテロダイン式で、単3電池1本で受信できました。 小さなケースにメカがギュッと詰まったポケットタイプで、感度も良かったですが各部の取付けなどが甘くて、何度も修理した思い出があります。 結局修理不能になりもう1台購入した覚えがあります。 左写真は外見がほとんど同じの香港製類似品です。
今回たまたまリサイクルショップで、同じ色のケースに入った、改良型のポケットラジオを見つけました。 ジャンク品でしたがとても懐かしくて購入しました。
(分解すると右写真の、矢印部分の裏蓋をケースに止める、ツメが2ヶ所折れていました。)
  
購入したポケットラジオは、香港製の「AITRON」というブランドでした。 本体ケースやオレンジの色は、昔持っていたラジオと同じですが、チューニングとボリュームのダイアルとパネルがメタル調です。 また同じ6石のスーパーヘテロダイン式ですが、単3電池を2本使う3V電源方式に改良したモデルでした。 よくまぁこの狭い中に電池を2本れたなと思いながら、裏蓋を空けて電池を入れて、おもむろにボリュームスイッチを入れると、ちゃんと音が鳴ってラジオ放送を受信しました。 やや不安定ですが、50年以上経過したトランジスタラジオとしては立派です。
  このラジオの様に非常に古い乾電池を使う商品は、電池の液漏れで電池収納部周辺が、ダメージを受けている場合が多いですが、このラジオは電池を抜いて保管していたらしく、奇跡的に全く液漏れの跡がありませんでした。 
各部の状態をチェックするために、基板を取外して内部を見ていきます。 昔のラジオに比べ今回のラジオは単3電池2本になり、基板が電池1本分小さくなったため、コードも短く配線がギリギリです。
このため分解時に誤って断線したので(右写真の矢印)、外れそうなコード類も一緒にハンダ付けをし直し、またテフロンテープで絶縁部分も補強しました。 ケースなどの外装は50年以上経過している割に綺麗ですが、一応クリーニングして新品同様?にしました。
  
入手したAITRONラジオの唯一の問題点は、裏蓋をケースに止めるための、ケース側の2ヶ所ツメが折れていることです。 この原因は電池を2本にしたため、裏蓋の取付けがきつくなり過ぎたせいだと思います。 そのため反対側の折れていないツメを参考にして、型を作り「プラリペア」で新らしいツメを作り、無理無く取付けできるようにしました。(写真左と中央)
全体のリペアが完了してから、再度電源を入れて選局してみると、かなりクリアに各放送を受信出来るようになりました。 また、電池2本の3V仕様のため、1.5Vよりも高感度になっているようで、私の住んでいる柏でも全放送局を室内で受信できました。
今回久しぶりに大昔のラジオを弄りましたが、デジタル全盛の現代でも、やっぱりアナログのラジオは楽しいなぁと実感しました。
Posted at 2024/03/31 10:37:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2024年03月11日 イイね!

人生初の入院をして、ロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。

人生初の入院をして、ロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。
今年の1月末に人生初の入院をして、直腸のロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けました。
昨年の年末に掛かりつけ医院の、健康診断で行なった検便で、便潜血陽性の結果が出たため、ウチから一番近い柏厚生総合病院の消化器外科を紹介されました。
大腸にポリープがあるかもしれないということで、新年早々に大腸の内視鏡検査を受けました。 1週間後に検査結果を聞きに行くと、大腸ポリープの他になんと直腸に悪性腫瘍が見つかったため、すぐに直腸専門のドクターの診察を受けました。
ポリープ切除と悪性腫瘍の除去手術は、なるべく早く行なうことになりました。 触診や内視鏡の画像から、原発病変ほ直腸の上部からS状部にあるので、人工肛門は作らない、肛門温存手術が可能と分かりました。
まず1週間後に一泊入院して複数の大腸ポリープの切除と、悪性腫瘍へ手術用マーキング処置を行ないました。
そして「切開部が小さく術後の痛みや、出血も少ないので患者に優しく、また手術の精度も高い」と説明された。
最新のロボット支援 ダ・ヴィンチ手術を受けるため、1週間後の1月27日から約2週間の入院が、あれよあれよという間に決まっていきました。
土曜日の昼に入院して、夜に最後の食事をしたら、日曜日は絶食して恐怖の下剤、ニフレック配合内用剤を飲んで(これが結構きつい!)胃から腸までを空っぽにします。
手術は月曜日の朝9時から開始で、歩いて手術室へ向かいますが、ズラッと並んだ全ての手術室が準備でごった返していました。
私の手術を行なう第5手術室へ入り、手術台に横たわると麻酔医のおばちゃん先生が、全身麻酔は背中から行なうので、先ず局部麻酔をしてから全身麻酔の針を刺しますね。
という説明を聞いた後の記憶は無く、目が覚めてチンチンの先端と肛門に違和感を感じていると、ダ・ヴィンチ手術オペレーターのドクターから「手術は無事に終わりましたよ」と言われました。 また付き添いの看護師さんから「今は午後1時40分ですよ」と言われましたが、なんと4時間半以上も経過していました。 違和感のあったチンチンと肛門には、導尿カテーテルとドレーンが挿入されていました。 手術室で病棟ベッドに乗り移り、病室へ戻ってから体の状態を確かめてみると、手術は臍部の切開がメインで、その他腹部に3ヶ所の小切開部とドレーンを刺した穴がありましたが、安静状態ならばほとんど痛みはありません。
それより両手首の点滴には5種類の薬剤が繋がり、チンチンと肛門以外に腹部にもドレーンが刺さっており、背中にも麻酔用の点滴が2本繋がっているので、全部で7か所チューブに繋がった操り人形状態でありました。
術後は絶飲食なのでトイレに行く事も無く、ベッドで安静にしていますが、自力ではまだ動けないので電動ベッドで起き上がります。 ただ体から出たチューブ類が、ベッド左右の点滴スタンドや、大型採尿バッグに繋がっており、右側から乗り降りするベッドでは動き辛いため、すぐに左側から乗り降りできるベッドの病室に変えてくれました。
手術翌日から朝の診察後に、早くも理学・作業療法士さんのリハビリが始まりました。 入院時にダ・ヴィンチ手術は、翌日から歩けると聞きましたが、本当に翌日から病棟内の廊下をリハビリで歩きましたが、切開部は確かにあまり痛みを感じませんでした。
手術後3日目の朝の診察で、背中の麻酔点滴を外しました。 このため午後になり手術した部分が痛んできましたが、そのままリハビリをして病室へ戻ると、急に吐き気がしてトイレに駆け込み5、6回激しい嘔吐を繰り返しました。 どうしようとトイレで固まっていると、音を聞いた看護師さんが、すぐに駆け付けて介抱してくれました。(この時は、白衣の天使は本当にいるんだと思いましたね)
すぐに主治医のドクターが来て診察し、腸閉塞の疑いがあるかレントゲンを撮りましたが、特に問題はありませんでした。 恐らく麻酔の点滴を外した痛みなどが影響したのかもしれません。 ただ激しい嘔吐を繰り返したため、切開部のある腹筋が一晩中痛み、この時が入院中一番辛かったです。 痛み止めの点滴で翌日には軽減しましたが、開始予定の経口食事は延期になりました。
翌日には飲み物は解禁になったので、売店のコーヒーだけが楽しみになりました。 その後はリハビリの効果で体調の回復も良く、入院8日目に漸く食事が始まりました。
8日間絶食するとお腹って減らなくなりますが、写真のように殆ど水分の重湯を、ゆっくり食べて胃腸を慣らしていきます。 その後は三分粥、五分粥と段々濃いめのお粥になっていきましたが、おかずは味もあり特に柔らかくありませんでしたね。 また、身体のチューブ類も順番に外れ、10日振りのシャワーも浴びれました。 退院前日には最後の点滴も外れ、13日に及ぶ入院も終了し無事に退院できました。
さて入院・手術の費用についてですが、私のようにダ・ヴィンチ手術を受けて2週間ほど入院すると、健康保険の3割負担でも50万円近く掛かります。
しかし所得に合わせた、高額療養費限度額の制度を利用すれば、一定範囲の支払いで済みます。 これまでは全額払った後で、差額の還付申請をしていましたが、マイナ保険証で入院時に限度額情報を提供すれば、自動的に高額療養費が適用されるようになりました。 私も今回マイナ保険証でこの制度を利用したので、差額病室代も含めた全支払額が10万円ちょっとで済みました。

退院した翌週の最初の外来で、悪性腫瘍と一緒に切除したリンパ節などの、転移についての生検結果の説明を受けました。 リンパ節などの転移は0で、腫瘍も固有筋層に留まっていたので、ステージ2aと診断されました。
最初に検便検査した掛かりつけ医のドクターに報告に行くと、ステージ2aで済んで運が良かったと言われ、本当に痛くないのと何度も聞かれました。 退院時には殆ど痛くなかったので、ダ・ヴィンチ手術は説明された通りに、低侵襲なんだと実感しました。

当初は自分の病気を、ブログに掲載するつもりはありませんでした。 ただ入院前にネットでダ・ヴィンチ手術の体験談を検索しても、中々見つかりませんでした。 まぁそこで自分の様にダ・ヴィンチ手術を受けるのが、心配な人の参考になればと思い掲載することにしました。
Posted at 2024/03/11 22:05:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「オリジナル turbo デカールを作るのも3回目なのだ!
https://minkara.carview.co.jp/userid/775922/car/2624646/7449986/note.aspx
何シテル?   08/29 22:31
車や模型(GUN関係も含みます)いじりの好きなオヤジです。
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