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2020年09月08日 イイね!

色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦

色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦前回「スピーカーセレクター」を導入してから、色々と聴き比べをしております!
前回「Watz スピーカーセレクター組立キット SS-22」を組立改造して、入力側にアナログアンプの「PAIONEER SA-6700」と、JVC KENWOODのデジタルレシーバー「R-K731-B」を接続し、メインのトールボーイ・スピーカーKENWOOD「LS-V530-W」への出力を、簡単に切換えられるようにしました。
これに合わせて「R-K731-B」のAUX出力と、「PAIONEER SA-6700」のAUX入力も接続しました。 これによりCDやUSBの音源を聴きながら、デジタルアンプとアナログアンプの切換えが可能となりました。
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写真左側は「Watz スピーカーセレクター SS-22改」とデジタルレシーバー「R-K731-B」です。
写真中央はアナログアンプの「PAIONEER SA-6700」と「R-K731-B」です。 ちなみにSA-6700に乗っているアナログチューナーは、350円で買った中古のPIONEER製TX-6300です。
ボリュームの音量を合わせて同じ音源を聴き比べると、アナログアンプは音源を弄っていないせいか、とてもナチュラルな音質になりますが、やはりデジタルアンプの方がデジタル音源との相性が良いようです。 また、同じKENWOOD製のトールスピーカー「LS-V530-W」の性能を、よく引き出しており魅力のある音質を実現しています。
しかし、写真右側のズービン・メータ指揮「組曲 惑星」カップリング「スターウォーズ組曲」ような、1970年代に録音したクラシックをCD化したソフトでは、何故かアナログアンプの方が広がりがあり、迫力のある演奏を再生しています。 ちなみにこの1977年12月に録音された「スターウォーズ組曲」は史上最高の演奏と言われていますが、確かにジョン・ウィリアムスが指揮した、サウンドトラックより迫力があり、まるで映画の中に引き込まれるようです。
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デジタル音源をデジタルアンプとアナログアンプで聴き比べている内に、アナログ音源であるレコードを、デジタルアンプで聴いてみたくなりました。
現状では写真左側のように、「Technics SL-1600」ダイレクト・ドライブ・プレーヤーを、「PAIONEER SA-6700」のPHONO入力に接続しているだけなので、アナログアンプでしか再生できません。
また「R-K731-B」にはフォノイコライザーが内蔵されていないので、直接レコードプレーヤーを再生することはできません。 そこで写真中央のように、「PAIONEER SA-6700」のLINE出力と、「R-K731-B」のAUX入力を接続して(黄色矢印の配線)、デジタルアンプのAUX経由でレコードプレーヤーを再生できるようにしました。(青色矢印はデジタルからアナログへのCD、USB出力配線です)
写真右側はアナログアンプとデジタルアンプ、それにスピーカーセレクターの相互配線状況です。
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レコードプレーヤーをデジタルアンプでも再生できるようにしたので、折角だから針が折れて使えなくなっていた、「Technics SL-1600」純正の「EPC-270C」MM型カートリッジも、新しい針を購入して復活させて、「ortofon」カートリッジとの聴き比べてもしてみることにしました。
写真左側はヨドバシ・ドット・コムで見つけた、NAGAOKA製交換針「GC28-270SD」と「EPC-270C」付ヘッドシェル。
写真中央は折れた針と交換針の拡大ですが、元々付いていたのはオプションの楕円針(赤ライン)だったようで、購入した交換針「GC28-270SD」は純正と同じ丸針仕様です。(ちなみに楕円針の交換針は値段が倍近くもします)
写真右側は復活した「EPC-270C」&ヘッドシェルと、聴き比べをする「ortofon VMS10E MK II」&ヘッドシェルです。 「EPC-270C」は優れた防振構造で、ボリュームを上げてヘッドシェルを軽く叩いても、ほとんど振動音がスピーカーに漏れません。
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写真左側は1970年代に録音されたレコードと、発売元が近年同じ音源をデジタル化したCDの2種類です。 まずはレコードプレーヤーとCDデッキを使って、アナログとデジタルで聴き比べてみます。 左のジョニーピアソン氏は映画「ディア・ハンター」の主題曲「小さなピアノの詩」が有名です。
右はシャーリー・バッシーさんが1973年に「カーネギー・ホール」で行なった、ライブ・コンサートの録音盤です。 スタジオ録音のジョニーピアソンの場合は、フラットな音質のレコードよりも、デジタルアンプで再生するCDの方が、音質がクリアでダイナミックに感じました。 反対にシャーリー・バッシーのライブ録音は、ボーカルの音質に振ったCDよりも、レコードの方が「カーネギー・ホール」のダイナミックな臨場感を味わえます。
次に写真中央の「Technics EPC-270C」と、写真右側の「ortofon VMS10E MK II」を聴き比べてみます。 「EPC-270C」はTechnicsが世界戦略用に大量生産したMMカートリッジで、ジャンルを問わずそつなく再生する万能タイプです。 タイトル写真の「組曲 惑星」や「ROCKYⅡ」などダイナミックなフルオーケストラの演奏は、丸針ながら予想以上に中々見事な再生をします。 
「ortofon」はMCカートリッジを開発したメーカーですが、MCカートリッジの後に開発したのがこのVMSカートリッジです。 日本ではVMSはMMカートリッジの派生と言われますが、海外の文献ではMMおよびMCカートリッジの欠点を、克服するために開発されたと表記されています。 なお現在も性能やスペックの詳細が「ortofon」のホームページに公開されています。
私は若い頃から英国のシャーリー・バッシーのファンでしたが、LPが増えてくるにつれ、より自然な歌声を再生できるカートリッジを求めて、40年程前に秋葉原電波会館の2階にあった、小さな専門店へ行き親父さんに相談して、女性ボーカルに適した「ortofon」のカートリッジを選んで貰いました。
「 VMS10E MK II」は楕円針が標準ですが、「EPC-270C」ほどフルオーケストラのダイナミックな演奏には向きません。 しかしシャーリー・バッシーのような女性ボーカルを再生すると、一転本領を発揮しナチュラルでクリーンな歌声を再現します。
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最後はアナログアンプとデジタルアンプで、レコードプレーヤーを再生して聴き比べます。 両アンプのボリュームを同一に設定して、色々なジャンルのレコードを再生しながら、スピーカーセレクターでアナログと、デジタルアンプを切換えて色々聴き比べましたが、プレーヤーのカートリッジを交換した時ほどは、音の違いを感じませんでした。
ただアナログアンプの方が何となく自然な感じに聴こえるため、一応カートリッジを交換して鳴らしても同じです。 何が違うんだろうと思いながら、ふとスピーカーのサランネットを外したところ(写真右側)、デジタルアンプに比べると写真中央のようにアナログアンプの方が、ウーファーの振動幅がやや大きめです(Lowフィルター15HzをONにしても同様)。 デジタルアンプのボリュームを上げてみましたが、写真右側のようにそれほど振動幅は増えませんので、アナログ的な余分な信号など、色々な要素の影響が考えられます。
やはりアナログは入口のカートリッジの信号が、そのまま出口のスピーカーまで増幅されているのに対し、デジタルは信号を一度デジタル変換している違いではないかな思われます。 昔から聴き慣れている余分な振動も含んだ、アナログアンプの方が自然に感じるのかもしれませんね。
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話は変わりますが、バイオリニストの高嶋ちさ子さんは、私の好きなアーティストのひとりです(写真右)。 彼女が奏でるバイオリンの音色が好きで、特に「アヴェ・マリア(カッチーニ)」と「君をのせて (天空の城ラピュタ)」がお気入りです。
また澄んだソプラノが美しい、Sarah Àlainnさんも好きなアーティストで(写真中央と左)、偶然にも彼女の歌のお気に入りも「アヴェ・マリア」と「君をのせて」なのですね。
これもひとつの聴き比べですが、片やバイオリン演奏で片や女性歌手のため、同じ曲ながら、最高のバイオリンが奏でる透き通るような音色と、3オクターブを超える天使の歌声では全く違い、簡単に比べることはできませんが、いずれも最高の安らぎをもたらす素晴らしい作品で、いつもデジタルアンプで聴いています。
さて、今回も正統派オーディオとは懸け離れた、割といい加減なオーディオの話でありましたが、これからもプア・オーディオ・マニア(ピュアじゃないのだ)として頑張っていきたいのであります。

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
④久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
Posted at 2020/09/08 11:43:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2020年09月01日 イイね!

豊島園ついに閉園・・・

豊島園ついに閉園・・・数十年にわたり人気を博してきた、東京有数の大型遊園地「豊島園」がついに閉園となりました。
東京練馬区にある「豊島園」は、私が子供だった昭和40年代の高度経済成長期に、「後楽園遊園地」と双璧をなす東京有数の遊園地でした。 
当時はディズニーランドもユニバーサルスタジオも存在していないので、東京の子供にとっては「後楽園」か「豊島園」に行けるというのは、結構なイベントでありました。
当時、祖父母が京橋から、「豊島園」駅の二つ手前の「桜台」に移転したこともあり、従妹たちとよく遊びに行きました。
「後楽園」は都心にあったので、お洒落で垢抜けていましたが、「豊島園」は郊外(当時はね)の練馬にある遊園地だったので、多少野暮ったい印象でした。 それでも他の近郊にある各遊園地に比べると人気がありました。
「豊島園」は色々なイベントを開催する遊園地でしたが、何といっても凄いのが、昭和41年の10月1日から11月27日まで開催された、「平和のための防衛博」という、自衛隊とタイアップした兵器博覧会です。 当事の東京で後楽園と人気を二分していた、豊島園という遊園地で、2か月にわたる長期間の兵器博覧会を開催しちゃうなど、今では絶対にありえないイベントでしょうね。
主力戦闘機のF104Jに加え、零戦や飛燕までも展示した相当な規模だったようです。
さらにこの「平和のための防衛博」の凄いところは、12.7mm機関砲(M2重機関銃だよ)を、空砲とはいえ遊園地の中でぶっ発なしちゃうという、もう感動と怒号が飛び合う、物凄い企画まであったんですね。(ぜひ見てみたかったが、絶対近所からクレームが来たに違いない!)
掲載している写真は、当時ベースボールマガジン社から発行されていた、「GUNマガジン誌」1966年12月号のカメラ・ルポ「日本を守る火器」からの引用です。
こんなもの凄いイベントも開催していた「豊島園」ですが、子供時代になんども遊びに行った、思い出の遊園地がまたひとつ消えていくのは、やはり残念であります。
Posted at 2020/09/01 12:08:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「オリジナル turbo デカールを作るのも3回目なのだ!
https://minkara.carview.co.jp/userid/775922/car/2624646/7449986/note.aspx
何シテル?   08/29 22:31
車や模型(GUN関係も含みます)いじりの好きなオヤジです。
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