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2023年10月01日 イイね!

趣味の話 Ⅷ

趣味の話 Ⅷ世紀末にカスタムしたレーザー内蔵 GLOCK17 ガスガンを20年振りにレストアしました! 
始めてレーザー内蔵ガスガンを作ったのは、30年ほど前に発売された、MGCのグロック17を改造した物でした。
トリガーセフティが目新しくて、これにスイッチを内蔵したら、レーザー照射が出来るんじゃないか思い付きました。
そこで、まだ世の中に出てきたばかりの、レーザーポインターを入手して分解し、レーザーユニットをフレーム前部に無理やり押込み、トリガーセフティに連動したスイッチで、レーザー照射が出来るようにしました。
ただMGCのグロックはアウタシュート式ブローバックだったので、レーザードットを標的にしっかり照射してBB弾を発射しても、滅多に命中しないと言うシロモノでした。
やはり理想的なレーザーサイト内蔵ガンを作りたいなと思っていた矢先、1999年にKSCからプレシュート式の理想的な「グロック17」が発売されました。 発売直後に入手して、さっそく理想的に改造して作ったのが今回のグロック17です。 ただ製作してから20年以上経過したため、各部に色々不具合も出てきたので、全体的に改良とレストアを行ないました。
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●1999年当時に購入したレーザーポインターを分解して、取出したレーザーユニットです。 基盤は幅5㎜ですが照準レンズの鏡筒の直径が7㎜と、大きいため取外して交換します。(写真左)
●鏡筒から照準レンズを取出し、直径を4㎜に削り自作した直径5㎜の金属鏡筒に取付けます。
レーザービームの焦点を合わせて、鏡筒をレーザーユニットの発光部に取付けます。(写真中央)
●基盤内にある照射スイッチ部をパスして、電源直結で発光できるように、電源コードをハンダ付した後、シュリンクチューブで絶縁します。(写真右)
alt alt alt●フレーム先端にレーザー照射用の3㎜穴を空けます。(写真左)
●フレーム先端の内側にレーザーユニット取付用マウント部を作り、光軸調整用の3㎜イモネジを3ヶ所取付けます。 赤矢印のネジは左右調整用、黄矢印のネジは上下調整用です。(写真中央)
●フレーム先端のマウント部に、レーザーユニットを取付けた状態です。(写真右)
alt alt alt●トリガースイッチを構成する、トリガー、タクトスイッチ、トリガーセフティです。 タクトスイッチは3×3×6㍉の超小型サイズです。(写真左)
●トリガーセフティを押込んだ時だけ「ON」になるように、トリガーセフティを整形してから、トリガー本体上部の内側にタクトスイッチを取付けます。(写真中央)
●組立てたトリガーをアッセンブリーにセットし、ハンマーユニットと仮組した状態です。(写真右)
alt alt alt●フレーム先端にレーザーユニットを内蔵するスペースを作るため、インナーフレーム先端を切断します。(写真左)
●トリガーアッセンブリーとハンマーユニットを、インナーフレームに取付けます。(写真中央)
●組立てたインナーフレームをフレームに戻して各部の配線をします。 タクトスイッチのコードはトリガーバーの右前に通し、レーザーユニットの+側コード(赤矢印)の中間に配線します(白矢印は-コード)。 レーザーユニットへのコードは、フレームの左右に溝を掘って這わせます。(写真右)
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●レーザーユニット用の電池は、グロックのバックストラップ内側に、始めから空いているスペース(矢印)に、ホルダーを作って収納します。(写真左)
●電池ホルダーはSR‐44電池が、3個入る大きさにプラバンで作り、底部にはホルダー蓋が閉まるように加工します。(写真中央) 
●電池ホルダーをバックストラップ内側に挿入(矢印)します。(写真右)
alt alt altレーザーユニットから電池ホルダーへ繋がるコードは、マガジンハウジングの隅を這わせています。
●電池ホルダーをバックストラップに固定し、コードを引出して端子を配線する。 またバックストラップ底部をパテで成型します。(写真左)
●電池ホルダー底蓋の端子にコードを配線します。(写真中央)
●SR‐44電池3個をホルダーに入れ、ホルダー底蓋を閉めた状態です。(写真右)
alt alt alt●レーザーサイトを左に調整する場合は、フレーム左側のイモネジを締め込みます。(写真左)
レーザーサイトを右に調整する場合は、フレーム右側のイモネジを締め込みます。(写真中央)
●レーザーサイトを上に調整する場合は、下側のイモネジを半時計方向(赤矢印)へ緩めます。
下に調整する場合は、時計方向(青矢印)へ締めへ締め込みます。(写真右)
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●トリガーセフティを押込むと、レーザービームを照射します。(写真左)
●さらにトリガーを引くとBB弾を発射します。(写真中央)
●約5mの距離からレーザービームの照準だけで射撃しましたが、命中精度は良いかと思います。 実際の射撃の様子は下の動画をご覧ください。(写真右)
alt alt alt●完成後のグロックはノーマルの銃と同様に分解が可能です。 分解した状態でもレーザーサイトを、銃本体に内蔵しているようには見えませんね。(写真左)
●完成したレーザー内蔵GLOCK 17の左側面です。(写真中央)
●完成したレーザー内蔵GLOCK 17の右側面です。 木製グリップに弱い年代なもんで、グリップフレームを加工して、東急ハンズで見つけたローズウッド材で作った、オリジナルのグリップをスチール・パネルを介してフレームに填め込んでいます。(写真右)

さて今回のレーザー内蔵 GLOCK 17 カスタムは、外観からはレーザー内蔵には見えないように作ることができました。 昔作った最初のレーザー内蔵MGCグロックに比べれば、命中精度も予想以上になりました。 またトリガーセフティを解除すると、レーザービームが照射されるので、銃のサイトに頼らない感覚射撃トレーニングにも有効活用できます。
製作当時はタクトスイッチや、超小型レーザーユニットの入手が大変でしたが、今ではAmzonや秋月電子通商で、普通にタクトスイッチや非常に小型のレーザーユニットを入手することが可能です。
興味のある方は挑戦してみてください。

             ・実際のレーザー照射や射撃は下の動画をご覧ください。

           

◎その他の「趣味の話」は下記をご覧下さい。
①「趣味の話」 コンバット・マグナム M19をレストアしました!
②「趣味の話Ⅱ」 Cz75 2nd デュアル・マキシVer.2」のカスタム&チューニング
③「趣味の話Ⅲ」 カート式 COT SAA ガスガンをワンオフ・カスタムしました!
④「趣味の話Ⅳ」 昔のMGCビンテージ・ガスガン達を、ちょこっとカスタムしました!
⑤「趣味の話Ⅴ」 Ruger 10/22 ガスライフルをチューニング&ドレスアップしました!
⑥「趣味の話Ⅵ」 MGC製「GLOCK 18」をデタッチャブル・マシンカービンにカスタムしました!
⑦「趣味の話 番外編」 Mattel Tommy-Burst をレストアしました!
⑧「趣味の話 Ⅶ」 マルシン製COLT S.A.A.をStore Keeper modelにカスタムしました!
Posted at 2023/10/01 09:12:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホビー | 趣味

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何シテル?   08/29 22:31
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