関西１dayきっぷで未踏の電車に乗りまくる（その２）

さてさて、関西１dayきっぷでの１人旅の続きです。。。

多賀大社参拝の後、高宮駅まで戻ってくると、西武鉄道さんから譲渡された４両編成の通勤型電車が２本留置されていましたが、使われている形跡も無く、既に屋根の樋付近からは錆が流れ出ていました。。

駅構内には昔懐かしい渡線道がありました。。

米原行が入線してきましたが、ご覧の様な不思議な形をした電車でした。。

室内は予想だにしなかったまさかの転換クロスシート。。

近江鉄道さん名物の自転車と共に乗車する人。。

独特の形状をした運転台。。。

展望は良好です。。

ローカル線特有の草茫々の線路が素敵です。。

彦根駅の手前ではJR線と並走し、221系普通列車に余裕で追い抜かれてしまいました。。

彦根駅構内にはこんな旧型電機が佇んでいました。。

そして西武鉄道さんのリバイバルカラーの電車も。。。

近江鉄道さんは関西圏内でありながらも関東ナイズされた鉄道です。。

このまま米原駅まで乗車しましたが、面白い形の電車でしたので、JRさんに乗り換えず、このまま近江鉄道さんに乗り続けます。。

そして、八日市駅では３車種の並びも！

そこからは八日市線で近江八幡に向かいます。。

電車はご覧の様な西武さんの中間車の先頭車化改造車です。。

こちらの運転台もブレーキ弁ハンドルがレバー式となった特有のものでした。。

近江今津駅からはまたまたJR西日本さんの223系新快速電車です。。

乗車した車両は初期型車で窓側にもひじ掛けが付きます。。（中期車以降はひじ掛けが省略され、居住性が悪くなりました。）

また初期車は221系同様、下降式１枚窓なので視界を遮るものが無く、快適そのものです。。

テーブル代わりの窓枠に缶ビール。。

「乗り鉄」至極のひと時です。

そして石山駅からは京阪電鉄さんに乗り換えです。。

出札窓口で１dayチケットを提示し、ご覧の様な京阪さん全線と叡山電車さんの一部・そして比叡山ケーブル・ロープウエイ・坂元ケーブル・江若バスに乗車できるチケットを貰います。。

京津線で浜大津駅までは乗車したことは有りますが、石山坂本線は関西の鉄道ヲタクでありながらも生まれて初めて乗車します・・・。

一部道路との併用軌道も走りますので、コンパクトな造りの車両です。。。

京阪本線では展開されていませんが、滋賀県内の路線では「鉄むすめ」と呼ばれる萌えキャラが居たりなんかします。。

関西の大手私鉄で萌えキャラが居るのは京阪電鉄さんのみです。。

大津放水路を渡って初参拝となる石山寺に向かいます。

午前中は神社に参拝しましたので、午後はお寺です。。

可愛い不思議なキャラクターが居ましたが、どう見てもこれは神社の巫女さん？？

ここはお寺・・・・

不思議な組み合わせです。。

なんだか神社的な雰囲気のする参拝路です。。

石山寺って本当に石の山の上に建てられたお寺だったんですね～。

そして何といっても石山寺は紫式部が「源氏物語」を執筆したお寺であることがあまりにも有名ですよね～。

関西在住でありながら５３歳にして初めて訪問しました。。

石山寺参拝の後は、せっかく乗りに来たのだからこのまま西側の終点・坂元比叡山口駅まで行ってみることにしました。。

浜大津駅前からは大きな併用軌道の交差点を渡ります。。

この区間はもうスッカリ「路面電車」の様相です。。

もう日暮れまで時間が無かったので、ケーブルカー＆ロープウエイで延暦寺を参拝するのは諦めました。。

そして浜大津駅からは京津線の電車に乗車。。

こんな１列ー２列のロマンスシートが並ぶ特急型の様な車内ですが・・・

車窓は路面電車です。。

そして三条京阪駅で京阪電車に乗り換え、出町柳駅でさらに叡山電車さんに乗り換えます。。

今年運転を開始した新型の電車を期待したのですが、残念ながら既存の車両でした。。

こちらの電車に萌えキャラが多数。。。

もうスッカリ日が暮れてしまいましたので、何処にも立ち寄らずにそのまま帰路に就きます。。

復路は京阪さんのプレミアムカーに初乗車。。。

昔から京阪神間の私鉄特急は「無料金」で「ロマンスシート」に乗車できることが常識でしたが、昨年、初の「有料特急」が登場し京阪神間の常識を打ち破りました。。

乗車位置もこんな感じで、「プレミアム感」でいっぱいです。

そしていよいよ入線！

JRさんのグリーン車並みの設備です。。

ただ、在来車からの改造ですので一部窓枠と席が合わないところもあるのが難点だったりします。。

そして、プレミアムカーで「プレミアムモルツ」を飲みます。。

本日２本目のビールです！

あと、苦言を言えばシートバックにオットマン的な足置きが無い事と、

前席の下が片持ち式のスルー構造ではなく足元に暖房箱があるため、脚が伸ばせないのが難点でした。。

あと、トイレが無いことも酒飲みには痛いところです。。。

さて、今回の旅のフィニッシュも南海さんの特急「りんかん」号！

こちらは先程のプレミアムカーより１０円お高い５１０円なのですが、流石にシートは陳腐化を隠し切れず、一昔前の昭和の風情が漂います。。

プレミアムカー乗車の直後に乗ったので、一層陳腐な感じがしてしまいます。。

足元もモチロン足掛けは無く、脚を伸ばせません。。。

まぁ、人より動物の方が多い和歌山のド田舎の山奥に帰る電車としてはこれでも贅沢なのかも知れませんけどねぇ。。