ダンサーインParis

「観たい」と思っていた「ダンサーインParis」を観てきました。
私の場合、観たいと思ったら直ぐ観に行く。
取り敢えず「抑えておこう」だったり、「ハズレかも」と思っても
関心が有ったら、まずは劇場に足を運ぶことにしています。

でっ、本作なんですが、エトワールを目指してバレエ一筋に頑張ってきたエリーズ、舞台で着地に失敗し、足首を痛めてしまう。
ダメージは想像以上に深刻で、１～2年の休業を覚悟しなければならないかも。
踊れなくなったらどうすればよい？
そんな現実を突きつけられた時、友人のお手伝いとして
ブルターニュのレジデンスで料理のアシスタントを始める。
そこで出会ったコンテンポラリーダンスのカンパニーのメンバーとふれあい、
コンテンポラリーダンスを踊り始め、心と体が再生されていく。
そんな夢を失い、再び動き出すバレエダンサーエリーズ役に
本当にオペラ座でバレエを踊っているマリオン・バルボーが演技経験なしですが、
主演をしっかり勤め上げていきます。
このバルボーの体の動きが、しなやかで実に美しい。
バレエには疎い私ですが、彼女のバレエは見たいと思ってしまう。

もう一回観に行こう。
DVDが出たら買おう。
の衝動を受けた1本でした。