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身辺整理という訳ではありませんが、銀行口座を一つ処分しました。
海外で現地のATMからその地の通貨を引き出せる。
それが魅力で随分昔に作ったCityBankの口座。
確か1円でも高座が作れる邦銀と異なり、
開設に10万円位必要で、月間の残高平均が30万円を切ると
「口座管理料」の名目で1000円取られちゃう仕組みだったような。
言うまでもありませんが、30万円を塩漬けに出来るのならよいのですが、
出入りが激しかったり、ついうっかりが続いちゃう恐ろしい。
20万円あったと思っても、毎年12000円ずつ銀行に取られちゃうと
15年で1/10の2万円になっちゃうわけです。

昔は海外にも良く行きましたから、結構便利に使っていたのですが、
一昨年の研修で出たのを除けば10年どころではなくご無沙汰。
ここにきてコロナ問題もありますから、公私ともに予定も当面ありません。
しかもです、知らぬ間に口座管理料の徴収ハードルが30万円から50万円に上がっていた！
ならばさっさと口座を閉じてしまおうと言う事で、
手続きに銀行へ行ってきました。

ここで問題となったのが「印鑑」です。
口座開設の際に印鑑を登録したか、サインだったか？記憶にない。
そしてCityBankは通帳もありませんから、調べようもありません。
多分外資系金融機関だからサインだったに違いない。
と思ったら印鑑でした。
おかげで余計な手間を取らせての手続となり、
少々ご迷惑をかける事には成りましたが、
無事口座を閉じる事が出来ました。
一寸だけ身軽になりましたが、使わないクレジットカードも切らないとですよね。

大阪のスーパーでの事件報道を見て、
以前保険会社の事故担当者から説明された話を思い出しました。
その事案はパトカーに追われたＡが、逃走中に何台かの車と接触したもの。
センターラインを割っての接触や、停止車両への接触等々色々有ったのですが、
そのＡが加入していた保険会社の事故担当者が我々のところに来て
「保険金は一切お支払できません」と言ったのです。
こっちは100：0の被害者と思っていますから
「ふざけるな～」ってなるわけですが、
保険会社の説明によると、逃走状態が続いているようなケースでは、
Ａは「何としても逃げる」という状態であり、
接触を避ける意思はないに等しく、「未必の故意」に該当する。
自動車保険は故意にぶつけた物は当然払いませんから
「今回はお気の毒ですが、当社はお支払できません」と

全く納得は出来ないけれど、保険会社を相手に裁判をやって勝てるのか？
費用はどのくらいかかる？
Ａに直接請求した処で、支払い能力があるとは思えませんし、
Ａの罪状の類は知る事が出来ませんが、
長期にわたって国家に拘束されるのかもしれない。
結局自分の車両保険で車を直すのが賢明な判断となった訳です。

これって車の損害なら自動車保険が使えるけれど、
人のダメージの時はどうするの？
今回の大阪の事故は重たい話になりそうだなぁ～と
報道を見て嫌な出来事を思い出してしまいました。