
これも先週日曜日の話ですが、交通科学博物館の最後の見学を終えた後、枚方市のくずはモールへと行ってきました。
リニューアル後のグランドオープンをしたばかりのくずはモールですが、新たに”SANZEN HIROBA”なるスペースが設けられたのですが、そこは一体何なのかといいますと…
昨年まで特急車として現役だった旧3000系の先頭車、3505号車の展示を中心に、鉄道模型ジオラマや運転シミュレータが設置されたイベントスペースです。
この3505号、後継の特急車である8000系に仕様を合わせるための車体更新が行われていたのですが、今回の展示に合わせて登場時の姿に復元されています。
因みに、この旧3000系のデビューとくずはモールの前身となる商業施設のオープンがほぼ同じ時期(1972年頃)だそうで。
旧3000系と言えばテレビを搭載したテレビカーだったのですが、今回はそのロゴとテレビも再現されていました!

モニターは液晶テレビでNHKか何かの局を放送しているようでした。流石に当時と同じブラウン管は装備されていませんですね^^;
暗くて確認できなかったのですが、屋根上にはテレビ用の八木アンテナも再現されていたみたいです。ダメ元で撮影しておけばよかった…(汗)

方向幕は種別のみの表示。1989年の鴨東線開業まではこれが普通だったようですね。
前面の鳩マークも更新後は方向幕になっていたようですが、当初は電照式だったようです。もちろんこちらも更新されていました。

車内もテレビのみならず、シートや壁紙も登場時の柄に変えられています。
シートは昔の記事を再現したものを新しく作ったのか、はたまた更新前に外して保管していた物を引っ張りだしてクリーニングして使用しているのか…どちらなのでしょう??
私、気になります!←

1972年当時の路線図も!
中之島線は勿論、三条~出町柳間の鴨東線も掲載されていません!

運転台も更新後は8000系と同じワンハンドルタイプでしたが、更新前の横軸ツーハンドルの物が復元されています!今でこそ横軸ツーハンドルの運転台は多いですが、京阪はかなり早いうちから採用していたのですね。このレバー形状での横軸ツーハンドルは京阪独自で、他の事業者では見られないです…よね?^^;
運転台脇にモニターがあるのですが、運転方法が映し出されていました。いずれは、ここで運転シミュレーターとしても活用する予定のようです。
ほかにも8000系の運転シミュレーターがありましたが、後に2600系の運転シミュレーターも増設される要諦だとか。
それらが揃うと展示物などが全て揃う事になりますので、その頃にまた訪れてみたいものですね^^
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Posted at
2014/03/21 21:08:44