石油・商社、損失１兆円　原油安の影響大きく 在庫価値目減り　海運・空運は業績押し上げ

別に隠す訳でもないけど、言うまでもない無関係な話と断った上で

今日「ある」待合室の中のテーブルの上に新聞があったので
暇潰しにと手に取ったのが「日本経済新聞」でした。

その1面の記事が↓これだった。

＞企業業績が原油価格の急落に揺れている。原油在庫の価値の目減りなどで、石油元売りと総合商社で計１兆円の損失が発生する見通しだ。東燃ゼネラル石油は2014年12月期に800億円規模の営業赤字、昭和シェル石油は５年ぶりの営業赤字になったとみられる。

web版では、これ以降か会員登録が必要なのでココまでとして
新聞では、なぜ原油価格が下落すると元売に損失が出るか？の点も書かれており

その原因は…新聞を読んだ際の私の覚え書きで要点のみとさせて頂くが

要は日本の石油会社には、万が一の事を考えて
「ある程度の備蓄」を義務付けています。
(万が一＝石油の安定供給に関わるにして、
世界情勢は日本ではコントロールできず、自国で賄えず、輸入に頼ってるので…)

その備蓄分は「値段が高い頃に備蓄」しており
現状「値段が下がった」ので、高く買って備蓄した分を
安い値段で市場に出さざる得ない。…って事です。
(まぁココまではバカな私にも理解出来た。)

んで上の引用記事の様な損失が出たって言ってる訳。
言ってるだけなら、ともかく、業績悪化の言い訳を株主に説明したり
従業員の給料やら、卸値の下落率が原価より穏やかな理由にもしたり。
言ってるだけでは済まず、単純に「ざまぁ」とか言えない訳でもある。

何で「さまぁ」って言うか？って言うと、原油が高騰した時は
この逆の理屈でガンガン値上げしたわけ。

安い価格で輸入して、船に積んで持ってくる間に
中身の値段が上がるとか、備蓄してるだけで錬金術みたいに
値段は上がったし、こう言う時には石油元売は、こんな風に騒がず
値段が上がった分を、どんどん末端(つまりスタンドで燃料買う人)に転化した。
から、当時「大もうけ」したのに…ね。

原油が下がったから業績悪化しました…ってさ。

どこぞの給料貰ったら、数日で博打に消える人とか
小学生の小遣いじゃあるまいし…ね。

原油価格が下がった時の為…に、
原油価格が上がった時に儲けて、その儲け分を補填できる様にしとく
のなら値上げも分かるんですが…バカっすか？って感じ。

「あればあるだけ使ってしまう」のかよ？って。頭イタイわ。
あまりにムカついたので、その新聞を畳む時に
気合入れすぎて音が出ちまったじゃねぇか。笑