
重内神社と桜、知内町にて。

サラキ岬でチューリップを見たつづき、同じ国道228号沿いにある札苅村上芝桜園へ。

芝桜の場所から少し南に臨時駐車場がある。

このエリアだけではなく北海道のあちこちで民家の庭先のような場所に芝桜が見られた。

周囲と比べて芝桜のボリュームがひときわ目立つ。

札苅村上芝桜園は個人宅の私有地を解放していて、木古内町観光協会のHPでも紹介されている。

協力金を入れて中に入る。

北海道でこんなにたくさんの芝桜を間近で見たのは初めてだと思う。

線路の向こうに桜。

線路のすぐ近くまで行ける。
これでちょうど列車が来たら絵になるだろう。

チューリップも見頃。

昨年は木古内駅からサラキ岬まで移動していたが、この場所の存在を知らなかった。

芝桜に桜とチューリップ、春の北海道を現したような一枚。

外の歩道からでもこんな感じで一面の芝桜が見られる。

札苅はここの地名。
サラキ岬でチューリップを見た後、ここで芝桜を見るというのが定番になりそう。

木古内駅横の道の駅へ。

道の駅みそぎの郷きこない、そんなに大きな建物ではないがいつも混雑している印象。

新幹線の窓口を訪ねて、この後来る東京行きの新幹線に空きがあったため、
この木古内駅でうちの奥さんは一人、帰宅することになった。

あとで薬師山の芝桜を見ようと思ったが、道の駅に来るときにその山が一面緑色のような気がした。
現地の人かなと思ってこのマップ付近にいた人に聞いてみると、
昨年も今年も芝桜はシカに食べられてしまったとのことだった。

札苅村上芝桜園の感じだとこのエリアの芝桜はちょうど見頃だっただけに惜しかった。
シカに食べられてしまったとなると来年以降はどうなっているのか。

みそぎ浜。

ここからは一人で北海道を回ります。

今日はさらに南へと進んで白神岬と松前城を経由して上ノ国町や江差町へ行き、
その後はまたそこで考えようかと思っていた。

しかし、その進む先を見ると晴れているけど白く霞んでいる。
このまま進んで大丈夫かという思いになった。

こちらは反対方向で、遠くにうっすら函館山が見えている。
海沿いが怪しそうなら、洞爺湖や羊蹄山方面に行った方が良いかもと考えたが、
今からそこへ行くと当然時間もかかって、その間の時間がさすがにもったいないかな。

移動時間などけっこう悩んだが、当初の予定通り、このまま南へ行くことにした。

木古内町から知内町に入って国道228号を途中で右折。
前方に見えている重内神社へ行こうとしたが、手前で曲がってしまったところ。

重内さくらロードと呼ばれる桜並木を通ってきた。

正しくはこの道ではなく、左に見えている急な登り坂の道に行きたかった。
しかしながら、思いがけず桜との写真を撮ることができた。

桜の色が違うが、両方ともエゾヤマザクラだと思う。

いざ行こうとすると重機作業中につき立入禁止。

階段を上っている人の姿も見えて、自分も階段で行くことにした。

重内神社の「重内」は「おもない」と読み、木古内町内の地名。

ここから階段の上り。

階段は特に急角度ということはなく普通。

まもなく、ゴール地点が見えてくる。

振り返ると重内さくらロード。

桜並木の先に青い海と青い空、という理想的な光景とはならなかった。
みそぎ浜で海沿いが霞んでいたことは分かっていて、さらに午前中のため逆光になる。

展望台へ行くと。

立入禁止、ここまで来たのに。
一瞬、新しく建設中かと思ったがそうでもないし、木造のように老朽化のようにも見えない。

仕方がないので階段を上りきった場所から重内さくらロードを見る。

これならさっきの階段の上がっている途中の方が視界が良い。

これは何をやっている途中なのか、初めて来たので以前の様子などは分からない。

展望台付近から重内さくらロードを見たところ。

展望台に上がれたら、木の上から桜並木が見られたはずなので残念。

階段を下りて行く。

桜並木の道を少しだけ歩いてみることにした。

このあたりで引き返す。

国道228号から重内神社までずっと桜並木が続いていた。

重内神社と桜並木。

桜がちょうど見頃の良い時に来ることができた。

他の場所でも共通して言えることだが、この桜が咲いているかどうかで雰囲気が全然違う。

次回来た時は展望台から桜並木を見てみたい。

その時もタイミングよく晴れて今回のような桜並木が見られるだろうか。
ブログ一覧 |
北海道2024 | 旅行/地域
Posted at
2024/08/10 20:07:29