
先日落札した、ソニーのBCLラジオ。
1977年製造のICF-6700、30余年の時を超えて、我が家に到着しております。
かなり安価に落札したのですが、想像以上の程度の良さです。
経年なりのヤレはありますが、とりあえず機能的にもまずはOKのようです。
我が家は鉄筋のマンションで、しかも私の部屋は建物の中心部に位置する場所にあるので、電波の入り具合と言う点ではかなり不利な条件にあります。
新品時に比べると受信感度も低下しているはずなので、外部アンテナを繋がないと厳しいかな。
でも、見てください、このデザイン!
単なるラジオなのに、この重厚かつメカニカルな外観にしびれます。
オレンジ色にほのかに光るメーター類の照明は、あたかも、かつてのメルセデスのメーターパネルのようですよ。
まだ透過照明になる前の頃の、ムードと郷愁あふれるインパネを彷彿とさせます。
赤色のデジタル表示も、今見るとレトロな感じさえ漂わせています。
いやー、これ見てるだけで癒されますね。
画像は、とりあえず地元のFM局、アルファステーションを受信しているところなんですが、これがなかなかいい音で聴けるんですよ!
モノラルスピーカーだから、当然ステレオでもなく、普通に考えるとショボイと思うでしょうが・・・
いやいやこれが侮れないですよ。
スピーカーが大径なのと、筐体が大きい分スピーカーボックスのような役目を果たすのか、とても柔らかい感じに聞こえます。
ジャズ風の音楽なんか、ホントに雰囲気ありましたよ。これで聴くと。
別にステレオじゃなくても全然いいじゃん!って感じです。
うーん、昔は高価で買ってもらえなかった、こういう憧れの機種を手に入れられる喜び。格別のものがありますね。
ボロいラジオで、毎晩ラジオにむきあって、慎重にダイヤルを回しながらお目当ての放送局をキャッチしようとしていた中学生の自分がよみがえります。
あ、もちろん嫁は全く興味も理解も示さず・・・ひと言「昔からネクラだったんだね」・・・
ええ、そうですとも。でもいいんです。しばらくはコイツで楽しませてもらいます!
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BCL | 日記
Posted at
2009/07/18 23:50:15