
土曜日の夜は、ケーブルテレビのファミリー劇場で「デカ劇場」と銘打って西部警察や太陽にほえろのデジタルリマスター版を放映していることは、以前にもネタにしたことがあったと思いますが、残念ながら昨晩は残業を終えて帰るともう放映時間が終わるくらいなころで…
あーあ、残念だなぁ、とリモコンを弄っていたら、おおっ、このテーマ曲は「大都会PARTⅢ」ではないですか!
チャンネル銀河で0時から3作品放映かぁ。
いや、これは見るしかないでしょう!
しかし、こういった昔の刑事ドラマを見ると、例えばこの作品は大体35年くらい前になると思うんですが、日本もまだまだ貧しい部分があったというか、そんな感じのテーマの作品が多かったなぁ、と。
画像の作品は「自動車泥棒」というタイトルで、将来に夢も希望も見いだせなかった2人の貧しい若者が覆面パトカーを盗んで、最初は面白半分に乗り回しているだけだったのが、そのうち世の中の理不尽さへの怒りが爆発して、ついには拳銃を奪って銀行強盗にまで手を染めてしまうというお話し。
これがですね、暗いんですよ、全体的な雰囲気というか、カーチェイスをやっていても全く爽快感がないんです。
哀しいんだよなぁ、いろいろ。
人情物とも違うんですが、リアルタイムで見ていたとしたらすごく視聴者の共感を得たであろうことは想像できる内容ですかね。
その後の2本ももちろん見ましたけど、単なる勧善懲悪で終わらず、社会の歪みに対して問題提起しているよね、なんてのは考え過ぎですかね。
そうそう、このシリーズといえば当然石原裕次郎さんや渡哲也さんは外せないわけですが、やはり昔の大人の男は渋いぜ!と思わずにはいられませんな。
大都会PARTⅢは昭和53年から54年にかけての作品らしいですが、そうするとレイバンがイカしている黒岩デカ長こと渡哲也さんは当時37歳くらいだったわけなんですが、その年齢であの見た目、雰囲気はすげーなー。
本当に自分がおこちゃまに感じられるくらいでして、私も45歳という年齢なりの落ち着きを身に付けないといけませんな。
とりあえずは角刈りとレイバンとスリーピース、あとはタバコは絶対に吸わなきゃいけなさそうですね。
あとは鉄拳制裁か。
うーん、なかなかハードル高いなぁ。
あ、6/3からは「大都会PARTⅡ」が始まるらしいですよ、チャンネル銀河で。
こちらはあの松田優作さんが出演されているということですから、これにももちろん興味津々であります。
ブログ一覧 |
日常生活 | 日記
Posted at
2013/05/19 11:31:52