
まあ、関東圏の方は「鉄道博物館」、中京圏の方は「リニア・鉄道館」、近畿圏の方は「京都鉄道博物館」、九州の方はえーと、門司港にありましたよね、確か。
ということで、しっかり整備・復元された車両を見たいのであればそれらの施設へどうぞ、かな。
あとは車内を見てみたいとか、車両だけにとどまらず広く鉄道文化を勉強したいとかね。
一昨日訪れた「
碓氷峠鉄道文化むら」がそういう目的に相応しくないと申しているわけでは決してありませんが、やっぱりいろいろ限界があるよなぁ。
碓氷峠鉄道文化むらは、安中市の施設で財団法人が運営しているんですよね。
予算的にも厳しい部分がある中で頑張っていると思うのですが、どうしても展示車両の傷みは激しいですし、ほとんどの車両は中に入れませんし、あ、昔は入れたような形跡もありましたが。
正直申し上げると保存状況は悪く、恐らくそう遠くない将来にはもう展示には適さない状況になっていくんじゃないかしら。
サポーター制度のようなものもあるみたいですが、それだけでは限界がありそうですよね。
HOゲージのジオラマはとても良かったな、作りこみもしっかりしていて。
ただ、走っている車両やスピーカーから流れる説明は恐らく1999年の開館当時から更新されていない感じで、ちょっと現実に即していなかったのが残念ですかね。
来場者もそれほど多くはなさそうですし、これは所在地的なものもあるのでしょうけど。
それでは何枚かバラバラと画像を貼ってみます。
見学の所要時間は2時間はかからない感じかなぁ。
もちろんアプトくんという園内を走る列車や、旧信越線の線路を利用したトロッコ列車に乗車したりすれば別ですが。
トロッコ列車で峠の湯だったかな、という日帰り温泉施設に行けるようだったのでそれはちょっと魅力的で迷ったんですけどね。
あとは画像の中にもありますが、EF63の体験運転は他にはない大きな売りのひとつでしょう。
ちゃんと1日かけて講習を受けた方のみが運転出来るとということですが、かなり旺盛な需要があるみたいでEF63が単行で行ったり来たりしておりました。
アプトの道という名前の遊歩道も整備されていて、旧橋梁までも歩けるようでしたから脚力自慢の方はどうぞ、というところですかね。
私はおぎのやと、だるま弁当を組み合わせて青春18きっぷでの行程でしたからトータルでは満足度が高かったですよ。
歴史を感じることも出来ましたしね。
雰囲気も悪くなかったです、暑くはありましたが高原っぽい風も感じられましたし。
あ、そういえばもうとんぼが飛んでいましたねぇ、それもかなりの集団で。
立秋も過ぎましたし、こんな気温ではありますが着実に秋に近づいているのかしら。
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2023/08/12 05:52:51