
COTYの有力候補でもあるロードスター。FIATからも124スパイダーが発表され新たな動きがあります。現在、関東マツダで行われている「
1day乗りホーダイ!!」キャンペーンに応募して無料(但しガソリンは満タン返し)でロードスターを1日貸し出してもらいました。独断と偏見の試乗記を正直ベースで記述させていただこうかと思います。あくまで個人的な感想なのでご了承くださいませ。
ディーラーに行くとセールスのお兄さんが簡単なレクチャーをしてくれて、その後すぐに路上へ。洗車したばっかりだったからなのか、ある物が取り付けられていないことが後で判明することに。
グレードは多分Sのレザーシートモデルで、ミッションは6AT。地域がらMTにそれ程こだわる人が多くないのか、それともATの方が売れ残ってるのか、個人的にはあまりこだわりがありません。
カラーは多分セラミックメタリックでちょっとグレーがかったホワイト。写真だとほとんどホワイトに見える。走行距離は約10,000km。
シートに着席して感じたのは狭いなーということ。このタイトさがいいと言う人もいますが。。。折角の天気だったのでオープンでずっと走りましたが、フロントガラス上方から結構光が入ってきて眩しかった。走り出す時に感じたのは、低速でのハンドルの軽さ。個人的にはもう少し重めの方がいいのだが。またブレーキのストロークがちょっと大きい感じ。もう少し手前で効いてもらった方がいい。
さて、まずは横浜へ第3京浜を経由して向かう。高速での安定性は抜群、車体の軽快さが感じ取れる。オープンにしているのにもかかわらず、エンジン音はほとんど聞こえない。エンジン回転の上がり方が軽いのはいいのだが、スポーツカーに乗っている感じではなかった。
この近くで道路にスピードバンプがり、そこを通ったらサスがなかなか収まらず不快な揺れがあった。一日を通してこの時だけだったので、何かが共振したのだろーか。
この先の下り坂で低速ヘアピンのような道があるのだが、ボンネットの長さからくる取り回しよりもかなり小回りしている感じがして興味深かった。
街中でパドルシフトを試してみたが、使い方が悪いのかちょっとギクシャクする感じ。シフト自体もハンドルの後ろに小さく真横に伸びているだけなので使い勝手はあまりよくない。古くても20年前のF1シフトの方がまだまだ使える。
都内に戻り近くの公園へ。ここで気が付く。シートとドアの間にアンテナがあることを。ディーラーのお兄さんが付け忘れたのだ。どうりでFMの入りが悪かった。
ペダルのオフセットもなく真正面を向いているとメーカーは自慢しているが、未だかつて極端にオフセットされたクルマを所有したことがないので普通でした。
首都高を1周して外苑へ。そろそろ返却の時間です。
ここでトリビア、マツダ車のドアハンドルは全車共通のデザインで同じ大きさだそうです。デミオもアテンザも同じ大きさ???違うのは裏側のくぼみの大きさが違うだけなそうだ。
今回の走行距離は約150km、ガソリンは10ℓを消費したので燃費はリッター15km。信号で止まる度にエンジンストップするのでこれだけいいんでしょう。普通に走っている分にはエンジン回転数を上げることもないので。
こういう機会がないとなかなかマツダ車には乗らないので、とても有意義な経験でした。オープンで走るという経験もなかなか持てませんが、街路樹の伐採した時の匂いとか、渋滞時の排気ガスの匂いとか分かるものなんですね。
個人的には購入対象にはならないと思いますが、もし購入を考える立場だとしたら競合はボクスターになるんでしょうね。987で10年落ち程度だとロードスターの新車価格とだいたいマッチします。986は知人が所有していたので乗せてもらったことがありますが、987の試乗はありません。でも、やはりボクスターを選択するんじゃないかと。
さて、ご参考までに(ご存知の方もいると思いますが)、日経ビジネスで「
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」というコラムがあります(登録が必要ですが、このコラムしか読んでいない人達が大勢いると思います)。現在連載中のコラムはロードスター。開発責任者の方に突っ込んだインタビューもしています。トリビアはその記事から拝借しました。
Posted at 2015/11/29 00:10:39 | |
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