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2017年06月18日 イイね!

燃料系統のリフレッシュについて考えてみる

燃料系統のリフレッシュについて考えてみるふと振り返ってみると、私が32R乗り始めて早や5年半。当初133,000kmだった走行距離も、今や173,000kmです。

その間、クルマでも、クルマ以外でも色々なことがあり、今では月に1,2回乗れればいい方、という頻度にはなっていますが、今後も末永く乗っていきたい気持ちに変わりはありません。

先日、REIMAXフロントパイプに交換後、短時間ではありましたが燃調を確認したところ、ブースト1.0k、6,000rpm以降で空燃比が薄くなっていくことが判明しました><




このグラフが意味するもの、それは「燃料不足」です><

この時の燃料MAPは、こんな感じです。



今回、REIMAXのフロントパイプに交換し、例え排気効率が凄く改善されたと仮定しても、エアフロ電圧やブーストログ、パワーグラフと合わせて見てみれば、この原因は高回転、高負荷域の燃料不足であることが判ってきます。

念のため、この領域を濃い方向に燃料MAPを書き換えてみて、本当に燃料が足りていないか、検証してみました。先の燃料MAPに比べ、赤丸の箇所を増量しています。



そして、結果がこちら。



5,500-6,000rpm付近の空燃比が若干濃い方向にふれましたが、やはり6,000rpm以降は薄くなっていきます^^;MAPでは燃料を増量したはずなのに><

ロガーによりブースト=1.0k、ポンプ電圧=13.0Vで常に一定で安定していることを確認しているので、この領域で燃圧が下がっている可能性が高いと考えています。

燃料ポンプ交換はBNR32購入時のメンテナンス履歴にもありませんでしたし、私がオーナーとなってからも交換していません。173,000kmも走行し、ブーストアップしていることを考えれば、例え問題が無い場合でも予防交換してもいい頃かと思います。燃料フィルターは109,000km頃に交換済みのようですが、こちらも一緒に交換したほうがいいでしょう。

それともう一点、気になっていることとして、インジェクターの後ダレの可能性。



インジェクターが後ダレすると、一般に温間時のエンジン始動性が悪くなります。

具体的には、セルを廻す時間が長くなり、アクセル煽り気味でエンジンがかかりやすい。そして、エンジンがかかった直後に、マフラーから黒煙が出る。

REIMAXフロントパイプに交換した際の動画でも、エンジン始動直後に黒煙が出ています(このときはそれ程始動性は悪くないですが)。ちなみに、アイドリング~低負荷領域の燃料マップはノーマルから弄ってません。



エンジンの始動性が悪い場合の原因についてイロイロ調べてみると、

①燃圧保持不良
②インジェクター後ダレ(シリンダー内へのガソリン漏れ)
③水温センサー不良

などあるようですが、①の原因であることが多い、フューエルプレッシャーレギュレーターを新品交換するも変化なし、③はECUのODBデータを見ても問題がないことから、やはり②の可能性が高いかな、と考えてます。それに①③は冷間時始動性も悪くなります。


となるとインジェクター交換をしないと温間時始動性が改善しないことになるので、そこまで手を入れるとなれば、もう燃料系のフルリフレッシュになってしまいそうです。

今後もブーストアップ仕様を元に戻すつもりもないことから、交換の候補としては

・NISMO ハイフローボリューム フューエルポンプ
・SARD 12ホール 550cc インジェクター

あたりがいいかなぁ、とも思いますが、そうなると過去に新品に交換したフューエルプレッシャーレギュレーターも調整式に変えないと燃圧が高くなってしまいますし、燃圧計も必要になる・・・。

年式、走行距離から考えてもそろそろ交換を考えてもいいとは思うものの、いざ金額が明らかになると、躊躇してしまいます^^;

暫くはサーキット走行などの予定はないですし、そうそう長時間全開にすることもないので、大人しくしていれば問題ないとも思いますが、どうしたものか・・・。

少し遠回りになるかもしれませんが、最初に燃圧計を導入して、本当に高回転域で燃圧が落ちるのか、インジェクター後ダレを裏付ける燃圧低下が起こるのか、を確認してからの方がいいのかなぁ、と思ってみたり。交換時期とは言え、燃料ポンプ、インジェクターはやっぱり高額ですので^^;

購入しているものの、今だ導入できていない排気温度計と合わせて、メーター関係を先に揃えるべきかどうか、悶々と考えている、今日この頃です・・・。



それと、今ルマン24時間レース観戦中。今年こそ、トヨタ優勝してほしい!トヨタ、ガンバレ!!
Posted at 2017/06/18 16:44:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑談 | クルマ
2017年06月03日 イイね!

REIMAXフロントパイプ交換と燃調リセッティング。

REIMAXフロントパイプ交換と燃調リセッティング。凹ませたフジツボの等長フロントパイプに代わり、REIMAXの細い方(60.5φ×2 - 70φ)の等長フロントパイプに交換しました。自前では燃調セッティング用のA/Fセンサー用のホルダ溶接ができないことから、今回もショップ(QuaterMileさん)にお願いしました。



期待していた最低地上高は、交換前の凹ませたフジツボより3mm高い程度でした。2~3mm位は凹ませていたので、凹みなしのモノからだと5mm程度の差のようです。たかが5mm、されど5mm。



できれば10mm位上がるといいなぁ、と考えてましたが、等長レイアウトだと、最低地上高はやっぱりどれもキビシイみたいですね><

交換後の感想ですが、ショップからの帰りの街乗りでは、正直なところ交換前のフジツボ等長フロントパイプとの違いがわかりません。フジツボもREIMAXも、どちらも澄んだ綺麗な直6サウンドを奏でるようです^^



その後、燃調リセッティングしてみたところ、6,500rpm以上で空燃比が薄くなってました@@;

プラグをチェックしてみても、やっぱり薄くてヤバそうです^^;



考えられる要因としては、

① フジツボよりREIMAXの方が、高回転域の抜けが良く、より燃料を要求するようになり、燃料ポンプやインジェクターなどの容量が限界に達して、必要な燃料が供給できなくなった

② 燃料ポンプやインジェクターなどの燃料系が経年劣化し、、必要な燃料が供給できなくなった

などを考えてみたのですが、①も無くはないかもしれませんが、②が怪しいかな、と。

現在の走行距離が173,000km、ポンプ交換はおそらく一度もされてないと思いますので、これを機会に交換してしまうのも良さそうです。それか、ブースト下げてしまうか・・・^^;

ただ、セッティングしていくうちに、フロントパイプが徐々に焼けてきたせいか、気がつけば少し音色が変わったような、そうでないような^^;

とりあえず動画を撮ってみましたので、ご参考にどうぞ^^

Posted at 2017/06/04 21:24:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車いじり | クルマ

プロフィール

「ホース類を全て新品交換したWGNC34ステージア燃料タンク。BNR32への取り付けは、フューエルチェックバルブへのブリーザーホースを若干切り詰めただけで、その他は全てボルトオンでした。もちろん、タンクバンドにはワッシャー挟んでテンション下げして、タンク割れ対策済み。暑かった☀️」
何シテル?   08/03 10:54
【所有車歴】 S13→HCR32→S15→JZS171→BMW F10→ 走りのBNR32、上質さとゆとりを愉しむW212、更なる非日常を求めたCBR600...
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