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AVIONのブログ一覧

2011年07月17日 イイね!

次は

次はMKXの試乗が出来たと思ったら、今度は新型エクスプローラーを見る機会がありました!
キャラバンイベントで発売前に実車に触れることができました。

記念すべき新型です。
長いブログになります。
因みに試乗はできず、内覧のみです。

レビューは他でも既に比較的多く掲載されているので
ここでは4G視点での比較をメインに書いてみました。


- 最初の印象 -

最初に外観を見た時、サイズから想像するより大きくないと感じました。
よく見ると大きいのですが、全高が低くなり丸みを帯びたデザインの影響が大きいようで
4Gの縦から横へ長く変わったイメージです。

リアは2Gとも3Gともエクスペディションとも見分けがつかないようなデザインから
個性のあるデザインになり、標準でリアスポイラーが装備されておりスポーティな印象。

フロントはライトとグリルがかなり大振りで
あっさりしているようで見れば見るほど個性的に感じます。


- イメージを大きく変えた内装 -

内装の第一印象は「スタジオみたい」でした。
スポトラはブラックの内装と言っても、
実際はピラーから上部のルーフに向けて、グレーだったりしますが
新型はオールブラックなので非日常的なイメージがあります。

質感は大幅に向上していますが、ドイツ車の剛性感とは異なると感じます。
その辺は、エクスプローラーより安い素材を使用していても
ヨーロッパ生まれのクーガなどの方がより感じられるのではないでしょうか。

前席はフロントガラスがかなり寝かせたデザインで、ダッシュボードの奥行きが広くなり
運転席から見たその広々した空間が、パーソナルスペースが広がったような満足感があります。
ムラーノの運転席に座ったことがある方は
そのダッシュボードの奥行き感を想像してもらうと近いイメージが得られると思います。

2列目、3列目はスタジアムシート状になっており、見通しが4Gに比べてとても良かったです。
多くの車は後部座席に向けて前列から少しずつ狭くなり、
同時に閉鎖感も強くなる傾向があると思いますが
自分は後部座席に積極的に乗ってみたいと感じました。

最近流行のデュアルパネルサンルーフも良い感じでした。
これがあるだけでかなり開放感が違います。

アイポイントや座席の高さ、車との位置関係ですが
4Gと比べた場合でざっくり言うと
フロアが低く、座席も低い。車体全高はさほど低くなってないので、相対的に天井が高く感じる。
サイドガラスが、肘を置くには高い位置。
なので全体的には囲まれ感が強い。
と言った感じでしょうか。

各列の広さについては膝前スペース含め先代とほぼ変わらない印象でした。
2列目はフロアトンネルの膨らみができましたが、さほど気になりません。
3列目のシートは厚くよりしっかりした作りになってました。
ただ、横に振り向くと太いCピラーが横に来て窓は先代よりかなり小さめ。
それでも狭さは感じないのは前方の見晴らしの良さにあります。

乗降性は営業さんはフロアが低くなったので良くなったと説明していましたが
現実はサイドステップがないので、かなり膝を上げなければいけません。
足を悪くした年配の人に、乗り降りは厳しいでしょう。
ただ、サイドシルがほとんどドアに覆われているのは裾が汚れないのはポイント高いです。

マイ・フォード・タッチの印象は前回のブログのMKXとほぼ同じ印象でした。
反応は機敏とは言い難いですが、この先進性は間違いなく無駄に自慢したくなるでしょう(^^
「Blootooth」とか「iPad」といった言葉が並ぶメニューを見ると
車自体が新しいガジェットみたいですが、同時に大人のオモチャ感もあります。

と言うのもインターフェイスが一元化された分、
階層化された機能へのアクセスには逆に手間が増えました。
タッチパネルはスマートとは言えハザードスイッチまでタッチ式です。
(因みに位置はようやくインパネセンターの使いやすい位置に変わりました)
1ボタン1機能としてハードウェアでボタンがあるのは、
ある意味贅沢なのかもしれません。

因みにこれらは本国純正仕様のままなので、インターフェースは英語です。
また、ナビも本国しか利用できないので基本は外付けナビになります。

フォードジャパンでは純正ナビを提供するにあたり
オンダッシュ以外にも、スマートな形でナビを搭載できないか開発中との事。


- 時代に合わせた動力性能 -

今回残念ながら試乗はできなかったので、体感することはできませんでした。
ただ、数値上でもV6 3.5LでV8エンジン並みと聞けば良いに決まってます。

実際MKXの時も、4G V6(4L)と比べてまるで違うフィーリングでした。
トルクより高回転域で引っ張って走る感じで、より乗用車的と言うか普通っぽくなった印象です。
4GはV6でも他のメーカーのV6に比べて、よい意味でガサツな感じが魅力的でした。

MKXに限って言えば、個人的にはエンジンから感じるアメ車っぽさは“0”でした。
逆に一般的な高級車として見れば評価が高いのでは無いかと思います。
「V8並みの静粛性」も確かにアピールするだけの静かさがありました。

速さもV6は速かったのですが、魅力の面でV8を覆すかと言えばでそこは疑問点です。
トルクで走るV8の運転のしやすさと、何と言ってもあの「音」はV6では得られません。
あと、あまり注目されていませんがトルクは4Gよち落ちており、トーイング能力も低くなっています。


- どんな人に向いているか -

実用性でエクスプローラー選んだ人。実はハリアーやRXとか好きだったりする人は
新型はかなりお勧めです。
ただ、サイズがかなり大型化しているのは要注意だと思います。
スポーツトラックでもそうですが、駐車スペースの問題で諦めている人が多いようです。

アメ車はV8。アメ車と言えば「マスタング」や「フォードGT」のイメージ。
それらが大好きな人は「iPod化した分、アメ車度は落ちてます」と
思うべきではないかと(笑)

4Gがジュークボックスやアメリカンなサインボードが置いてあるお店で売っているとしたら
新型はApple Storeに変わった感じです。


エクスプローラーを抜きにして一般的なSUVの視点で見ても悪くないと思います。
日本では新型のグランドチェロキーが498万円という
エクスプローラーのLimitedと似た戦略価格で発売されましたが
今回の新型の性能なら安心でしょう。

それどころか4WDの性能などはJeepに比べても、
ランドローバー譲りとも言えるより強力な機能を搭載してきました。

SUVで実用的な3列ならこの車しかないでしょう。
国産にライバルはなし。同じアメリカならフルサイズか実は三井で売られているトラバース。
他の外国車ならディスカバリー4とGLクラスが広い3列を持っていますが
価格帯が大きく異なります。


- 個人的に・・・ -

普通の視点で見れば新型が何もかもが良くなっているのは間違いないでしょう。
旧型を選ぶ理由がありません。

細かく見ても電動リフトゲートが好きな位置で記憶し止められるとか、
ドア内側の溶接処理が良くなってるとか、キャップレスのガソリンタンクとか…。

そのくらい新型は商品力が高いです。

それでも、敢えて4Gを選ぶなら「V8」「アップライトな視点」「デザイン」「ラダーフレーム」と言った
キーワードに特別な価値を置いてる人ぐらいでしょうか。
もっと言うと、それぐらいしかなくなってしまいました。

(さらに細かい点で4Gユーザー向けにネガティブな面を敢えて言うと
前述のサイドステップの件とリアガラスハッチオープンの廃止。
ボンネットオープンがダンパーではなくなったこと…ぐらいですが
これもそれぞれ、フロア高が下がった。トランク容量増大で設けても底まで手が届かなくなった。
軽量化のため。と明確な理由があるようです。)


さて、自分が気になってしまったのはV8の存在です。
乗った人なら分かると思いますが、V8にはそれにしか味わえない世界ってありますよね。

エクスプローラーは時代に合わせてキーワードを挙げて変化していくような車で
新型はある意味別物感さえあります。
今回加わったキーワードの一つは間違いなく「eco」でしょう。
「三列」というキーワードが、しっかり引き継がれているのは良かったと思います。
逆に3Gからのキーワードとも言える「V8」が、今回で消えたのは残念です。

世の中はエコ思考ですが、V8は淘汰されていくのでしょうか。
F150 が3.5Lを積む時代ですからね。寂しいものです。


内覧会の帰りに、点検で入庫している洗車直後の綺麗なブルーのマスタングが
エンジンスタートしピットへ入って行く様子が目に入りました。

「ドロドロロォォォォローン・・・」

「やっぱりこの音はなぁ…」と思ったのでした。


あー、反動でフローマスターのマフラーに変えてしまいそうだ(笑)
Posted at 2011/07/17 20:33:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | FORD EXPLORER | 日記
2011年07月11日 イイね!

リンカーンMKXに試乗

ご無沙汰しております。

早いもので先日3年目の車検を迎えました。
その際、MKXに試乗することができましたのでその感想をお伝えします。

試乗しようと思った理由は、秋にデリバリーが開始される新型エクスプローラーに注目していたから。
設計が似ている部分があるMKXは想像するに良い車です。

車の解説部分についてはみんカラでも既にレビューがあるので個人的な感想を。


外観は先代よりも丸みを帯びたので大人しく見えるようですが
デザインがより有機的になっているので
トータルの迫力は先代と同じ程度に感じました。
大きさ感も同様です。

リアは先代ほど特徴的ではなくなりましたが
横に長いテールランプは他に無いデザインでかなり独自性があります。

全体的には「一見さらりとした印象の中にチョイワルの灰汁を確実に残す」(笑)


内装のトピックは「マイ・フォード・タッチ」のリンカーン版とも言える「マイ・リンカーン・タッチ」。
メーター部分の液晶表示についての操作はハンドルにあるボタンで。
センターパネルのほとんどはタッチパネル式でまるでスマートフォンのようです。
先進性をアピールするなら他の外国車と比べてもトップクラスの満足度でしょう。

一方で、その操作性には?で、タッチに対する反応はiPhoneのぬるぬる感よりAndroidとも言うべきか。
液晶一枚で一元化した分、階層化された機能はアクセスする手間が増えます。
逆にハードウェアのボタンの存在って実は贅沢?とも。

インテリアの雰囲気はステッチ入りのダッシュボードだったり
内装色も低めのトーンでまとめられており
普通の高級で終わっていないのがオシャレです。
ただ、以前ほどデザインの個性はなくどこかで見たような造型に

視点は普通車と4Gエクスプローラーの中間のような高さ。
丸みを帯びたボディは慣れていないせいもあるかもしれませんが
感覚を掴むのに難しい印象でした。

走行性能については、「V8より静かです」との営業の言葉通り
静粛性が高く、音は国産高級車のフィーリング。
速さもV8並の出力ですが、V8の低速域に対して新型は中間加速が元気です。
ATの変速については全く問題なし、というより4Gに問題が多過ぎましたね。

大きく違ったのがハンドリングで、重たくその抵抗感も「ドイツ車意識してます」感たっぷり。
ユニボディ(モノコック)の恩恵か「一体感が増した」というより「無駄がなくなったと」と感じました。
MKXのサスは柔らかめで、大きく揺らすセッティングのようですが
揺れ返しの収まりがとても良く、所謂「しなやかな足回り」と言うのでしょうか。


新型エクスプローラーに関しては、エンジンと足回りと3列目が気になります。
「マイ・フォード・タッチ」システムはMKXと同等でも、内装の質感はどの程度差があるのか。
MKXは主張しないデザインの中にも質感が確実に上がっているようで、
その後スポトラへ乗り換えた時に、普段は気にならないのに安っぽい?と一時的に感じました。

エクステリアも「意外と大きく感じない」という車幅や
フロントのデザインの印象など、実車を見てみたいですね。
Posted at 2011/07/11 21:15:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 注目の自動車 | クルマ

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