2012年02月13日
先日、ディーラーで新型エクスプローラーを試乗してきました。
3.5Lと2Lエコブーストを連続して乗ることができました。
3.5Lは以前乗ったMKXの3.7Lと同じイメージのエンジン。
トルクの出方が回転数と共にリニアで気持ちが良い感じです。
以前聞いた「V8より静か」という話については、正直V8の方が静かだと思いました(^^;
新型は窓ガラスに防音ガラスが使われており、
エンジンといういうより遮音性が優れているようです。
2Lは外で聞く分には4気筒と感じますが
運転席に座ると分かりませんでした。
トルクの出方は感覚的な表現になってしまいますが
3.5より500~1000回転ぐらい低くても同等に出ている感じです。
正直「こっちの方が高級感を感じる?」と思ってしまいました。
営業さんの話では、比較試乗でベルファイアに乗ったことがあり
2Lでもこちらの方が圧倒的に加速も早く、足回りのしっかり感は比較にならなかったとの事。
個人的には同じ土俵に乗せるにはベルファイアは2列目、3列目の広さが圧倒的なので
そこを重視するユーザーまで取り込めるかどうかは難しいのではないでしょうか。
2トーンの内装は個人的には写真で見る雰囲気と比べて「ふーん」というレベルでした。
2.5、3.5Lモデルに共通して感じたのは、電動パワステが非常に軽く
リンカーンMKXとは明らかにフィーリングを差別化しています。
新型は基本FF駆動ということで、フル加速でトルクステアも体感できました。
足回りはかなり固めで、4Gの揺れが「ブルン(スポトラなら「ブル」)」なら新型は「トン」。
「新規はBMWからの乗り換えが多い」という営業さんの話も納得でした。
また、今回3列目もゆっくり見てみましたが、
前方の見晴らしが4Gよりとても良くなりましたが、足元はむしろ狭いです。
というのも、低床化した分タイヤハウスの微妙なでっぱりが2~3列目付近にあり
3列目からの乗降性が悪くなりました。
加えて今回のモデルからサイドステップもなくなっているので、足を上げる高さも増えました。
2Lは装備重視で低排気量を好む日本向けで2WDの選択も正解だと思います。
ごく普通の感覚の人なら「なんで3.5L?」と感じるほど必要十分です。
3.5Lのエンジンフィーリングは「今時」ですが、2Lは国産よりも「最先端」感ありです。
エコカー減税対象車となり、エコも「アメ車には縁のない話」ではなくなりました。
今回の新型はV8や古くからのアメ車乗りには「ふーん」という程度のトピックが多いかもしれませんが
ハイテク大好きな日本では新しいユーザーが増えるのではないかと思います。
Posted at 2012/02/13 19:56:38 | |
トラックバック(0) |
FORD EXPLORER | 日記
2012年02月02日
先日EcoBoostモデル発表のダイレクトメールが届きました。
2トン超の車に2Lとは面白い時代になりました。
この車は評価はどうなるのでしょうか。
本国ではネガティブな記事がありました。
というのは、本国ではEcoBoostはオプション扱いです。
3.5Lモデルより価格が上がります。
トルクがあるとはいえ、加速は遅いようです。
燃費が良くなるとは言え、3.5Lモデルの価格差を吸収するには時間が必要。
且つその間は遅い車に乗らなければならない、という考え方です。
ですが、日本では意外に受けるのではないかと思います。
日本ではXLTをベースに設定されましたが価格は据え置きです。
その価格差はFWDモデルにしたところにあります。
日本では車のサイズに対し非力とも思われる低排気量モデルが好まれる傾向にあります。
自動車税も3.5Lモデルは58,000、2.0Lモデルは39,500と安くなります。
FWDで重量が軽くなったことで2.0Lの良さも出るでしょう。
一度試乗してフィーリングを試してみたいですね!
でも、個人的には3.5Lエコブーストの発売に期待大です。
本国でもNAの3.5LはV8の代わりにはならないという意見があるようです。
Posted at 2012/02/02 17:39:40 | |
トラックバック(0) |
FORD EXPLORER | 日記