
前回のブログでネタにしたPSソフト『チョロQ3』ですが、人気作だったからか前回のブログでもTwitterでもこのネタに反応される方も結構多いですね。現在10代後半~20代の車好きならプレイされた方も多いことでしょう。私もその一人ですので、今回はその思い出を振り返ってみたいと思います。
その前に、『チョロQ3』について一応簡単な解説を。
1998年に発売された、PSのレースゲーム『チョロQ』シリーズの3作目。シリーズで最高とも言えるくらいの人気を誇っています。販売:タカラ(現タカラトミー) 製作:タムソフト
詳しくは
Wikipediaか
ニコニコ大百科にてw
私がプレイステーションを購入したのは、『電車でGO!』家庭版が発売された1997年、私が小学校低学年の頃でした。ソフトが出るよりも前に購入したので、本体と一緒に中古で『チョロQ Ver1.02』(シリーズの第一作)を購入したのですが、これにかなりハマってしまいまして。それと同時にシリーズ第三作となる『チョロQ3』が発売されるとコロコロコミックのゲーム情報コーナーで読み、本来の目的であった『電車でGO!』以上に楽しみな作品となりました。
で、無理を言って発売直後に新品で買ってもらいました。二作目の『チョロQ2』?この頃は全く見向きもしませんでしたw
父親に買って貰った店は街の小さなゲーム屋でしたが、棚の上のテレビ画面では手作りのポップが飾られた上で今作のデモが流されており、それだけ話題作だったのかと思います。
と、このままだとグダグダと長い記事になるだけのような気がするので、ポイントを挙げながら思い出を振り返りたいと思います。
・最初に選べるボディの中で一番のお気に入りだったのは、初代シティターボⅡ。と言うよりこれ一択
最初から選べるボディはFD3S、初代キャロル、KPG110ケンメリGT-R、シティターボⅡ、初代トゥインゴ、消防車が選べたのですが、子供のくせにスポーツカーや外車にも目もくれず、パッケージにも登場していた黄色いシティに心惹かれたのでした(パッケージは普通のシティターボでしたがw)
それ以来、初代シティは今でも大好きな車種です。
・改造には興味をあまり示さず。エンジンは改造したがらず、タイヤもオールラウンドでゴリ押し
「そんな装備で大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない」
いや…マジでそんな感じでしたw
第一作の『チョロQ』ではエンジンを交換するとエンジン音が変わるのですが、それを嫌っていた私はノーマルエンジンのまま進めようとしていました(;´∀`) 実際には二作目以降ではエンジンを交換しても音が変わることはなかったのですがw レースゲームをしていながら音だけでも改造車然としたものを好まないなんて、当時から変わり者でしたね、私…w
ニコ動でも見られるように、腕前があればノーマルエンジンでも進めることができますが、始めたばかりの小学生の腕では…w
他にも、「名前から察するにどんな路面でも対応しているに違いない!」と勝手に判断して、タイヤも標準装備の「オールラウンド」をランクアップさせたものしか購入していませんでしたね。実際にはオンロードとオフロードの性能のバランスが取れているくらいの性能でしたがw
その結果が…
・パーツをけちって苦戦した「地下水路」コース
前述の理由で、下水道管を走る前面水路の「地下水路」コースでも、グリップもしなければ加速も全く出来ないような状態で挑み続けていました。本来なら「ウエットタイヤ」が望ましいところですがね…(-_-;)
今の腕前ならオールラウンドでもそこそこ出来る自信があるのですが、そんな技術が全くなかった当時では全く歯が立ちませんでした…後に攻略本を入手してから「ウエットタイヤが必要」と知りました…と言うより、ウエットタイヤの存在もそこで始めて知りました(笑)
それだけパーツショップを疎かにし、ろくにタイヤもチェックしていなかった、ということですね。もちろん速攻で買って挑みましたよ。
「そんな装備で大丈夫か?」
「一番いいのを頼む」www
・なかなかトップに追いつけない「オーバルサーキット」
最初にプレイすることになるであろうコースが「オーバルサーキット」
文字のごとくオーバルなサーキットですが
(そのまんまやないかw)、トップを走る敵車(通常のレースではマッドスペシャル)は自車と同じ装備で走るので、そう簡単には追いつけません…後述のハイパーグランプリだとまず不可能でしょう(汗)
そう簡単には1位にはなれませんorz
・コースごとに異なるスタート時のカウントダウンが印象的
『チョロQ』や『チョロQ2』ではサーキットでよく聞ける「プッ プッ プッ ポーン」で対子されていましたが、各コースごとに趣向が凝らされているのが印象的でしたね。
線路を走る「トレインロード」コースは駅の発車ベルと汽笛、中国風イメージの「チャイナ峠」では銅鑼…等とコースのイメージの演出となっていました。それだけでも新鮮でイメージも良かったですね!
・せいそうしゃたんかわいいよ、せいそうしゃたん(ぉ
チョロQシリーズの名物敵車といえば、「せいそうしゃ」ですね。マッドスペシャル以外の敵車が完全に入れ替えられたにもかかわらず、相変わらず続投のせいそうしゃ…こいつがいるだけで安心できますw
・スーパーグランプリが最大の壁
中盤に挑むこととなるスーパーグランプリ、前述のせいそうしゃに変わり、新たにテスタロッサの「レッドペガサス」が登場します。こいつには苦戦しました…何回負けて、何回参戦しなおしたことか…(汗)
今となってはそんなに強敵とは感じないのですが、当時はかなり苦戦しました(-_-;)
・ワールドグランプリに登場、最強の敵車の正体
ゲームのラストを飾るハイパーグランプリ、そこに参戦する新たな敵車の名前が「?????????」。名前からして怪しい存在ですな。第一戦の「オーバルサーキット」では追いつくことすら出来ず、ますます怪しく思っていたのですが、第二戦で追いつくと…?
脱力させられるようなクルマでしたwww
ネタバレすると人生ゲームのコマでした。流石はタカラのゲームwww
・散策しがいのあるチョロQシティ
ゲームを進めるにあたって、チョロQシティに繰り出し、パーツショップやコースを見つけ出す必要があります。他にも色々とイベントなどを見つけることも。
トラウマイベントとして有名な「落石→クラッシュ」ですとか、「幽霊に付きまとわれる」ですとか…(-_-;)
いや、普通の楽しいイベントなどのほうが多かったのですがw
中には特定のボディを装備することで発生するイベントもありました。
そのひとつに「パトカーのボディで、逃走車を捕まえる」というのもありましたね。
実はこのボディ、130系後期クラウンセダンだったのですが、それに合わせてボディ名も「JZS133Z」としていましたw他にこのボディでこんなことをする者はいないでしょうwww
・名曲揃いのBGMだらけ
梅垣留奈等の著名なアーティストによるBGMが名曲揃いです。サントラも発売されているのですが、これが非常に品薄で…再販希望!私は仕方なくソフトから抽出しました^^;
どんなに良い曲か気になる方は、
一度視聴してみて下さい
・幅広いジャンルの多数の登場車種
当時としても登場車種が非常に多い作品でしたが、一般的なレースゲームのようにスポーツカー一辺倒ではなく、RVや旧車、外車に働く車、軍用車に至るまで100台近く登場しました。マイナーなものも多く含まれており、小学生だとわからない車種も多いので親に聞いたり雑誌や図鑑も読み漁ったりして、必死になって調べては攻略本に書き留めて行きました。

そのお陰で、車の知識も蓄えることもできたので、車好きとして私を成長させてくれた名作だと私は思います!
チョロQシリーズはこの後、今作のチョロQシティの要素を大きくし、冒険要素をメインとした方向になって行きましたが、レースの楽しさなどは今作が最高峰といえますね。名作を作り上げたタムソフト製作としては最後の作品なので、同社にはまたリメイクしてもらいたいですね!
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Posted at
2013/01/04 11:04:47