最近は私生活も忙しい上に、艦これ期間限定イベント海域も展開されているため余暇の時間も奪われてしまっている感が強いです^^;
そんなわけでブログの更新も途絶えがちですが、なかでも警察車両ネタでも更新したいのですが、G20関連は無闇矢鱈と更新しないほうが良いと判断したのは先程”何シテル?”にも書きましたが、だからといって何もしないのも面白くない話です…
そこで、約2ヶ月近くも放置していた富士スピードウェイまで遠征した時に見かけた警察車両の話でもしておきましょう…その時の様子は
コチラと
コチラと
コチラを参照。
今回はオールスカイラインミーティングに向かう道中の
初日、中央自動車道経由で御殿場のホテルを目指すという無駄に遠回りな行程(笑)をほぼ走りきろうとしている午後のことでした。中央道本線から大月ジャンクションで河口湖方面に向かって最初のパーキングエリアである谷村PAでトイレに行った後のことでした…
駐車場方面に目をやると、何処からともなく現れた高速隊員が違反車両と思しき車両に駆け寄る瞬間が見えました。あぁ、交通違反で捕まったんだろうな…というのはすぐに分かりましたが、肝心の警察車両らしき車の姿が見えない…??
もしや、服装だけ高速隊員のフリをして金を脅し取る輩じゃないだろうな??と思ったのですが、それにしては犯行が大胆すぎるw
しかしごく一般的な警察車両の姿が見えないではないですか。脳をフル回転させてあらゆる車両を見回してみたら…発見!
白いGRX130系中期型マークX!
しかも国費で配備された車両では確認されていないパールホワイト!!
パールホワイトのマークX覆面と言うと警視庁の350S+Mスーパーチャージャーが有名ですね。私も最初はそれが越境してきて取締しているかと思いましたが、それにしては何かがおかしい…
特徴的なTRD製スポイラー類も無いし、フォグランプすら付いていない…?
コレ絶対に警視庁の車両では無いのが確定しましたね。というか、ナンバープレートが山梨のナンバーですしw

バンパー部分を拡大し、コントラストもいじって少し分かりやすくしてみました(いじり方がよく分からないので微妙なものですが←)
バンパー自体は350Sや250G Sパッケージで採用されているメッシュタイプのスポーツバンパーですが、それらには標準装備されているはずのフォグランプが前述の通り装備されていません。この時点で、最廉価グレードのFパッケージであると思われます。メッシュ下の部分がシルバー加飾までされているのにそれ以外が全体的に安っぽい作りだというチグハグ感…見るからにアンバランス、そして怪しいですw
因みに、画像ではわかりづらいですが、ナンバープレートリムも装備されています。
この時点で国費配備されて全国で散見できる中期型350Sベースとは異なる仕様の車両だと言うことが分かります。
先にネタバレさせてしまうと、
中期型250G Four Fパッケージをベースに山梨県系が独自で配備した車両かと思われます。山梨県警というと120系時代から警らパト・交通取締り用白黒パトカーとして配備し続けていることは有名ですが、交通覆面にも配備していることはあまり知られていません…というか、私は初めて知りました(汗)
で、それはそうと何故わざわざバンパーを上級のスポーツグレード用に変えているのか?という点ですが、その理由としては
前面警光灯をフロントバンパー内に隠すと同時に点滅時の視認性を高めるための策かと思われます。
コチラ(YXS10さんのサイト)に掲載されている同年式と思しきマークXパトカーと同様に前面警光灯としてパトライト製LP3を使用しているのですが、白黒パトカーと同様に外部に露出させると非常に目立ってしまいます。かと言って、そのまま中に入れると標準グレードバンパーの太い横桟が邪魔してハッキリ見えません。そこで、Sパッケージのメッシュタイプバンパーに交換して視認性を高めたということでしょう。
因みに、岐阜県警の250G Fパッケージ(但しフォグランプ付きのため違和感少ない)も同じような処置を施してあります。前面警光灯は国費仕様に準じてポラーグ製のようですが。
また、路肩で故障車両対応のため路肩に停車している際に追突されて廃車になった青森県警高速隊の黒い130系中期マークX交通覆面もフロントバンパーがスポーツタイプですが、黒い鉄チンホイールを履いていたため250G Four Fパッケージがベースになっていたのではないか?と思われます。
尚、この個体が装備しているLP3ですが、覆面パトカーであるにも関わらずクリアレンズタイプではなく赤レンズが装備されていました。最初は何故?と思いましたが、バンパー内の奥まった暗い部分に設置すると存在感が非常に薄いです。クリアレンズだったり、214クラウンアスリートのように奥まっていない部分に設置されていると丸わかりだったことでしょう。
尤も、架装した警察側がそこまで考慮していたかは不明ですが(実際はそこまで考えてないんだろうなぁ…LP3単価も、クリアレンズのほうが割高らしいですし^^;)
余談ですが、岐阜県警は後期型の

ホイールは純正の鉄チン+キャップ…ではなく社外品のアルミホイール。
サイズはFパッケージ純正と同じ15インチ…?

違反処理が終わって本線上に出ていったのを確認し、私も備考開始(ぉぃ
違反者を解放してから実際に走り出すまでの事後処理に元々時間がかかるのか、或いは適当に停車した場所の真ん前に元々止まっていた”覆面みたいなのに大阪のナンバー付けてる怪しいV36”に変なヤツ(笑)でも乗っているのを警戒してやり過ごすつもりだったのか、走り出すまでに矢鱈と時間がかかっていた気がします←
リアワイパーが装備されていることから、寒冷地仕様がベースかと思われます。
そして、グレードエンブレムが二段(”250G”と”Four”)になっていることから四駆であることが分かります。で、フォグランプレスであることからFパッケージ。
実はこの時(4月中旬)でもまだ東富士五湖道路の路肩などに雪がまだまだ残っていたことからも、冬は相当厳しい環境なんだろうなと思われます。そんな環境でも末永く大切に使い続けてほしいものです。頑張れ、雪国のマークX覆面。
<悲しい余談>
マークX交通覆面と言うと、最初に存在が確認された
大阪府警高速隊のGRX133前期型プレミアムの覆面車が事故に遭って散ってしまいました…
たまたま事故直後に現場である第二京阪を偶然通過した某氏曰く「なにか覆面らしき車が事故っていた」と言っていたのでTwitterで調べてみると、被害車両が明らかに上記リンク先で紹介しているこの個体…トランクリッド内部に後部警光灯も付いていたので間違いありません。
正式に配備される前の2013年度大阪府警年頭視閲式(前年暮れに行われた予行から参加していましたが)で配備の第一報を確認して以来、年頭視閲式に参加したり、サービスエリアで見かけたりしては観察し続けていた程大好きな一台だったので、とても残念です…。路肩で停車している際に後続車に右後部にブツケられたものと思われますが、私自身は現場を見ていないので名言を控えておきます。
交機や高速隊の皆様もひょっとしたらこのブログをご覧になられているかもしれませんが、皆様もくれぐれも事故にお気をつけください…
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Posted at
2019/06/16 22:36:55