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イイね!
2023年09月12日

軽く試乗:AZSH20前期クラウンハイブリッド2.5RSアドバンス


突然ですが、先日220クラウンのハンドルを握らせて頂く機会がありました。
いや、毎度おなじみの某氏が愛車を修理のために入庫させた際に出された代車が220クラウンだった…というだけなら興味を示さず「フーン( ´_ゝ`)」程度で済んでいたのですが、代車にありがちな低グレードのBやらSでなく、どう見ても明らかにRSではないですか…!というところで興味を示していたら、予定を調整してくれて私にハンドルを握らせてくれる機会を作ってくれたではありませんか!ということで、お言葉に甘えて乗らせていただきました。

仕様は上記の画像の通り、220クラウンを代表するRSアドバンス。しかもサンルーフまでついているメーカーオプションてんこ盛りの個体でした!しかも割と低走行で状態もかなり良い一台。

外装だと分かりづらいですが、インパネをご覧いただければ分かる通り前期型。
最初はモニター類がボコボコしていて見た目的には「うーん…」と言いたくなるようなデザインでしたが、いざ運転席に腰掛けてみると、意外と悪くない。なんというか、機能的にまとめられているのかなと実感させられました。ツインモニターという点ではV37スカイライン以上に活かせているのではないでしょうか。どの情報がどこにあるか、というのが分かりやすいと感じます。その一方で、操作のわかり易さでは劣るような気がしないでもない…という気がしました。


運転中に司会にもっとも視界に入る機会が多いのがメーターですが、これも乗ってみるまでその凄さに分かりませんでした。単なるオプティトロンメーターかと思えば表示が少し盤面から浮いているように見えて美しいの一言。後述するドライブモード次第で照明の色味も変わるので、ドライバーの気持ちも大きく左右してくれると言っても過言でもありません。個人的にトヨタのハイブリッドカーで最も苦手なタコメーター代わりのハイブリッドシステムインジケーターですが、エコドライブに活かすのには最適ですが、やはりタコメーターほど目盛りもないからか、未だに違和感は感じてしまいます(;・∀・)
また、ヘッドアップディスプレイも装備されている上に非常に見やすく、ますますこの装備がマイカーにも欲しくなってきてしまいましたw


内装で特に気に入ったのが、このカップホルダー。使っていないときはシフト周りがフラットな状態ですが、使うときは押し込んでホルダー部分を出現させる、といえば伝わるでしょうか。内側側面のホルダー解除ボタンを押すとゆっくりとせり上がってくる動作は高級車そのもの。カーボン調のパネルと合わせて非常にクールです!
…が、そこまで凝った作りをしているということは壊れるリスクもあるわけで。あとは万が一飲み物がフタの隙間から内部に流れ込んだときのことを考えると…後が怖いですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
道理でマイナーチェンジで一般的なホルダーの穴に戻されたわけだ。でもこれはこれで凝っていて良いではありませんか。気づけば信号待ちなどの停車中には左手で意味もなく押し込んだり戻したりして、ただひたすら弄んでいましたしw


シートはメーカーオプションの本革。運転席と助手席、そして後部座席にも座りましたが、スポーティな走りを優先したと言ってもやっぱりクラウン。快適性も損なわれていません…というか適度な柔らかさと張りを両立していて、座っても触れても心地よい独特の魅力でした。
パッケージングは常に私が「日本を代表する高級車たるクラウンが、欧州車の5ドアセダンだかハッチバックに似たような形になるとは云々」等と不平不満を言っていますが、当たり前のことながら乗ってしまうとそんなに気になりません(そりゃそうだ)。ただCピラーにも窓を開けたことで車内が明るく開放感に満たせれるという点では良いパッケージングなのかな?とも思いました。その一方で最近の日産のセダン車のように乗り込むときに邪魔になりにくい形状になっているドア開口部という感じもしませんでしたので(日産だと着座状態での頭の真横が開口部になっているが、クラウンだとCピラーが来ているような感じ…ですかね)、まだセダン好きとしては納得しきれていないのもまた事実ですね。


そして気にしている人も多いであろうその走りですが…
「これでも十分すぎるくらいスポーティ!」
この一言に尽きます。
2.5L直4ハイブリッドと聞くと、クラウンらしくなくて安っぽくて煩く、燃費だけ考えたようなエンジンなんじゃないの??と舐めていましたが、Youtuberのウナ丼氏も動画で「クラウンならこれが最もベスト」なるコメントも出していたので「本当かな??」と思っていましたが、予想を遥かに上回るほど”高級車の動力ユニット”に相応しいと感じました。車体の静音性も高いからか、全くエンジンノイズ等もなく、加速も意外とスムーズ!そして(アイドリングストップを意外なほど長時間作動させた後にエンジンを始動した際は特に)「ヴウォン!!」と意外と”らしくない”サウンドを奏でたのには驚かされました(;・∀・)
ドライブモードもエコからノーマル、更にスポーツと上げていき最後にスポーツ+に入れた途端、これまでの段差の凹凸や揺れも全て吸収していたサスが一気に豹変し、コーナーでもよく粘るほどスポーティな硬い足になったではありませんか…!ニュルで鍛えた足というのは想像以上に良いではありませんか…!
動力性能に過不足なく、既に十分スポーティな足回り…意外とこれで十二部に満足できるスポーツセダンと言えるかもしれませんね(゚A゚;)ゴクリ
後は好みに応じてドアスタビライザーや前後にパフォーマンスダンパーを入れると良くなるのではないかと思いました。
無闇矢鱈と水素化(というか実質的にMIRAIとの姉妹車化)やらクロスオーバー化までしなくても、走りもパッケージングも十分に良いのではないか??と思うほどでした。


ところで、幹線道路から都市高速まであらゆるシチュエーションを短時間ながら乗り回させてもらったのですが、どういうわけか後続車が追い越しをためらう機会が多いのは何故だったんですかねぇ??wwwごく普通のクラウンなのにwww
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Posted at 2023/09/12 23:14:34

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この記事へのコメント

2023年9月18日 19:54
凝ったカップホルダですね。マイチェンで普通のカップホルダに戻ったのは、何らかのトラブルが出たからでしょうか。(・・;)
> どういうわけか後続車が追い越しをためらう機会が多いのは何故だったんですかねぇ??
このクラウンのパトカーって、そんな多いでしょうか? それとも「クラウン=パトカー」と、刷り込まれているのでしょうか?
コメントへの返答
2023年9月18日 21:49
壊れやすかったのか、飲み物を隙間の中にこぼした時に問題があるからなのか、あるいは単なるコストダウンか…色々考えられますね^^;

こちらでは相応に増えてきてますね。それても追い越しを躊躇う車は割合的にはそこまで多いわけでもなかったのですが。

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