
やっと以前より宣言していたブツが入手できたのでブログで紹介できます。
そう、大阪府警特注トミカの新作です!
第一弾の200系クラウン、
第二弾のBMレガシィB4、
第三段の210系クラウンアスリートに続く、結構息の長いシリーズとなりました。それだけ売れているということでしょうか(第三段は交通安全イベントでも子供向けに無料配布に使われたこともあったようですね)
あ、大阪府警トミカの詳細については上記第一弾のリンク先を参照してください。これもまたいつもの定番の流れですがw

今回は220系クラウンがベース。前回の210系アスリートが発売された時点で「いずれ出るんだろうなぁ」と、本職にしてコレクターでもある友人とも話していたのですが、まさか的中してしまうとはw
トミカでの220系クラウンパトカーとしては、トミカワールドの大型情景商品
「ぐるっと変形!DXポリスステーション」の購入特典として実車登場前に警視庁仕様で作られていたことがありますが、それに続く二例目の商品展開例となりました。そろそろ通常版トミカ(No.110 所謂”縮みトミカ”と呼ばれて忌み嫌われている?簡素で小さすぎるスケールで作られた商品群の唯一の生き残り)も220系クラウンで更新してほしいものですが、後述する理由で難しそうなところです(汗)
さて、これまでの大阪府警シリーズをご存知ならお分かりいただけるかと思いますが、今回の220系も実車を忠実に再現した、こだわりが詰まっている一品となっています。早速細部を見ていきましょう。

元となった220系クラウンのトミカ自体が、グリル周りを中心に忠実にタンポ印刷で忠実に再現していたため、この大阪府警特注品でもそのまま使用されています。
先述の購入特典仕様ではグリルの王冠マークの箇所に旭日章が印刷されていましたが(まだ実車も登場していない頃なので仕方ないですが)、こちらはキチンとグリルに王冠マーク、そして旭日章はボンネット先端という実車に忠実な配置で再現されています。さすが本職!素晴らしい!!
(その一方で、購入特典仕様にあった前面警光灯は何故か再現されず…。コストの問題?それとも前回の210系アスリートに合わせた??)

後ろ姿も確認してみましょう。折角なので、
実車の同仕様を紹介した過去記事も合わせてご覧くださいw
実車の220系クラウンパトカーは交通取締り仕様も無線警ら車も、共に4本出しマフラーのRS系統の外装が採用されているため、トミカの220系クラウンとも一致しているため再現度も非常に高くなっていますw
基本的にリアエンブレムの印刷も市販車のものをそのまま使用しているためしっかり再現されています(が、実車には着いていないRSのグレードエンブレムまで着いているのは御愛嬌w)
トミカの方には白黒パトカーには装着されないリアスポが車体と一体で造形されていますが、小振りなためパトカーになっても非常に気にならない程度の存在感なので、あまり気にすることもなさそうです(寧ろ気にしすぎる私が異常かと←)

で、最大のトピックは購入特典仕様では付けられていなかった昇降機!わざわざ無線警ら仕様を再現するために昇降機をわざわざ作ったのか…と思ったけれど、なにかバランスがおかしい…?
………あっ(察し)
この昇降機、縮みトミカの200系クラウンパトカーの昇降機を無理やり流用してるぞ!www

実車の姿と見比べてもらえればわかるのですが、流石に昇降機と散光灯のサイズ差が大きいです…トミカの方だと屋根のモール間の幅に昇降機が収まってしまいます()
視線を下げて眺めると違和感が少ない…かもしれません←
さて、今回の220系クラウン大阪府警トミカを語る上で外せないのが、初期に出回った
エラー品の存在でしょうか。
最初に発売されたロットのものだと、実は
ボンネットに書かれている旭日章がよく見ると消防章になっていたということが判明したのです!
最初に気付いたのはネット上のコレクター側なのか買った顧客(即ち実車にも触れているであろう本職の方々)なのかは不明ですが、私が最初に見たのは前者(Twitterのフォロワーさんの投稿)がキッカケでした。受注したタカラトミーアーツ側の責任となるのか、監修が甘かった発注側(大阪府警側)なのか、という点が気になるところですが、過去の製品も持っている私は全てを取り出して確認してみたのです…(その時の記事は
こちら)
なんということでしょう、第一弾と第二弾も同じエラーをしているではありませんか!www
200系クラウンは銀色地のところに金色で印刷してるため、よーく見ないとわからない…BMレガシィは六連星のベースとなる部分こそ黒く塗られているためその上に印刷しているが、下半分がそこからはみ出ていて気付きづらいという状態でした…唯一無事だった210系アスリートは、黒いプラ製部品のグリルに印刷するためわかりやすいのか、エラーにならずに済んでいます…が、それなら何故今回の第4段でエラーを再発した?とツッコまずに要られません(;´∀`)
これが何らかの形で大阪府警側で騒ぎになったのか、一旦発売中止となって秘密裏に回収され、その後今回のブログで紹介した正しいものが再生産された模様です。
その間にただでさえ入手困難な商品シリーズのエラー品ということで購入しようとするコレクターが多かったようですが、私の方は今回とは異なる別ルートからすでに入手の目処が立っております(というか、発売開始と同時に私の分を確保してくださっていたとのこと。ありがとうございます)
改めてブログに書きまとめてみると、ここまで情報量が濃いトミカってなかなかないですよねぇ…情報量というか「何故こんな事になった!というかこれまでの商品でもエラーを引き起こし続けていたのかぁ?!」という大阪府警とタカラトミーアーツ側での責任問題の押し付け合いとかの怨念というか怨嗟というか、そういう良くないものが渦巻いてそうな特級呪物めいている気が(;・∀・)

さて、先程から(というかずっと昔から)嘆き続けている”縮みトミカ”の200系前期クラウン(上記画像左側)ですが、気付けば10年以上も作られ続けているんですよねぇ…(;´∀`)
「210系ピンクアスリートも長年売られ続けているから、そろそろこれをパトカー仕様に譲り渡してもよいのでは…」と思ったものの、ピンクというカラーがおもちゃとして最適なのか、今でも売れ続けているようで終売する気配が見受けられません(汗)
「200系パトカーや210系ピンクアスリートよりも先に220系市販車が先に終売されてしまった…ならばこれこそ新しいパトカーに…?!」…いや、残念ながら220系は個人タクシーに使い回されることが確定してしまいました(関係ないですが、JPN TAXIのトミカが終売したにも関わらず、クラコンのタクシーが未だに売られ続けています←)
そろそろ新しい110番のパトカートミカの世代交代が来ないかなぁ…と思っていると
「トミカプレミアムで220系クラウンパトカーが発売決定!!」
おおっ…前々から望んでいた、緊急車両系統のトミカプレミアム!これは非常に嬉しい限りです(*´Д`)ハァハァ
……ですが、裏を返すと「これを出す代わりに、通常の110番のパトカーは200系クラウンのまま継続させるからね?」って事かもしれません。
…まぁ、小さい子供にも持ちやすいサイズのパトカーってことで玩具としての本分を果たすには最適なのは縮みトミカかもしれませんし、こだわるマニアにはトミカプレミアムで黙らせるのが一番なのかもしれませんね…でも、200系パトカーは減ってきているので、そろそろ小さいサイズでも良いので世代交代させてあげてくださいぃ…(縮みトミカって元々は原材料高騰による値上げ削減という、あまり良くない歴史があるものですし^^;)
さて、そんな220系クラウンのトミカプレミアムですが、たしかに大分拘って作られています!ホイールも2.0LターボのARS220用を再現していますし、ガラスにはダブルミラーも刻印されてますし、内装もカーロケモニターとかが着いた後期インパネっぽいですし。
でも気になる点がいくつか…
・警視庁のフォントが180系途中までの旧フォント!
・コールサインが”110”なのに昇降機がつかない交通取締り仕様?!
うーん…実に惜しい……
ということで…
これらの点を警察車両好きの視線で更にディテールアップさせようではありませんか!!
…という計画を水面下で進めております。発売されて以降、順次報告していきます(失敗したら進捗報告もなくなりそうですが←)