
HDD内を漁っていると、ブログのネタにしようと撮り貯めていた画像が次々と出てきました。
新しいミニカー紹介ネタのブログ用に写真を新たに撮りまくったというのに^^;
ゲームセンターによく置いてある遊具なのですが、この手の遊具にしては珍しく、やけに手の込んだ作りになっていませんか?^^;
こういうのって昔はモデルに成ったものをはっきりと判別させないために曖昧な造形にしているのが多いのに、最近のこれは明らかに山手線時代の
JRの205系ってハッキリわかります。ご丁寧に運行番号表示器も「205」になっていますし(笑)

側面を覗き込んでみると、フォントこそ一般的なゴシック体にされているものの、本物そっくりに”クハ205-10”と書かれています。
ネット上には国鉄時代の表記を模したフォントが公開されていたりしますが、こういうものに使うと商用利用と見なされるのか、使われることはないようですね。
クハ205-10ということは、山手線時代にはヤテ10編成の先頭車とした車両で、もちろん実際にこのような姿で山手線にて使用されていました(後に武蔵野線に転属)。
うーん、製作会社に”鉄”な人がいるのは間違いないでしょう(笑)

車内を覗き込むと更に仰天!
横軸式のマスコンに縦軸式のブレーキレバー、全体的に緑基調の運転台…
子供向けにアレンジされているものの、
205系の運転台の特徴を捉えて再現されているではないですか!
加速させるレバーをわかりやすく安易に「アクセル」などと記さずに、「マスコン」と書いているなんて…
これって子供は勿論、普通のお父さんやお母さんにもわからない人が多そうです^^;
そして速度計は山手線らしく(?)、文字盤が黒くて周囲にATCの速度指定のランプが付いているところに、思わずニヤリとしてしまいましたw
他にも京葉線仕様のピンク帯を巻いたクハ205-14仕様(新製投入されたメルヘン顔ではなく、山手線からの転属車仕様)も見たことがあります。これも社番と帯色の組み合わせが実在するものだったりします。
バリエーションが豊かな205系のことだから、探してみれば遊具も更なるバリエーションが更にあるはず!と思って調べてみたところ…
・水色帯の京浜東北線仕様(クハ205-104)
の仕様が見つかりました。205系については。
他に横浜線や埼京線なんかもありそうだったのですが…
しかし、205系以外を再現したものも見つかりました。
あおなみ線1000形とか、
東武東上線TJライナーの
50090系だとか…
まさか205系を忠実にこだわって再現した物を、更に別形式の車両に似せてしまうとは思いもしませんでしたw(前者は頑張って再現しているけど、後者はちょっと無理矢理感があるような気が…)
画像については各自でググッてみてください(投げやり)
他の会社線のものに似せるというのは、鉄道会社側から制作会社に依頼があればオーダーメイドで作ってもらえるのかもしれませんね。
どうせなら205系を転用した
富士急行6000系仕様を作って、富士急ハイランドに設置するのも面白いかもしれません?!
しかし、子供向けでも妥協なく作ってしまうあたり、なかなかマニアックな遊具ですね!
今後はこだわりが詰まったリアルなものが増えていくのかもしれませんねw
Posted at 2016/04/17 21:59:18 | |
トラックバック(0) |
鉄道ネタ | 趣味