
AZSH21なんてややこしい表記をすると「???」となるかもしれませんが、早い話がハイブリッド仕様の220系クラウンの型式です。末尾が0でなくて1なので4WDの方ですね。
…というわけで、大阪府警にも四駆のクラウンが国費で配備されるようになりました。これまで四駆の無線警ら車というのは積雪地に限って配備されていたのですが、今回のは
警察庁による電動化推進の一環でハイブリッド車が配備されることになったようです。
で、なんでわざわざ四駆で配備したのかって話ですが、220系クラウンの四駆は2.5Lハイブリッドしかないから消去法でこうなった、というところですかね。
いやー、雪も積もらない大阪平野のど真ん中でこんな車両を見るというのも不思議なものです。以前から市内でちょくちょく見かけていましたが、本日ドライブしている際にたまたま信号待ちで真後ろに並べたことで撮影し、漸くブログのネタにすることができました。
…えーと、それでも分かりやすい識別点が少ないですねぇ……()
・トヨタCIマーク内側が黒・青グラデーションのハイブリッド専用エンブレム
・右テールランプ下に「HYBRID SYNERGY DRIVE」エンブレムと「Four」エンブレム
ここから見える情報量だとこれくらいですね()
フロントのクラウンエンブレムの内側も青くなっているとか、ホイールが17インチのスパッタリング仕様ホイールが装備されているなど、分かりやすい特徴がここからだと全く見れないのが残念なところではあります(´・ω・`)
これまでの2.0LターボのARS220クラウン…いや、それ以前のBM9レガシィB4の頃からマニア間でも本職間でも囁かれていた「
2.0Lターボ車と無線警ら車の相性の悪さ」という問題がこれで解消……されたとしても、ハイブリッドもハイブリッドで、ハイブリッドシステムの耐久性も付いてこれるのかという点が気になる点ですね。実際問題、耐久性も高いし交換も容易だと聞きますし、初代プリウスの前期型でもない限りは機にすることもなさそうなイメージではあります(そもまた県費で配備している地域が多かったですが、それらの最期がどうなったのかも気になるところです←)
でも、モーターの力も合わさった加速力で、機動力の遜色は無いだろうとは思います。あー、でも四駆だから小回りの点が気になる所ですね…。次期クラウンのパトカー化の際にFRのハイブリッド車が設定されることを期待するしか無いですね…
…いや、原稿の350系クラウンセダンが正式に日本でも公開されたけれども、あれ全長5メーター超えてますやん!駆動方式でどうこうできる範囲越えてますやん?!
パトカーとしての使い勝手なども、暗雲が立ち込めていますね…
というか、セダン車好きとして純粋なセダン車が日に日に減っている事自体がとても悲しいものです(クラウンセダンと言いつつも、今度はどちらかというと5ドアハッチバックに近いですし…うーん……)
そうそう、今度のAZSH21クラウンパトロールカーは交通取締り用としても配備されるようで。あわよくば交通覆面仕様も設定されるかもしれません。
つまり、市販車にはありえない
「RS外装+貧弱な見た目の本来設定されない16インチホイール」というあり得ない組み合わせ故に生じる怪しいオーラを醸し出す独特な見た目が低減されるので、交機や高速隊の現場では喜ばれるかもしれません。一般ドライバーからは阿鼻叫喚でしょうけれどw
Posted at 2023/05/28 22:52:35 | |
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