fctwakaのブログ一覧

一馬さんである。彼と最初に出会ったのは確か、1999年。
OLFの友人に誘われた筑波の走行会だった。
当時から328だった一馬さん、その日もメチャクチャ速かった。
当日参加した全ての355のタイムを上回っていた。
後で知る事になるのだが、元職業ドライバーなのでした。
コーンズ契約ドライバーであり、今年のGT300開幕戦でムルシーを優勝に導いた桧井保孝氏の先輩でもあるのだ。
355とはいえ素人さんじゃ、一馬さんの328に敵わないわけです(゜ー゜)(。_。)ウンウン


自ら328-GT300と名づけただけ改造もハンパではない。
エンジン本体はノーマルだがフリーダムのフルコンで制御されオイルクーラーも当然増設されている。
また一馬さんらしいというか、一発の走りではなく、あくまでレースを走りきり、尚且つ街乗りもできる。
パワーアップというよりバランスと耐久性を重視した仕様になっている。
足回りは拘りのDynaMic。
コレだけでとんでもない金額(多分、私のF40のダンパーの倍はするでしょう)です。
カーボンのタワーバーの追加やスタビを調整式に。
リアゲートをFRP、GTSのトップをカーボンにと軽量化も忘れていない。
ブレーキはちょっと秘密のbremboを装着。
一馬さんの328を見て頂ければ分かると思うのだが、328に空力パーツは一切無い。
コレが一馬さんの拘りなのだ。
ホイールもノーマル。
だからノーマルホイールが装着でき、尚且つ限りなく大きいキャリパーとローターを選択しているのだ。


ヘルメットを被る一馬さんの横でしゃがんでいる人物。
そう、雑誌スクーデリアでもお馴染みのライター、沢村　慎太郎氏である。
お二人の仲は知る人ぞ知る仲(ホモではないと思います・・多分 (^^)ニコ )であるが、
運転技術が一馬さん、理論的な走らせ方が沢村氏というコンビだと私は思っている。
2人と話すと走りの話題が尽きないので疲れます(;^_^A アセアセ・・・
というか、2人の328の走りに対する情熱が凄いという表現が一番適切かもしれません。

今年は茂木にも遠征してくるという一馬さん、11月が楽しみでならない。

Tipoオービーヒートミーティングで見つけた凄いマシンとそのオーナー。
特にフェラーリに的を絞ってお届けしよう。
まずはM浦さんの328。Rosso Metallizatoだろうか?
328にしては珍しい色である。
ダンパーはエナペタル、ブレーキはF40キャリパー、ホイールはテクノマグネシオである。
ライトを開けないと分からないが、実は丸目4灯のキセノンに変更されている。



内装は4点式のロールバー。レカロのフルバケット。
1987年式の日本仕様だが、マニホールドから全てをtubi styleのEU仕様に交換している。
より排気効率を高める為、日本仕様からEU仕様に変更した最大の理由はそのエンジンにある。




F40風にアクリルで製作されたエンジンフードからそのエンジンが見える。OS技研のオーバーピストンを組み込みフルバランス取りされたエンジン。あえてボッシュKジェトロニックからFCRのキャブに変更された燃料供給システムはシャシーダイナモで300HPを記録したという。
それともっと凄いのは岡山国際サーキットまでM浦さんは積載車に328を載せ自分でそのトラックを1人で運転してやってきたのだ。
Fトロフィーに出場している最新のF430には到底かなわないが、ヒストリッククラスなりの戦いと盛り上がり方があるのだ。

1992年のPISTA DI FIORANO。
フェラーリ・クラブ・ドイツ(ferrari-club-deutschland)のF40オーナーが中心となり60台が集結した。
この模様はフェラーリ公認のビデオで見る事もできる。









そしてmugello。残念ながらイベント当日は雨天だったようだ。GTO EVOLUZIONE/F40LMのデモランも行われた。またフータ峠を含むツーリングも行われビデオを見る限り羨ましい限りだ。この日、NEROのF40も参加(塗り替え)していたが、何故か記念撮影やビデオには出てこない。きっと何か問題があったのだろう。こんなF40だけのイベント、参加してみたいです。

ブルネイのクルマには1955年式300SLガルウイングに7.2L/V12AMGエンジンを搭載したスーパーSLだったり、ベントレー、ロールスの特注車等、キリがないが、今日で最後のクルマとしよう。F512MがベースのFXである。ENZOがかつてFXと呼ばれていたがこちらの方が以前よりそのFXという名称を使用していた。



カッコイイか悪いかはブログを見ている人達の判断にお任せします。




当然、右ハンドルなのだが、このFXの凄さは外装のモディファイではない。実はフェラーリが1997年に採用したF1マチックをこのFXはそれ以前に採用していたのだ。開発を担当したのは、プロドライブ。当時プロドライブはWRCにインプレッサで参戦。そのセミオートマのシステムをFXに導入したのだ。もちろんパドルシフトである。センターコンソールにリバース用のボタンが見える。



リアゲートはエンジンが見えるようになっていて12個の穴が空いている。材質は不明だが多分LEXANだろう。





エンジンはノーマル。カウルはRフェンダーごと上がるタイプだが、多分アルミでなくカーボンだろう。

1989年だったかな?ミトスは東京モーターショーで発表された。
当時タイムリーで見たので今でも鮮明に覚えている。
ピニンファリーナのブースにいたスタッフ(日本人)に
「コレ?何がベースなんですか?」と尋ねたが
「あっ? (`_') テスタロッサだよ!」と冷たくされたのもいい思い出だ o( _ _ )o ショボーン
まぁ、ガキんチョだったから相手にされなかったと思うが、あの人、今頃何やってんだろう?
もしこのブログ見てたら連絡下さい ^-^; アハハ...

ところで、このミトス。実は、あまり知られていないが結構量産されている。
山中湖にあるアバルト博物館にあるミトスはオーナーK氏の所有だ。
そしてこのブルネイ仕様はなんと、ベルリネッタボディーである。
屋根を切るのではなく、屋根をつけたのだ。




スパイダーモデルが無ければ屋根を切り(456venice)、屋根が無ければ屋根をつける。
もう本当に超スーパー金持ちのやる事は訳がわかりましぇん
┓(´_`)┏