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2021年04月17日

佐川急便が開発中の軽EV宅配車をちょっと考察。210417

佐川急便が開発中の軽EV宅配車をちょっと考察。210417 佐川急便が2021年4月13日、電気自動車ベンチャーのASFと共同開発する宅配専用電気自動車(EV)のプロトタイプを発表しました。
パッと見た印象では、ハイゼットカーゴに近そうな印象を受けました。
公式サイトを含むネットから気になって拾った画像を機械的に並べます。

・充電口にはCHAdeMOと普通充電?を思わせる2つの丸いカバー


・屋根にソーラーパネル


・2シーターで荷室は全面フローリング
・荷室後端に台車などの収納スペース


・荷室全体が明るいLEDライト


・助手席に収納できるパソコンテーブル、運転席と助手席の間に紙パックやファイル置き場


宅配だけでなく、車中泊などの個人ユースでも問題なさそうな作りです。
写真を見た感じでは、もしプロトタイプをキッチリ反映してそれなりの価格で市販したら結構売れるかも?と感じました。

これを見て、ミニキャブMiEVバンでないことを残念に思ったのは事実です。
ここからは私個人の想像ですが、恐らく佐川急便も三菱自動車工業にも打診したと思います。
ただ打診した時には既にミニキャブMiEVバン製造終了が三菱社内で決定していた?
7200台が売れるとは言え、新型軽EVへの新ライン変更も決まっていたので三菱が断った?
ダイハツやスズキにも打診したと思いますが、導入予定時期までに軽箱バンEVの発売予定はないと断った?
そのうえで引き受けてくれるところを探した結果がASF株式会社だったのでは?と想像しています。

佐川急便とASF株式会社の会社概要を見る限りでは、どちらも日本企業なんですが、「実際の車両は中国の柳州五菱汽車が供給する」と言うことで、嫌悪感をお感じの方もいると思います。
iPhoneで考えると解りやすいのですが、メーカーのアップルはアメリカ企業、でも製造しているのは中国企業と言うのと似たようなケースでは?と思っています。
日本メーカーで言うとニンテンドースイッチもメーカーは任天堂、製造は中国企業ですよね。

一部報道によると「現状のガソリン車の軽ミニバンの130万~150万円を下回る水準」だそうですが、当初は小規模輸入で対応し、並行して型式認証を取得するそうなので、車両購入に対する補助金なしでの価格だと思います。
7200台の大量発注も価格に影響しているんでしょうけど。

メンテナンスは、グループ企業の SGモータース で事実上内製化しているので、売る方としても整備に対する研修は1社で済むなど売る方としてもメリット有りそう。
一方ヤマト運輸に導入されたドイツ製EVの現場での評判は良くないみたいなので、同じく整備部門を内製化しているヤマト運輸も導入する可能性も有りそう。

価格からすると、一充電200kmはWLTC基準では無いか?と想像しています。
このブログ で使った換算式で計算してみます。
WLTCで200kmの場合、EPAに換算すると200×0.7=140km、エアコン消費分を20%とすると140km×0.8=112km
エアコン使用分も考慮すると実際に走れる距離は約110kmになります。
以前、見たテレビで「その日に使う分しかガソリンを給油しない」ドライバーもいるそうです。
給油量は8リットル程度だったので、1日充電せずに済めば良いだけの性能は有ると考えられると思います。

既存日本メーカーで言えば、やはり三菱/日産のNMKVに一番期待しています。
理想で言えばミニキャブMiEVバンと同様の箱バンタイプを期待しますが、実現可能性を考えるとスーパーハイト型乗用車とボディを共用した貨物タイプ、三菱で言えば「eKスペースMiEVバン」の期待は大きくなっています。
具体的に言えば、ハイゼットキャディーレベルなのか?N-VANレベルなのか?です。
先にデビューしたハイゼットキャディーは生産が終了し、既にメーカーのサイトからも消えています。

このまま既存日本メーカーも黙っていないと思います。
ネット上での反響も予想以上の大きさでしたし。
この10年間でEVに対する理解も深まったと思っています。
繰り返しになりますが、既存日本メーカーの奮起を期待しています!!
ブログ一覧 | 電気自動車(EV)&PHEV関連 | 日記
Posted at 2021/04/18 00:36:20

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この記事へのコメント

2021年4月18日 12:10
まあ、国内メーカーで出せなかったのは本当に残念ですね。
このニュース、まずキーとなるASF株式会社のことについて調べておかないと行けないですね。
サッとネット上で調べたところ、資本のほとんどは台湾プラスチック、社長は台湾の太子汽車傘下の勝栄汽車CEOなので、日本企業っていうのにはいささか疑問が残ります。
電池もチタン酸リチウム二次電池という噂ですが、チタン酸リチウムといえばSCiBですが、それと同じぐらいの耐久性があるか、もしくは、普通に18650の組電池?普通のLiPo?。
これも想像なのでなんとも言えないですが、充電コネクタはCHAdeMOやJ1772コネクタでは無いような気がします。(J1772にしてはスリムすぎる?、CHAdeMO協議会に加入して無い等・・・)
コメントへの返答
2021年4月24日 10:44
>ASF株式会社の資本のほとんどは台湾プラスチック・・・日本企業っていうのにはいささか疑問が残ります。
確かに我々がイメージする日本企業とはちょっと違う可能性は有りそうですね。

>電池・・チタン酸リチウム二次電池という噂→SCiB→それと同じぐらいの耐久性がある?もしくは、普通に18650の組電池?普通のLiPo?
どうなんでしょうね~。
全体の車両価格が安めなので、どれだけ駆動用バッテリーにどれだけ金額を割り当て出来るかがカギになりそうに思っています。

>充電コネクタはCHAdeMOやJ1772コネクタでは無いような気がします。
佐川急便集配拠点で充電出来れば良いだけので、独自規格コネクタの可能性も有りそうですね。
京都などで普及が始まっているBYD電気バスも独自規格コネクタですし。
2021年4月20日 21:47
新世代の軽商用EVが最初に国内メーカーじゃない企業のモデルが発表されたのは意外ですね。かつてNMKVでも軽商用車開発が断念してスズキOEMに切り替わった経緯があり、ミニキャブミーブも生産終了とあって、現在三菱には自社製商用車がありません。新しい水島製の軽EVでも箱バン型は一応開発可能だとは思います。いっそのことNMKVで軽商用車限定でOEM及び提携してみてはと思っています。
コメントへの返答
2021年4月24日 11:01
コメントへの返答が遅くなりました。

>新世代の軽商用EVが最初に国内メーカーじゃない企業のモデルが発表
ハイゼット電気自動車を基準にすればミニキャブMiEVバンが最初の新世代の軽商用EVになりますがw
https://www.daihatsu.com/jp/news/1999/19990423-01.html

>ミニキャブミーブも生産終了
軽ガソリン箱バンでもNMKVでの開発を断念した位なので、EVのためだけに専用ボディをいつまでも保持するのは困難だったと思います。

>新しい水島製の軽EVでも箱バン型は一応開発可能だとは思います。
物理的に開発することは可能でしょうね。
メーカーが損しない価格がユーザーが買いたいと思える金額に収まるかどうかは別として。
今の三菱/日産の企業体力と少しでも安い価格で市販することを考えると、三菱で言う「eKスペースMiEVバン」なら実現する可能性は高いと思っています。

>いっそのことNMKVで軽商用車限定でOEM及び提携してみてはと思っています。
可能性は有るかもしれませんね。
個人的にはボディだけ供給してもらい駆動用バッテリーやインバーター等は新型軽EVと同じものを積んでもらえれば良いものが出来るかも?と思っています。

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