
みなさん…車を運転中に無謀な自転車にヒヤリとしたり、ムカついたり、もしくは事故になって車が一方的に悪いと偏った扱いをされて納得できない経験をしたことはありませんか?…何かしら、ありますよね。
やっと!?車-自転車の事故で、自転車の過失100%という判決(大阪地裁での控訴審)が出ました(*^^)v
2024年11月18日 、10歳児童が運転する自転車と乗用車の衝突事故で信号のある交差点で発生しました。
事故の状況)
乗用車の対面信号は青を示していた。
向かって左側に塀があり、見通しは悪い。
男性はアクセルペダルを踏まず、徐行して進入。
左側から赤信号を無視した10歳児の自転車が飛び出してきて、車とぶつかった。車はほぼ停止状態だったため、児童に怪我はなし。
…車の運転手は児童側(親)に修理費用を求めて提訴。
まず大阪簡裁で「本件事故の原因は児童にある」との判断を示し、児童側の過失を認定した。
判決のポイント)
①乗用車側が交差点の手前で速度を落とし、徐行していた点。
②ドライブレコーダーの映像から認定した児童側の運転の状況で…自転車は歩道上を徐行せずに走行し、児童は前方の信号が赤であることを確認してなかった。
③車側の事故の予見可能性について…現場が見通しの悪い交差点で、赤信号を無視して自転車が飛び出してくることを予見できるとはいえないと裁判官は指摘。
…のですが、ここで終わらず、
児童側が不服として控訴(-_-;)
大阪地裁で行われた
控訴審でも自転車側に100%の過失が認められ、児童側に約13万円の損害賠償が命じられた。
そして、それでも…児童側は上告している、そうです。
この親…ヤバいですね。車の運転もマナーも悪そう(-_-)
この事故簡潔にすると…
青信号の車は危険に気付いて止まったが、自転車は赤信号無視して止まっている車にぶつかって車を損傷させたってこと…自転車の過失100%は当然でしょ(-_-メ)

注)画像と今回の事故状況は異なります
自動車と自転車の事故の場合、自転車側だけが信号無視したケースでも自動車側に過失が認めら、自動車はたとえ青信号であっても自転車や歩行者に注意しなければならないという…不合理な扱い(-_-;)が常態化してます。
自転車が赤信号無視でも、過失割合は車80:自転車20と基本的に扱われますが…ふざけるな!ですよね、車側にしたら。
ちなみに、車(青信号)-歩行者(赤信号)でも…30:70が基本的扱い。
『交通弱者保護』という概念…その扱い方にいい加減にしろよと普段から思う私…
歩行者だ、自転車だというだけで車側の過失が不合理に大きくなる査定に一石を投じることとなり、今後は適正な処理がなされることを期待します。
そのためには、ドラレコ必須、危険性がある時には細心の注意と最善の運転が必要となりますが…
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事故 | 日記
Posted at
2025/02/08 18:30:17