「イギリスなまりの英語」？

昨日の日経新聞の記事より。

「イスラム国の男、イギリスなまりの英語 邦人殺害警告」

この稿、記事の内容にはコメントしませんが、タイトルについて疑問があって書くことにしました。

「イギリスなまりの英語」って、変じゃないですかね？

英語はいくらアメリカのプレゼンスが大きくても、原点は英国なんですから、「イギリスなまりの英語」とは、英国の人が聞いたら怒るでしょう。日経新聞のデスクのチェックとしては凡ミスに過ぎます。

正しくは、「イギリスのアクセントの英語」でしょう。他社の報道では、「流暢な英語」との表現もありました。

ちなみに少し話がズレますが、関西のアクセントの人に「関西弁（関西のなまり）だね」というと、気分を害するケースがありますのでご注意を。

特に、京都・大阪・神戸の人は、それぞれプライドがあるので言葉をごっちゃにされるのを嫌がりますし、自分たちをなまっているとは思っていないですf(^_^;。

もし出身がわかるなら、

京都は「京ことば」「京都弁」
大阪は「大阪弁」
神戸は「神戸ことば」

と使い分けてあげると、好印象を持たれますよ。

ちなみに私は大阪うまれの和歌山育ち、父は和歌山で母は神戸育ちです。また学生時代は京都で6年過ごしたので、大阪弁、和歌山弁を軸に、京ことば、神戸ことばも少し話せます(^^)d。

しつこいようですが、「京都なまりの関西弁」とか言うと、えらい騒ぎになるのは間違いなし(´д｀|||)。