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帰りのNH142便も、ボーイング777-200でした。私にとって長らくB777は、「なんとなく大きいだけの、無個性な双発機。」でしたが、今回はB777-200とB767-200の共通点を発見したので、好きな機体になりましたね。

となりのスポットにSFJ（スターフライヤー）のエアバスA320、ウイングレット装着機がいたので、思わず撮影を開始しました。

さらに、ANAのボーイング737-800、これもウイングレット装着機です。

ヤフーニュースで読みましたが、映画スターのブラピこと、ブラッド・ピットが、第2次世界大戦で活躍した英国の戦闘機を購入したそうです。

価格は、330万ドル（3億3000万円）とのこと。これは、実動の機体の価格ではなさそうですね。これからレストアしないと、飛べるようにはならないはずです。

その気になる機体は、スーパーマリン・スピットファイア。バトル・オブ・ブリテンと言われる、英国空軍機がグレートブリテン島を空襲にやってくるドイツ空軍機を迎撃し、ドイツの英国占領を阻止した、有名な戦いの主人公となった名戦闘機です。

しかも、70年以上前に製造された機体をレストアし、飛べるようにして、なおかつブラッド・ピット本人はライセンスを取る用意までしているとのこと。

飛行機好きな映画スターは他にもいますが、20世紀初めのレシプロエンジンの戦闘機を乗りこなす人は知らないです。

ジェット機なら、プライベートでボーイング707を操縦して来日したこともある、ジョン・トラボルタなんかがいますね。これもスゴいけど…。

そういえば、秋口に羽田空港の工事現場（海軍羽田飛行場でした）で見つかった零式輸送機は、やっぱりスクラップ扱いなんでしょうね。どこかのお金持ちで双発レシプロ機のライセンスを持ってる人なんかが拾ってくれたら、機体も幸せなんですが。

保安検査場をなんとか？クリアし、58番搭乗口へ。

ちなみにANAの関空行き最終便は、SFJとの共同運行便で機種はエアバスA320です。

沖止めになりますし、ランプバスで飛行機まで行くのが面倒（広幅のランプバスに乗れるのは面白い）ですが、昨日搭乗したNH147便はボーイング777-200でボーディングブリッジから乗り込みました。

残念ながら搭乗機の画像はいまいちですが、働くクルマたちはいろいろ撮れました。ホンダ・ステップワゴンとダイハツ、いすゞのトラックが目立ちました。

待ち合わせスペースのテレビは、韓国のLG電子の広告でした。以前はこういうスペースのテレビはパナソニックかシャープと決まってましたが、これも日系企業の凋落を示してるんですかね…。

いよいよ機内へ。携帯の電源はドアが開いてるうちはOKなので、機内のショットを撮りました。シートはレカロではなかったけど、ボーイング777-200も改装された機体なのか、新しくて膝まわりがゆったりした座り心地です。読書灯もLEDですが、これは電球色のほうが落ち着きますね。

たまたまエンジンの上の席でしたので、P&W4000シリーズのエンジンナセルを撮りました。このエンジン、小型ジェット機のボーイング737の胴体並みの太さですが、周りがデカい機体ばかりで大きく感じませんね。

いよいよ離陸です。今日の乗客は早めに搭乗口に来た人ばかりで、スムーズに乗り込み、定刻ピッタリにトーイングされました。さすが羽田の滑走路は長いので、端までかなりタキシングして、先行の北九州行きのSFJのA320を見送り、滑走スタート。

意外に加速Gは緩めで、機体はふわりと飛び立ち、垂直方向のGもゆるやかに上昇しました。東京上空の視界が良くて、早く雲を突き抜ける必要がなかったのかな？

キャプテンの案内放送も、人柄を想像させるような柔らかな語り口で、落ち着いたフライトを楽しめました。高度8500mに達したらあとはまっしぐら。着陸準備が始まるまでは全く旋回せずに関空上空へ。シルキーなタッチダウンで18番スポットに定刻に到着です。いい仕事、してますね～♪。

となりの17番スポットに、搭乗機と同じボーイング777-200が出発準備をしていました。やはり777は-200のほうが全長と尾翼のバランスが取れててきれいな機体だと思いました。

ちなみに、日本からは引退しましたが、ボーイング767も-200のほうが好きですね。学生時代にはデルタ航空の旧塗装のプラモデル（ハセガワの1/200）を作って、テレビの上に飾ってました。

普段はJALの私はANAの第2ターミナルは久しぶりです。やはり、新しいビルはいいですね。動線にきちんと配慮した設計になっています。

保安検査場の前に、テーブル付きの待ち合わせスペースがあったので、時間調整がてら空弁を食べることに。

石川県金沢市の「笹ずし」を食べました。笹の葉の香りが酢飯によく合う逸品です。ぜひお試しあれ。

出発案内表示がフルカラーLEDになって久しいですが、ソラリ式のパタパタ言ってるタイプが空港らしくていいんですよね。ちなみに鉄道では、京急線では横浜や久里浜はいまだにソラリ式です。

せっかくゴールドカードを持ってるのに、カード会社のラウンジを利用するのを忘れてました。ソフトドリンクは無料ですから、初めからこちらにすればよかったんですが、笹ずしは持ち込めないですねf(^_^;。

閉店までの15分でコーヒーを飲み、保安検査場へ。

が、ここでトラブル。以前泊まりで釣りに行ったときにいれたハサミがザックに入ってて、X線で写りました。

結局荷物を全てザックから出して、ちっさい文具ハサミを見つけ出しました。係の方は定規で刃渡りを測定し、「申し訳ないですが機内には持ち込めないタイプですね。」

まあ、古いハサミですし、所有権放棄しました。何度も飛行機に乗りますが、初めての経験でした。

この稿、続きます。

今日は、以前投稿したボーイング757の機体に、撮影時には気づいてなかった特徴があったので、改めて投稿します。

成田空港で撮影したデルタ航空のB757ですが、夜間でもあり国内の航空会社が採用してない機体でもあり、とりあえず撮ることに集中していて、細部を見てなかったです。

主翼の先端に、整流効果で燃費を向上する目的で、縦に延びたウイングレットが装着されてます。成田ベースでグアム、サイパン、ほかアジア各都市にリレーするために、成田に滞在しているデルタ航空のB757ですが、やはり国際線の機体だけに燃費向上効果も大きいんでしょうね。改造はおそらくシアトルのボーイング本社工場と推測しています。

B757、やはり国内の航空会社が運航してないので、なかなか細部の変化にはついていけないですf(^_^;