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2011年03月02日 イイね!

トラバント

トラバント<以下引用(かなり長いです。)>



名称はドイツ語で「衛星」「仲間」「随伴者」などを意味する語。1957年に打ち上げに成功した、当時友好国であったソ連の史上初の人工衛星「スプートニク1号」を賞賛して命名された。


「ボール紙のボディの車」と言われることがあるが、これは東ドイツ末期に製造品質が下がって表面の質感がボール紙のように見えたことから西側が仕上げ品質の低さを揶揄した表現であり、実際は長いモデルライフを通じボディの基本材料は綿の繊維を使った繊維強化プラスチック (FRP) である。ただし、製造期間末期はレーガン政権下のドル・ルーブルの為替レート操作による共産圏の財政悪化のため、製造コスト低減を図って実際にプラスチックに紙パルプを混ぜ込んでいた。

1990年のベルリンの壁崩壊の直後からは、最新式のフォルクスワーゲン・ゴルフやオペル・アストラなどの西ドイツ製の車と、古色蒼然としたトラバントが、同じ通りで肩を並べて走るようになり、双方のドライバーとそれらを見比べた者に強烈なカルチャーショックを与えた。
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全長3.5 m, 車幅1.5 mのコンパクトなサイズである。定員は4名。

エンジンは2ストロークの空冷エンジン横置き配置で、前輪駆動方式であった。4輪自動車のエンジン横置き配置は2気筒クラスでは珍しいことではなく、1931年のDKW・F1からして2気筒横置きエンジンである。一般に横置きエンジンの最初とされるイギリスのミニ(1959年、アレック・イシゴニス設計)は、大きな4気筒エンジンを横置きにしたことに意義があった。ブレーキは全期間を通して4輪ドラムブレーキであったが、明らかに性能不足であった。
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ラダーフレーム上に別体のボディを載せる古典的構造で、大きな強度を必要としないことから、ボディの一部はFRPで造られていた。このため軽量に仕上がり、車重は 600kg強に過ぎない。東ドイツで物資が不足するようになるとボディ材料の繊維がボール紙様となり、末期には粗悪な製品となっていた。

2ドア3ボックスのリムジーネ(セダンボディ)のほか、ユニバーサル(ステーションワゴン形)もあった。1964年以前のP50・P60は丸みの強いボディでフロントグリルがなかったが、1964年以降のP601はやや直線化されて屋根が浅くなり、フロントグリルも設けられた。

ヘッドランプのHi-Lo切り替えスイッチは灯体の真下にあり、切り替え操作は一旦降りて行なう必要があった。


エンジンスペックは 594cc, 最大出力23HP/3,800rpm(DIN.26 HP/4,200rpmというデータもある)、最大トルク5.5kgm/3,000rpmで、1970年代の日本の軽自動車にやや劣る程度の内容である。

公称最高速度は95 - 105km/hといわれる。到底連続走行できるようなものではなかったが、4人乗せて80km/h以上のスピードは出た。ただし加速時間は相応なものが必要である。

エンジンルームは左上の高い位置に燃料タンクが配置されている。空冷式のエンジン本体は、低い位置に冷却用のシュラウドでカバーされた状態でマウントされており、直接は覗けない。

古典的2ストローク機関の例に漏れず、エンジンオイルをガソリンに混合給油する方式である。

24Lの混合燃料タンクは、ボンネット内のダッシュボード前方に置かれていた。第二次世界大戦以前の自動車と何ら変わらない配置である。タンクは常にエンジンより高い位置にあるため、燃料供給は重力による自然流下で、燃料ポンプは不要であった。

このレイアウトは簡潔ではあるが、正面衝突時やエンジンの異常過熱時には発火するおそれがあり、安全性の面では極めて不利である。もっともフォルクスワーゲン・ビートルなど同時代の自動車もフロントノーズに燃料タンクを収めており、衝突時の発火危険性はトラバント固有の問題ではなかった。

燃料計は付いていないので、給油口に棒を入れて残量を確認したり、燃料を入れた際のトリップメーターの数値を覚えて給油時期を逆算する必要があった
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ギアボックスはコンスタントメッシュ(常時噛み合い式)の4速型であるが、ノン・シンクロメッシュであり、スムーズな変速にはダブルクラッチが必要であった。1970年代以降はほとんど博物館級と言ってよい古典的変速機であった。

サスペンション
前後とも横置きリーフスプリングで吊られた独立懸架(フロントはウィッシュボーン、リアはトレーリングアームとトランスバース・リンク支持)。リーフスプリング同士の摩擦・摺動によってダンパーとしての効果も得ようとするものであるが、独立懸架としては旧式な設計である。

トラバント生産開始50年を記念して、ドイツの大手模型メーカーのヘルパがトラバントの新型による復活計画を発表。

リチウムイオン電池で駆動する45 kWのモーターを搭載する電気自動車となり、ドアは再び2枚に戻った。航続距離は100マイル(約180km)、最高速度は80mph(約128 km/h)に達する。ヘルパが中心となっている開発元では、2012年までの市場投入を目指して出資者を募っており、生産に至った場合は29,000ドル前後での販売を予定している。
<以上引用終わり(お疲れ様です。)>


‥お前、記事の丸写し過ぎ‥と言われそうですが‥
この記事の文章、とっても優秀だし、読み飽きなかったので丸々引用しました。

中身の性能はともかく、80年代の洋画とかで、たまに登場する
「東側諸国製の車」のデザイン‥結構好きだったんですよね。
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まぁ毒ぽい事をいえば80年代なのに60年代みたいなデザインで
新鮮だったともいえるけど‥

最近の車はパワステやAT、インジェクション化で
誰でも簡単に始動出来て、誰でも簡単に運転出来て、意識する事なく変速する様になりました。

運転免許は=運転技術ではなく、法令やモラルやマナーを学ぶだけで
転がすだけなら小学生でも運転出来る代物に…

技術の進歩は間違いなく素晴らしい。
車に限らずにいえば、自分も、その恩恵を相当受けています。
(物凄く単純にテレビのチャンネル、私が子供の頃はチャンネル変えにテレビまで行くのは、子供の仕事だったし、UHFなんぞ結構クセがった。笑)

でも「誰にでも簡単に出来る物」って達成感が無いんですよね。
最近、そんな事に気付き始めたのは歳のせいであろうか?笑
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Posted at 2011/03/02 09:10:48 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記

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「エアコン 
会社の車のエアコンが構造的に効きが弱いらしく
最強にしてようやく冷えが持続するレベルで
「効かねぇなぁ」とか言ってるけど‥

自分の車に数時間乗ったら冷えすぎで下痢誘発。

あんなもんでいいんだろうな。(うっさいけど)」
何シテル?   07/24 17:45
更新は終えましたと言ったな‥ アレはウソだ。(byメイトリックス)
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