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刺してと言う言葉は「殺す」に、置き換えた方が、ピンと来るかもしれません。

これは刺した人間に言ってる訳ではなく
実は、刺された「日本人」に言ってるんです。

残念ながら、普通に日本で生まれ育った純日本人には
後先を考えず他人を平気で刺し殺せる頭がありません。
(自分の親家族や知人に何かをされて見境が無くなってる場合は別)

この事件を聞いて思い出したのが、私の小学生の頃の
「ある一件」です。

私が小学生の頃は、中国残留孤児の帰国事業が大々的に行われました。
(昭和50年代中頃なので、もう知らない世代も多くなってきましたね。)

そこで、その孤児の子供が私の小学校に編入になったのですが
(年齢的には私より下で当時私は四～五年生)

ある日一ヶ月も経たない頃に、学校を揺るがす事件が起きました。

原因やキッカケは分かりませんが、
「履いてるズボンのベルトを抜き振り回して相手に縫う程の怪我をおわせた」
(だからヤばいから近づくなって事で学校内に即広まった。)

昭和の小学生なので喧嘩が無かったとは言わないけど
持ち物を使って相手を攻撃するって頭は無かったので
それは衝撃的な出来事でした。

その後、中学高校と歳が進んでも
「自分から相手に物を使って攻撃したら、相手からも物で攻撃される」
とか、ハッキリ考えてなくても漠然と思ってたし

なによりかにより
「後が面倒になってタダじゃすまなくなる」って考える様になるもんだし…

この「後先考えれなくなる程、自分を失う」ってのは
=キチガイ=恥ずかし=自分が損する=後悔する
って感覚が日本人には根っこにあると思います。

中国人には、これが多分ない。
まさか万引き相手に殺される覚悟なんか無かったと思うのですが
つまりコレが日本人の身近な平和ボケなのかもしれません。

だから対峙する時には
自分の日本人の感覚では、ダメであり　
ぶっちゃけ「相手を殺すつもりじゃないと危ない」んですよね。
　
違う国の常識や、社会性を持った者を相手にするのは
それを知らないからこそ想像なんかできません。

「腹を割って話せば分かる」は日本人同士でやる事であり
外国人(特に中国人)には、言い方は悪いですが
人の皮を被った獣を相手にする気じゃないと　
こっちが、ヤバイと思って損は無いです｡

この私の話を「差別」とするなら
多分「熊が可哀想だから殺すな」って言う人々だと思うので
私とは話が合わないと思います。