ペルー、ブラジル、アルゼンチンを巡る
11日間の南米旅行から無事に帰ってきました(^^)
妻が行きたい行きたいと言っていたマチュピチュやナスカの地上絵、
世界三大瀑布の中でも最大級のイグアスの滝、
どこも本当に素晴らしかったです♪
旅行中、移動のためにジェット旅客機に10回搭乗したほか、
10時間に及ぶバスの移動まであり、
かなり体力的にもきつい旅行でしたが、
自宅から
往路34時間
復路43時間
もかけて行くだけの価値がある南米旅行でした\(^▽^)/
楽しかった旅行を記憶に留めておくために、
そして、皆様のご参考に少しでもなればとの思いで、
南米旅行をブログに残したいと思います。
ということで、
先ず1日目のスタートです!
出発の朝、
妻から向こうで使うお小遣いとして
1パック100ドル入ったUSドルパックを5パック渡されました。
南米の観光地はUSドルが使えるので、
いちいち現地通貨に交換しなくても良いので便利です。
パックは
1$紙幣×10枚
10$紙幣×3枚
20$紙幣×3枚
入り。
買い物はカードでも出来ますが、
安い物を買う時とか、
チップを払う時のために、
少額ドル紙幣が必要ですね。
50ドル、100ドル紙幣は店によっては受け取ってくれないようです。
偽札を掴まされた時の被害が大きいとか、
そもそもお釣りがないためのようです。
高額な支払はやはりカードが便利ですね。
ちなみにレストランでカード払いをする時は、
チップもカード払いで出来ます。
今回やってみて初めて知ったマメ知識(笑)
さて自宅を出発します。
「カール、お留守番をよろしく。」
いつになく悲しげなカールの目(^^;
鹿児島空港へはもちろん愛車で♪
11日間も待ってもらうので屋根付き駐車場へ。
鹿児島空港でお昼を食べ長旅に備えます。
トンカツが美味しい♪
ビールで旅の前祝い♪
このJAL機に乗ってまず羽田へ。
羽田からリムジンバスで成田に行ってNY行きに乗ります。
後ろに見える高千穂の峰が美しい(^^)
ところが、
いきなりハプニングが。
明日、台風19号が関東方面を通過する可能性があるため、
今日の羽田空港は大混雑!
そのため鹿児島空港で足止めに(@@)
予定よりも30分遅れで鹿児島空港を離陸し、
何とか羽田空港に到着。
混乱は更に続きます。
明日の台風の影響を避けようとするする人たちで
成田空港行きのリムジンバス乗り場は
人で溢れ返っていました(@@)
やっとバスの座席の予約が取れたものの、
その便ではNY行きの便に乗り遅れてしまいます。
京急を使っても2時間。
これも完全に乗り遅れます。
万事休す
と観念したその時、
「マチュピチュにいつか行きたい」
と寝言のように言い続けてきた妻の言葉が
頭をよぎりました。
足の指を骨折し
それでも、
ギブスを装着したまま旅行行きを決めた妻。
出発直前になって南米行きがダメになるなんて
あまりにも妻が可哀そう。
「もう行けないのね・・・」
と悲しそうな顔をしている妻を見たら、
何としてでも妻の思いを叶えてやらねば!
そんな気持ちが湧いてきたのです。
・・・ウソです(^^;
この機会に少しでも妻のポイントを稼がねば、
というのが本音です(笑)
こういう時間との勝負は、迷っている暇はありません。
遠いですが、成田までタクシーで行くことに決めました。
妻も骨折で痛い足を引きずりながら
一生懸命にタクシー乗り場に急ぎます。
ところが
タクシー乗り場に着くと、
先頭に止まっているのはレクサスGSのタクシーではないですか(@@)
レクサスのタクシー=料金が高い!
でも迷っている暇はありません。
そのまま乗り込みます。
運転手さんに
「成田の国際線に乗り遅れそうです。
すみませんが急いでもらえませんか。」
と告げたら、
「お任せ下さい。」
との頼もしい返事が(^^)
高速はかなり混んでいましたが、
車線変更を繰り返しながら、
どんどん進んでいただきました。
バスはそういう訳にはいきません。
バスに乗っていたら離陸したNY行きを
間違いなくバスから見送ることになっていたでしょう。
少し落ち着いた頃、我に返り、
運転手さんに
「レクサスのタクシーってお高いのでしょうね?」
と尋ねたら
「普通のタクシーと一緒ですよ~」
とのことでした(^^)
とんだハプニングのお蔭で
乗り心地の良いレクサスGSで成田に移動出来ました♪
ちょっとリッチな気分です。
災い転じて福となす、ですね。
そんなノーテンキな私の目を覚ませるのに十分な
羽田-成田間のタクシー料金(@@)
26,820円也(汗)
無理な運転ではないのに次々と先行車を抜き去り、
荒っぽくはないのにとても速い、
しかも回りの車に不快感を与えることはせず、
後部座席の私たちがゆったりした気持ちで乗っていられる、
そんな惚れ惚れするドライビングテクニックの運転手さんは
最後まで丁寧な対応をされる紳士な方でした。
成田を熟知されているのか、
手続きに1番近い場所にピンポイントで停止されました。
お蔭さまでNY行きに間に合いました。
本当にありがとうございました(^^)
急いでツアー会社のカウンターで受け付けをして、
その後航空会社のカウンターへ走り、
NY行きの受付終了10分前にチェックイン完了(^^)
ギリギリセーフながらこれでNY行きに乗れます。
このJAL機でNYまで行って、
ペルー行きに乗り換えます。
NY行きに搭乗。
ギブスを装着した妻の足。
痛々しい(^^;
成田からNYまでの飛行時間は12時間55分の予定。
あと12時間11分です(笑)
取りあえずワインで乾杯♪

ワインを呑んで映画を見ていれば
アッと間に目的地に着きます(笑)
夕食のメニュー
さすがはJAL、美味しいです♪
朝食は吉野家の牛丼♪
これで暫くの間、日本食とおさらばです。
NY(JFK空港)に到着

トランジットのために一旦アメリカに入国します。
ところが、
単に乗り継ぎのための入国なのに、
安全検査やら入国審査やらが終わるのに
3時間近くも掛かりました。
アメリカという国は本当に勝手な国です。
「スーツケースはTSAロックの鍵でなければ壊して開ける」
と言って人々にTSAロックのスーツケースを買わせたかと思うと、
舌の根も乾かないうちに
「TSAロックであっても施錠するな。」
と言い出していますから(怒)
アメリカは、出入国に係らずスーツケースに鍵をしてはいけないので、
貴重品は絶対にスーツケースに入れられません。
ならばと、
少しでも安全を確保するために
スーツケースベルトを購入したのですが、
これさえも装着するなと航空会社に指示されました(-"-;)
TSAロックの鍵なんて、
遅かれ早かれ犯罪者が合いカギを作ることは
容易に予想された訳ですから、
こんな役立たずのシステムを強要するなんて、
とても世界の大国とは思えません。
アメリカ独自のESTA(電子認証渡航システム)も面倒な制度です。
ピザ免除でアメリカに入国するためのシステムですが、
これを業者に依頼して取得すると
14ドルの申請料+手続き料が数千円取られます。
ええ、だから自分で電子申請して取りましたよ(笑)
ESTAを取得すると2回目のアメリカ入国から
キオスクという機械で自動入国審査を受けることが出来ます。
これなら入国審査もスピーディーと言われているものの、
今回の南米旅行の復路でのトランジットでは、
キオスクに人が集中していて、
かえってキオスクでの手続きが時間が掛かりました(笑)
そんなことを経て、
やっとペルー行きゲートへ。
次はNYからペルーのリマに向かいます。
所要時間は7時間40分。
先はまだまだ長い(^^;

離陸して1時間ほどで出てきた食事。
既に、朝食なのか昼食なのか夕食なのか分からなくなっています(笑)
朝だろうが夜だろうが、
もちろんワインを呑みます♪
南米大陸上空(^^)
リマ行きの2回目の機内食。
朝食のようです。
徐々に夜が明けてきました。
朝焼けの地平線は南米大陸です♪
リマの灯りだー\(^▽^)/
少し霞んでいます。
遂にリマ空港に到着。
自宅を出て34時間!
やってきました、南米大陸♪
入国審査などを経て空港のロビーへ。
いよいよ、ここから南米観光スタートです♪
「南米旅行その2」へ続く