11月17日の深夜、迷い猫が保護されました。
場所は鹿児島市の南方面にある住宅街、紫原です。
警察署で保護されていましたが、19日の夕方になっても飼い主さんから警察や保健所に連絡は
無く、そのままでは保健所に引き渡しになるとのこと。
保健所に引き渡された猫の生存率は1割のみ。残りの9割は殺処分の運命というのが、昨年の
鹿児島県の統計です。
体の大きさが既に成猫に近いこの猫の場合、どのような運命になるかは推して知るべし、です。
人懐こく、首輪が付いていたので、飼い猫であることはほぼ間違いなく、飼い主さんは必死に探し
ているかもしれません。
そこで、保健所に送られるのを避けるため、警察から一時的に我が家が引き取って預かることに。
19日の夕方、警察署で一時預かりの書類を書いて、引き取ってきました。
我が家には、既に捨て猫と捨て犬が2匹いますので、これ以上飼うのは無理。預かるとしても短期
間の予定です。
その間に飼い主さんが分かると良いのですが。
迷い猫は、推定年齢10ヶ月前後。キジトラ柄の雄猫。体重2.9キログラム。
少し臭かったので、娘がシャンプーをしたら、かなり汚れていました(^^;
伸び放題の爪は妻が切りました。
これは我が家のチョコ↓
チョコは顔、胸、足先に白のマーキングが入っているだけで、迷い猫とほぼ同じ柄です。背中から
見ると間違えそうなぐらい似ています。
ビビリー猫のチョコは警戒して迷い猫には近づきません(笑)
この迷い猫、人懐こい性格ですが、犬のカールが近づくと怒って猫パンチをバシバシ繰り出します。
しかし、カールは、チョコの猫パンチを避けるトレーニングを日々続けてきた努力が実り、迷い猫の
猫パンチを軽快なフットワークでかわしています(笑)
ところで、この迷い猫にはスゴイ能力が!
妻がフライパンで焼いている熱々の肉を盗んで食べてしまうわ、
目を離した隙に熱いスープをペロペロ舐めてしまうわ、
水浸しのシンクに平気で入るわ、
とても猫とは思えないことをやってのけるのです。
猫は猫舌のはずなのに!!
猫は水が嫌いなはずなのに!!
常識の枠に収まらないスーパー猫?(笑)
って、そんな冗談を言ってられないほど困った問題行動です。
迷い猫が体を頻繁に掻くので、マイクロスコープで調べたら、ギャァァ~~~~!!!
何とノミの糞と卵がゴッソリ落ちているではありませんか(@@) コレハタイヘンダ。
もちろん直ちにフロントラインを首筋にジュッジュッ。
チョコに移ったら困るのでチョコにも当然付けました。ふ~。
飼い主さん、我が家で預かるのも限界がありますので、早く警察か保健所に迷い猫の届けをされ
るようお願いします。
警察に届ける場合は、鹿児島南警察署が良いとのことでした。
首輪の特徴は、迷い猫を引き渡すときに、本当の飼い主さんかどうかを確認するため、ここには書
けません。
以前、警察署の担当者さんから聞いた話ですが、
「猫は、そのままでは生きて行けそうもない場合を除いて、公園や街で見かけてもそのままにして
頂きたいですね。
飼い猫であれば、そのうち家に帰りますから。
特に人慣れした猫は飼い猫の可能性があります。
ヘタに捕まえて警察や保健所に渡すと、飼い主が数日以内に分からない限り、ほとんどが殺処分
になってしまいます。
良かれと思ってしたことが、命を奪われるという、その猫には最悪の結果になるのです。」
と・・・・
本音でしょうね。
Posted at 2015/11/22 21:44:35 | |
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