メインカメラD850のAFの
動体への合掌速度
ターゲットポイントへの追随能力
はどの程度のものか?
そのテストをしました。
テストに協力してくれたのは、いつもお気楽なお調子犬のカール(笑)
カメラのAFは左右に動く動体に対しては特に問題無く合焦しますが、
向こうから手前にかなりのスピードで走ってくる動体には合焦しきれない場合が多々あります。
そのためピントがずれてぼけ写真を量産していたのが今までの機材でした。
しかし、D850のAFモジュールはニコンのフラッグシップ機D5と同じで、
153点のフォーカスポイントのうち99点がクロスセンサーという豪華な作り。
これに加えて有効画素数4575万画素の高画素モデルでありながら、マルチパワー
バッテリーパック MB-D18を使用すれば9コマ/秒の高速連写が可能という言うことのない
性能です(画素を落とせば30/秒まで高速連写が可能)。
合焦性能が高く、そして、私が設定しているRAW(圧縮RAW/12ビット記録)であれば、
200枚まで連続撮影が可能という十分なるバッファー容量!
この性能に否が応でも期待が高まります(^^)
テスト開始です。
「カール、Come!」
さすがは単細胞のカールです。
呼ばれるとオヤツがもらえるか、若い女の子に抱っこしてもらえるのではないかと思って
全力でダッシュしてきます(笑)
最大速度で走ってくるカールの目を狙うと・・・
AFはしっかりと目に合焦し続けています!
私の今までの常識からすると脅威の合焦速度!!
ピントは目に狙いを付けますが、これがまた難しいです。
走る犬の顔は上下に激しく揺れ、時には左右にも揺れます。
それに合焦点を当て続けるのはゴルゴ13やスネークでもほぼ無理でしょう。
しかもターゲットのカールは小さい(^^;
ところが、少し狙いが外れてもAF-C+ダイナミックAF25点の設定が目を自動でロックオンして
追い続けてくれるので、9割以上の確率で狙った目にピンが来ます!
今までのカメラはピントが合うのは1~2割程度の確率でしか無かったので、D850のAFの
合焦速度と追随性能に大感激!
まさに、これが今まで求めていた性能です。
スピードのあるカールでもD850のロックオンを振り切ることは出来ませんでした(^^)
これだけ前後方向に速く動く動体にピントが合焦し続けには、カメラのAF性能もさることながら、
もちろんレンズの性能も大きく影響します。
今回使用したのは最新のニコン70-200mmF2.8EタイプVR。
さすがは爆速レンズだけのことはあります。
ニコン300mmF4Eタイプも現行モデルではありますが、ほとんど追随しきれず合焦率は1割程度。
それもF8あたりに被写界深度を深く設定してもその結果です。
動体撮影ではいかにレンズが重要かということでしょう。
D850に完敗はしたものの、思いっきり走れたのでカールも喜んでいます(^^)
このD850、もちろん動体撮影だけが得意という訳ではなく、あらゆる撮影スタイルに対応する
機能を搭載しています。
ポートレートや風景撮影では常用最低ISO感度64がものを言うでしょうし、
室内で犬や猫を撮るときは常用最高ISO感度25600が役に立ちます。(最高ISOは人によって許容
範囲が違いますが、私は8000程度までさほど問題ありません。)
そして明るく大きいファインダー。
機構ブレ、シャッター音なしのサイレント撮影機能。
カメラ任せで十分な露出とホワイトバランス。
180KピクセルRGBセンサーによる-3 EVまでの測光性能。
並べればきりがありませんが、
何よりも有効画素数4575万画素は本当にすごい描写です。
細かな描写力と広いダイナミックレンジが相まって、経験したことのない立体感、空気感を表現して
くれる上に9枚/秒の高速連写と連続撮影枚数200枚のバッファー、
D850・・・参りました(笑)
これでガチガチのアンチ高画素派から完全に撤退します(爆)
テストを終えて桜島をバックに一息。
カール、お疲れさん♪
そんな私とカールを見守る愛車(^^)
Posted at 2018/01/31 00:06:37 | |
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