南米旅行8日目。
この日と翌日の2日に亘って
世界三大瀑布のひとつイグアスの滝を楽しみ尽くします。
旅行もいよいよ最後になってきました。
先ずは朝食。
食あたりから回復したので、
ガッツリ頂きます!
↑ビュッフェのマナーとしては失格のお皿です(恥)
ビュッフェでは1皿に少しずつ盛って、
何回かに分けて料理を取りに行くのがお上品な食べ方。
しかし出発までの時間が無いので、
下品さは承知のガッツリ盛りです(笑)
宿泊しているホテルはブラジル側。
この日はアルゼンチン側に入国し
イグアスの滝観光をします。
ブラジルからアルゼンチンへは
イグアス川の橋を渡って入ります。
イグアス川が国境になっており、
その堺は橋の縁石のペイントで分かります。
ブラジル側の縁石。
国旗と同じ緑と黄色。
アルゼンチン側の縁石。
これまた国旗と同じ水色と白。
白がややベージュっぽいですが(笑)
途中、添乗員が全員分のパスポートを集め
アルゼンチン入国の手続きをパパッとやってくれます。
ツアーだと楽チンです。
アルゼンチンのイグアス国立公園に入場♪
チケットには800ペソとありますから
日本円で1700円ぐらい。
徒歩でトロッコ列車乗り場へ。
女子が圧倒的に多い今回のツアー。
まるで女子会旅行に紛れ込んだようです(笑)
トロッコ列車に乗車♪
スピードは出ませんが、
これはこれでワクワクして楽しいです♪
私の向かいに座ったのはオーストラリアの若い大男。
握手して国際親善を図りました(^^)
トロッコ列車は
始発の駅がセントラル駅、
中間にあるのがカタラタス駅、
終点駅がガルガンタ駅。
私たちは「悪魔の喉笛」を目指しますので、
終点のガルガンタ駅まで乗ります。
セントラル駅からガルガンタ駅まで20数分ぐらい
だった気がします。
終点のガルガンタ駅を降りても、
イグアスの滝はまだ先です。
このような鉄製の歩道をまだ進まなければなりません。
時間にして約20分。

周囲の景色を楽しみながらひたすら歩きます。
心配していた妻の足の指の骨折も
この頃にはギブスを外してテーピングでの固定に。
皆さんの後を最後まで歩けました(^^)
更に歩きます。

すると、
滝の轟音が響き渡り
イグアスの滝が見えてきました!
滝の見物は、
普通は下から見上げるか
遠くから眺めることになるのに、
ここは上から見ます!
それに滝と言えば、
大抵は山の中にあるのに、
イグアスの滝はジャングルの大平原の中に、
突然現れる不思議な滝です(@@)
おおっ、スゴイ!
悠々と流れてきた大河の水が突然落ちる
ここの景色は
滝というより川を飲み込むブラックホールに見えました。
今にも滝に落ちそうな展望台(^^;
怖そう。
その展望台へ。
息を飲む雄大な景色(^^)
世界三大瀑布は
イグアスの滝
ナイアガラの滝
ヴィクトリアの滝
の3つですが、その中でもダイナミックさ、スケールでは
イグアスの滝が他を圧倒。
実質的に世界最大の滝です。
滝の数は季節によって200~300。
幅は約4㎞。
ゴーという圧倒的な轟音が素敵♪(笑)
たくさんのイワツバメが飛んでいました。

最大落差は82m。
足がすくみます(^^;
午後はこの下流で
ボートに乗って滝つぼに突っ込むアクティビティを楽しみます。
桁外れのスケールに、
持参した14mm超広角ズームレンズをもってしても
全体を捉えきれません。

イグアス川もアンデス山脈を起源にしているのかと思っていたら、
まったく逆の大西洋側にあるブラジルの海岸山脈を
源にしていることを知りビックリ!
つまりブラジルの海側にある山脈から
南米大陸の内陸側に流れている川なんです。
アマゾン川とは逆方向に流れる不思議な川です。
その全長は1,320kmですから
鹿児島と岩手県の直線距離に相当(@@)
通過する国はブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国。
ちなみに日本で1番長い川は
ご存じの通り367㎞の信濃川。
日本の川とはスケールが違い過ぎますね(^^;
イグアス川はやがて本流のパラナ川と合流し
最後は向きを南南東に変え、
大西洋に流れ行きます。
そして、
ここがイグアスの滝の最奥部で、
「悪魔の喉笛」です。
悪魔の喉笛は
落差82m、長さ700mのU字形になっています。
U字になっている滝の反対側までの距離は150m。
大きさも轟音も何もかもが桁違いです。
吸い込まれそう。
悪魔の喉笛をバックに、
記念の1枚をパシャリ。
そしてこっちでも
あっちでも
ここでも
ド迫力の滝との記念写真♪
どうやって撮っているかと言えば、
↓こうやっています(笑)
フルサイズデジカメがミラーレス化になったことで
出来る芸当です(笑)
しかし、ミラーレス化で軽くなったとは言っても、
カメラ本体とレンズ、一脚で1.5キロほどありますので、
片手でそれを支え、
構図を決め、手ブレがないようにするためには、
それなりの腕力が必要です。
そのため今回の旅行に備え
ウェイトトレーニングをしてきました(笑)
南米旅行はあらゆる意味で体力勝負です!
ええ、もちろん、スマホでセルフィースティックを使えば
軽いのは分かっています(^^;
拘り、なんです(笑)
この後、いったん遊歩道を歩いてガルガンタ駅まで戻り、
アッパートレイルと呼ばれる遊歩道へ。
こちらも人気のコースだとか。
悪魔の喉笛とはまた違った景色が楽しめます。
公園の至るところで現れるアナグマ。
観光客が持っている食べ物を狙って寄ってきます。
でも気を付けないと噛みついたり引っ掻いたりして
大怪我をすることに。
注意を呼びかける看板が公園に立てられいました。
アナグマは本来警戒心の強い動物なのに、
こうなったのは人間が餌をやったから。
どこの国でも同じような問題があるのですね。
お腹が空いてきたところで公園内のレストランでお昼です。
ビュッフェスタイルのこのレストランは
お肉も好きなだけ食べられます。
日本を出る前に一生懸命に覚えてきたスペイン語の
「Se puede tomar foto?」 (写真を撮って良い?)
と言ったら、
焼いている肉をわざわざ手にしてポーズを取ってくれました(嬉)
ありがとう♪
アルゼンチンはペルーと同じスペイン語圏なので
色々言葉を覚える必要がないのは良かったです。
ブラジルはポルトガル語ですが、
ポルトガル語はスペイン語に似ている部分もあります。
最初はその点は助かるなと思っていましたが、
そのうちゴッチャになって訳が分からなくなり、
とは言えスマホでの翻訳も面倒で、
結局、得意のボディーランゲージが活躍しました(笑)
アルゼンチンのビールで乾杯して
アルゼンチン牛をガッツリいただきました!
午後はボートで滝壺に突っ込むアクティビティツアーが待っています。
これが面白いのなんのって♪
~南米旅行その10に続く~
南米旅行その1 1日目:出発の日@羽田から成田までレクサスのタクシーで移動
南米旅行その2 2日目@儚いハーレムの夢+リマからナスカへ10時間のバス移動
南米旅行その3 3日目@ナスカの地上絵を空から見る
南米旅行その4 4日目@リマ→クスコ→オリャイタイタンボ→マチュピチュ村へ飛行機、バス、列車で移動
南米旅行その5 5日目・午前 @ ついに辿り着いた謎の天空遺跡「マチュピチュ」
南米旅行その6 5日目午後 @ 天空の都市マチュピチュ
南米旅行その7 6日目 @ Wアクシデント発生(マチュピチュ村からクスコへ移動)
南米旅行その8 7日目 @ ゾンビになってペルーからブラジルに移動
ブログ一覧 |
南米旅行(マチュピチュ・ナスカ地上絵・イグアス) | 旅行/地域
Posted at
2019/11/05 21:01:27