隣家の生垣の落ち葉が車に落ちてきて
長年困っていましたが、
その防衛策のために目隠しフェンスを設置しました。
効果は絶大です。
同じようなことでお困りの方のご参考になればと思い、
以下その設置をアップします。
目隠しフェンスの設置は2回あります。
1回目 業者さんが設置
2回目 DIYで追加設置
愛車を止める横に隣家の生垣があります。
この生垣の落ち葉が車に落ちてきて長年困っていました。
雨風の後は葉が車にへばりついてしまい、
手で1枚1枚取り除くか、
水で流さなければ取れません。
ワイパーの根元にも葉が溜まり
その都度掻き出しています。
それだけではなく、
毛虫がたくさん落ちてきたり、
木の実まで落ちてきます。
何とかして欲しいのですが、
お隣さんなので何も言えません。
そのため自分の家の方にフェンスを立てて
落ち葉が来ないよう防衛することにしました。
それとフェンスを立てる目的がもうひとつ。
孫ちゃんや愛犬を守るためです。
隣家には凶暴な大型犬がいるのです。
これまで何回も人を襲って噛み、
救急車や警察まで出動しています。
その犬が生垣の隙間から我が家に侵入し、
遊びに来た孫ちゃんを噛んだら大変なことになります。
カールも危ないです。
【1回目 業者さんが設置】
そのようなことから業者さんに頼んで
目隠しフェンスを設置してもらいました。
台風にも耐える支柱のフェンスです↓
ところが、
写真右側のフェンスの長さが足りません(^^;
(写真右の生垣が見えている部分です。)
そこから犬が侵入する可能性があります。
結構なお値段の見積もりを見て、
ケチってしまったのが失敗でした(笑)
仕方なく、足りない部分に、
長さ2mの目隠しフェンスを追加することに。
再度、業者さんに見積もってもらったら、
どんなに安くしても15万円掛かるとの返事。
2m延長するのに15万円・・・
ん~、
であれば
自分でやっちゃえということになりました(^^)
以前から欲しかった工具が、
この予算の中で買えますし♪
【2回目 DIYで追加設置】
ということで、
目隠しフェンス設置のDIY開始です(^^)
第1段階は支柱用穴の掘削です。
先ずは、新たに購入した電動ハンマに
コンクリート用ドリルビットを装着して穴を空けます。

穴をたくさん空けてコンクリートの強度を下げ、

その後のハツリ作業をやりやすくするというスンポーです(^^)
(ハツリ=コンクリート粉砕)
穴を開けたら
電動ハンマにチゼルやプルポイントを装着して
ガガガッー!とコンクリートを粉砕していきます。
電動ハンマ、大活躍です♪
この方法は自己流なので、他にもっと良い方法があるのかもしれません。
ちなみに業者さんはダイヤモンドカッターで
コンクリートを切ってからハツっていました。
コンクリートに穴が空きました♪

次はポストホールディガーで穴を掘り進めます。

ポストホールディガーは縦長の穴掘りの必需品ですね。
とても早く掘れます。
ある程度掘ったところで
穴の深さをレーザー測定器で計測。
66.1cmありました。
支柱を58cm埋め込むので丁度良い深さです。
残りの8.1cmには砂利を敷き詰めます。
柱は2本立てますので、
もう一つ同じように穴を掘ります。
次に、穴に砂利を入れながら
手作りタンパーでトントンと転圧し、
穴の深さを58cmに調整します。
掘った穴に支柱を立てます。
この支柱、全長が3m近くもあります(@@)
「位置」「高さ」「前後左右の垂直」の3点を慎重にチェックします。
柱には前後の向きがあるので、
それも間違いはないかチェックします。
チェックが済んだら柱が動かない様に
クランプで固定します。

柱の下の板はコンクリート釘を打ちこんで固定。
先ほどの3点の最終チェックをしておきます。
続いてモルタルの流し込み作業へ。
モルタル作りの基本的な配合は、
砂6:セメント2:水1とされていますが、
水の加減は天気や気温によって違うので難しいですね。
それに、
水を多く入れて柔らかくした方が作業はしやすいのですが、
水分が多いとモルタルの強度が低下してしまうので、
適切な固さに配合することが大事です。
「耳たぶの固さが良い」とも言われていますね。
今回は強度を出すために、
砂に加えて砂利も若干入れ、
少しコンクリートに寄った配合としました。
計量の線が入っている万能バケツがあれば、
配合も簡単です。
セメントをバケツ1杯入れたら、
砂をバケツ3杯という具合です。
それらをトロ船に入れてかき混ぜます。
よくかき混ぜたら
固さの具合を見ながら水を入れていきます。
写真の左官鍬はモルタル作りの必需品です。
練ったモルタルを支柱用の穴に流し込みます。
途中で数回、棒でモルタルを突いて
中に空白が生じないようにします。
余ったモルタル(コンクリート)は捨てることが出来ません。
水で流しても沈んだモルタルが固まります。
側溝にでも流したらトンデモナイことになります。
そのため、流し込みの最後の方では
残りの必要量を見ながら、
何回かに分けてモルタルを少量ずつ作ります。
モルタルの流し込みが終わったら、
そのまま1週間置いてモルタルが固まるのを待ちます。
↓1週間後。
右側に2本、フェンス追加用の支柱が完成です。
いよいよ目隠しフェンス本体を取り付けます。
取り付けは簡単に終了。
Before
フェンスが足りなかった右側に
after
無事にフェンスを延長することができました(^^)
「ほ~」と見上げるカール(笑)
支柱が僅かに左に傾いてしまいましたが、
よく見ないと分からない程度なのでヨシとします(笑)
こんな感じになりました♪
目隠しフェンスを設置してから
生垣の葉が車に落ちてくることはほとんど無くなりました。
効果絶大です!
そして、
今まではカールを庭に出す時、
隣りの犬が侵入してきたらどうしようといつも心配していましたが、
それもなくなりました。
「ボクも安心して庭で遊べますね♪」(カール)
孫ちゃんが遊びに来ても安心です(^^)
今回の設置した目隠しフェンス一式↓
① 目隠しフェンス本体×1枚
YKKap シンプレオフェンス5型 T120
② 支柱×2本
YKK ap 自立建て用2段支柱 T230 耐風圧強度40m/秒相当
③ エンドキャップ×1組(4個入り)
YKKAP シンプレオフェンス4・5型共通 エンドキャップ
1回目に業者さんが設置した目隠しフェンスと全く同じものです。
自分で購入して、
業者さんの見積もり価格の半分ほどで買えることを知りました(笑)
今の時代は、
ホームセンターにも無い大きな建材を個人が安く買えて
しかも宅配してくれるのですから、
DIY好きには良い環境になってきました♪
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DIY(家など) | クルマ
Posted at
2020/10/29 21:18:15