先日お邪魔したセラの全国大会…、ってあれはまだ昨日なのか!
えーと、その会場となったトヨタ博物館、僕は初めての来訪でした。
セラも絡む特別企画展はのんびり、じっくり見ましたが、常設の方は駆け足での見学になりました。
ちょいと記録しておきます。
まず、特別企画展の方。
テーマは「30年前の未来のクルマ」。
これはスズキのツインに似てますね。
30年前にはもう、内燃機関からエレキ駆動へのシフトを想定していたみたいで、これも電動のショーカー。
これで車重が790kgとは、重めなのは、バッテリー重量をリアルに反映させているからかも。
こっちはオフロード用?
ゴルフ場で使うやつみたいですね。
MR-Sの登場がこの頃とは、少し記憶違いでした。
もっと最近かと思っていました。
これもミドシップ。
2+2のシート構成を狙ったものらしいです。
後ろのシートはかなり狭い、というか人が乗れる空間と言えるのかどうか。
ロータスのエヴォーラの2+2モデルと同じコンセプトですが、こちらはオープンモデル。
かなり贅沢といいますか、色々てんこ盛りのクルマですね。
市販は想定してなかったのかもしれません。
RAV4も初代が30年前。
今も続く人気銘柄なのかな。
空力を追求したセダンのコンセプトカー。
リアタイヤのズパッツ構造が一時期のシトロエンみたいです。
こっちはリサイクル素材+軽量化のコンセプトカー。
64馬力に450kg。
ケータハムの軽自動車エンジン版に近いパワー&車重、かな?
折り目のない有機的な面構成は未来を感じさせる雰囲気です。
4500GTという名前のコンセプトカー。
一応、2000GTをモチーフにしているようです…。
これが市販されても、名車にはならなかっただろうなぁ。
ロングノーズなこれは…
GTVというモデル名、紺とシルバー(白っぽい)のツートンは、ハチロクを思い出させます。
でもエンジンはガスタービンというキワモノ。
ロータリーエンジン的な音なのかなぁ。
特別企画展に隣接する資料展示コーナーに行ってみました。
昔は普通だったノーズ上のマスコットたち。
少し前にカーグラフィック誌に特集されていましたが、色んな動物とかが使われていたみたいですね。
ミニカー展示もなかなかのボリュームでした。
セラもいますね。
エリーゼはS1がいました。
ルノーのスポールスピダーの方が2まわりくらい大きく見えます。
本当にそうなのかな?
遠近感かな?
ミニカーのスケール違いなのかなぁ。
ルノーのは実物を見たことがないのでわかんないです。
メーカーのエンブレムたち。
年代別にまとめられていました。
ロータスが無いなぁと、探してみると…
なぜか、こっちバージョンでした。
ポスター展示はセリカ。
セリカも良いクルマですよねぇ。
復活させたらいいのに、と思ったりします。
ニーズが厳しいかもしれませんけれど。
ホンマモンのクラシックは疎いのですが…
スイフトというイギリスのメーカー。
スイフトと言うと、サスペンションのバネメーカー、スズキのコンパクトカー、が思い出させますが、これが元祖かもですね。
このカクカクしたクラシックは…
おぉ、ローバー!
身内って気がします(笑)
エリーゼに載ってるエンジンは120馬力くらいなので、90年を経て6馬力がら大きくパワーアップしているのですねぇ。
さて、本館の展示へ。
実は本館の展示は15分くらいで駆け足で巡りました。
特別企画展で時間を使いすぎました…。
トヨダAAのレプリカがお出迎え。
トヨタ自動車としてはオリジンのひとつなのでしょうね。
こちらは自動車のオリジン。
ゲーム、グランツーリスモで乗れた気がします。
笑っちゃうくらいの遅さでしたが、これが産まれて、今の全てのクルマがある、と考えると厳粛な気もします。
モーガンの3ホイーラー。
赤が映えます。
ブガッティのレーシング。
こちらはブルーが映えます。
クラシックスポーツには、メカニカルな雰囲気からロマンがにじみ出て来ますね。
これは少し実用的なクラシックかな?
ボディ同色の赤いホイールが洒落てます。
伊達男が派手な恋人と乗ってたのかなぁ。
初代クラウン。
落ち着きのある佇まい。
今のクラウンが、このモデルの延長線上にあるとは、ちょっと考えにくい気もしますが、歴代モデルを並べると納得できる系譜が見えてくるのかな。
マツダのロードスター。
ユーノスロードスターと呼ばれていたころ、ですね。
綺麗な青のNA。
NDでもこの色はカッコいい気がしますけど、水性塗料だと難しいとか、事情があるのかなぁ。
あるいはマーケット的なもの、コスト的なものが事情かな。
レクサスのLF-A。
個人的には歌舞伎のキメみたいなスピンドルグリルより、こっちのさらっとした口元の方が好きです。
レクサスが日本に現れた時、多分GSのコマーシャルで「微笑む高級車」みたいなキャッチコピーが使われていたと思います。
今のレクサスは微笑んでいるようには見えないんですよねぇ。
ちなみにロータスは「微笑みのスポーツカー」と勝手に感じています。
アウディクワトロとハチロク。
何だか似ている2台ですね。
ソアラにはシャンパンの色が似合います。
お洒落な雰囲気だなぁ。
カッコいいと思います。
フェラーリもいました。
フロントのオーバーハングが長い!
300キロ出すにはコレくらいのハナが必要だった、とか?
三菱のギャラン?
ボンネットのダクトがマッシブです。
三菱もこのまま軽自動車メインのメーカーで生き残りをかけるのかなぁ。
左のはいすゞ117ですね。
早々にトラックメーカーになりましたが、海外向けに普通車サイズのピックアップトラックとかを今でも造ってるらしいですね。
黄色いセリカ。
かつて父がセリカに乗っていました。
どのモデルだったのだろう。
今度、聞いてみたいと思います。
新型のZのデザインが話題ですが、S30のZ。
日本のスポーツカーって雰囲気です。
マツダコスモもいました。
背景が月面!
右のはアメ車かな?
よく見てませんでした。
ジャガーEタイプ。
パンタロンのズボンが似合いそう、というイメージは僕の間違ったイメージかなぁ。
サブロクたちもいましたよ、トミーさん。
日本のモータリゼーションの急速な発展を支えたクルマたちですね。
トヨタのパプリカ…、じゃなくてパブリカ。
テンちゃん!
極上のスバル360ですよ、葉月さん。
ドアも後ろヒンジ!
イセッタの横にいると立派な2CV。
Sh21さん、こいつらミニオンみたい♪
黄色と青に塗り分けたら…
…クラシック愛好家に後ろ指を刺されそうです。
文字通り早足でしたが、楽しい展示でした。
ガルウイングのメルセデス300SLがいたのを遠目に見つけていたのですが、その一角だけ寄る時間がありませんでした。
展示も定期的に変わるのでしょうし、またいつか訪れたいな。
コンセプトカーのレクサスLCも飾ってありました。
クルマも変化が求められるこの先の未来。
電動化、自動化のその先に、ロマンや愛着の対象とあり続けることができるのでしょうか。
ちょっと心配な気もする2020年です。
2050年頃、「30年前の未来のクルマ」という企画展が開催されたとしたら、僕らはどんな気持ちでそれを観るのでしょうね。
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2020/10/12 04:48:42