老母を散歩に引っ張り出す。
母を気遣う孝行息子などではけっしてない。酷い言い方をすりゃぁ“体力を削ぐ“のだ。
その頻度は徐々に減ってきたが,週に1度ほどだろうか。突然スイッチが入ったように覚醒状態になる。活発になるのだ。
あたりかまわず部屋中に荷物を引っ張り出し,出かけようとする。当然,一人では帰っては来れない(笑)。
覚醒状態でなければ,放っておくとどれだけでも寝ている。こちらも世話をせずに済むのだから,楽といえば楽。だが,そうやって徘徊する力を蓄えてスイッチが入ろうものなら,こっちの身体が持ちやしない。
綺麗事ではない。介護とはエンドレス耐久だ。
はぁはぁ息を荒げながら,ヨタヨタと後を追ってくる母。
どこへ行くのか,なぜ行くのか…本人には,なんら解ってはいない。有吉佐和子の小説ではないが,まさに『恍惚の人』。
いくばくかの後ろめたさを味わいながら,近くの公園を目指す。
この花にさえ表情一つ変えることはない。その眼には,いったい何が映っているのだろう。
となりのグラウンドでは,老人ラグビーのゲーム。ひいひい言いながら走り回っている。ようやるわ…(笑)。
老い方は人さまざま。どちらが幸せでも不幸せでもない。あたわりである。
なんとか乗り切り抜った腰痛。でも筋肉は硬直してる。リハビリが必要なようだ。
メンタル面もダメージを負った。ブログだって放り出したまんま。ネタがないんじゃないんじゃなく,書きたい事柄が目に映らないのである。
とにかく身体を動かそう…菖蒲園は花が盛りらしい…
…ってもう枯れてるやん! (-_-;)
白鳥が一羽,さみしそうに泳いでるだけ。近頃は生き物見ると痛々しく感じる(こっち参照)んだわ。
名前もイタイのである…
名付けた時,まさかこんな疫病が流行るとは,思いもしなかったんだろう(笑)。
長女が動物園を望んだので母も連れて出かけた。外出欲を満たさないとお散歩されても困るんでのぉ~(笑)。
お猿の檻の前に,茫然と立ち尽くす母。
いや,猿を目の前にしていることさえ理解できていないのかもしれない。その後ろ姿に駝鳥という詩が重なる。高村光太郎の作だ。
「ぼろぼろな駝鳥」
何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
脚が大股過ぎるぢゃないか。
顎があんまり長過ぎるぢゃないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかりみてゐるぢゃないか。
身も世もない様に燃えてゐるぢゃないか。
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢゃないか。
あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆まいてゐるぢゃないか。
これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。
虎や像は父と重なる。
「生きてここを出ることは無い。」
父に末期癌を告知したのは,昨年の今頃だった。
「ほら! 象さんよ!」
母親が嬉しそうに幼子を抱きあげる。
逢茶喫茶 逢飯喫飯
それでいいんだ。
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