
新しい祝日「山の日」を記念したわけではないが、知人Mと共に白山をぐるっと一回りするツーリングに出かけた。
お揃いのケニーロバーツヘルメットのようだけれど、Mのは小生のお古。ヘルメットは生ものだから定期的に買い換えるべきで、古いのを使うのはどうかと思うが、自己責任でいいというので譲ったのだ。
さて、コースは昨年8月と同じだが、そのときは土砂降り。今日は猛暑となりそうなので周到な準備。
その1『マクナ ドライクールベスト』
右胸に水の入れ口があり、気化熱を利用して温度を下げる。
その2『冷却バンダナ』
一昨年だったか、ダンロップサーキットステーションでのもらい物。保水機能があるので、水を含ませて首に巻きつけておけば、これも気化熱で温度が下がる。
その3『ベンツのエアインテーク』
袖口に差し込んでおくと、走行風が肘から脇を回り込んで背中に抜けていくのが分かる。2千円ちょっとだったっけ、安価で効果の高い品。
ツナギのインナーの上にドライクールベストを着て、アウターはメッシュジャケット。
とどめにドライクールベストに入れる水を冷蔵庫で冷やしておいた。クールベスト、ちょいとお高かかっただけあって、効くこと効くと!
手首のベントから流れ込んだ風が、わき腹から肩甲骨側へ回り込んで、ヒヤッと冷たささえ感じる。かといって、濡れている感触は無い。
暑さ対策バッチリっって・・、完全な失敗。朝6時に出発した時の気温だと、
寒い!早く気温が上がらんかなぁ。
道も空いてて快調。最初の休憩は五箇山の合掌集落。
次の休憩地はひるがの高原。分水嶺公園。
小川が二股に分かれ、一方は庄川に流れ込み日本海へ、もう一方は長良川から太平洋に注いでいる。
これがその流れの分かれ目。

ここでの左右はさしたる違いがないのだが、流れの先は大きく異なる。人生と一緒ですな。
ここでMにエンジントラブル。かかりが悪くなったうえに、アイドリングしなくなる。3000rpm以上は問題ないから、低速側に何らかの問題を抱えているんだろう。
この症状は、今に始まったことじゃないようだ。昨年のツーリングでも出ていた。
チョークを引いたままにすると、調子がいいという。この前プラグを交換した時、真白だったことも合わせて考えると、セッティングが薄いのだろうか・・・。
きけば、自分でなんとか直そうとマニュアルを見てエアスクリューをグルグル回してみたという。
たぶんこれだ。リセッティング。今度は調子がいいぞ。
ひょいと見るとリアサスのプリロードが最弱。
Mはそう小さな体型でもないのに最弱はないだろう。これも2ノッチかけてみることをすすめる。
分水嶺を越えたということは、後はずっと下り。
やっと(?)気温が上がってきて、猛暑対策グッズが効果を発揮し始める。快適快適!
油坂峠を越え、道の駅九頭竜で昼食。なんでも化石が出るということで恐竜のモニュメント。ちなみに動いたり吠えたりします。(笑)
大野の「本願清水」に立ち寄る。
飲める水がこんこんと湧き出ている。冷たくて旨い。
永平寺に寄り道。杉並木が神々しい。
峠を越えて加賀温泉郷を抜け金沢に戻る。
総距離320km。ちょいと疲れたなぁ。
Posted at 2016/08/11 21:11:06 | |
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