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2016年08月31日 イイね!

お上の仕事 と 社会の要請 と ものの本質

お上の仕事 と 社会の要請 と ものの本質出勤する嫁を送ろうと鐘炎で出発。混雑した表通りを避けて違法行為。裏道を通りぬけることにする。

 横町への入り口に、バインダーを持っている不審人物発見。何かを調査してるようだが・・・・。
 しばらく進むと、ヘルメット姿の方が赤い旗を出す。
 レッドフラッグだからピットインだ。ってここはサーキットじゃぁないぞ。(思考の基準が常人と違うぞ)
 「ゲゲッツ! 取り締まりだ!」
 
 ははぁ・・・さっきのバインダーの不審人物は私服警官かぁ。
 捕まえてはみたものの、ゴネられて裁判になった時、どこから入ってきたのか立証するためにナンバーを控えていたんだろう。
 そういえば今日は月末の31日。今日中に検挙すれば、今月の実績になるからなぁ。普段から隣県と比べて実績が低いと叩かれてるもんね、本県の県警。殺人事件なんて犯人が挙がったこと少ないし・・・。
 
 寄付金をするようにとのお告げをいただく。

 サーキットを半日走れるじゃん!(思考の基準が常人と違うぞ)

 ついでに、
「ここで交通事故を起こすと大変な罪に問われるんですよ。」
とお説教もいただく。


 さて、ここから述べることは私の管見である。お気に障ったら読み飛ばしていただきたい。また、小生が法を犯した事実を、重々承知していることを申し添えておく。


 その1 本質を外しちゃってるよ!

 住民の交通安全はもっともである。だが対費用効果、当日お見かけした複数台の車両と10人弱の人員というリソースの活用を考えると、非常に効率が悪い。
 当該禁止区域の奥深くで取り締まるより、そう多くは無い区域への入り口に、一人ずつ立たせればよいのだ。これなら、区域に住む住民と進入車両の事故は、そもそも起こり得ない。
 
 警察の仕事の本質は、安全の確保であろう。具体的には、法を犯さないようにすること【防犯】と、法を犯したものを捕まえる【検挙】ことである。
 どちらの仕事を優先すべきだろうか。小生は当然、前者だと考えるが如何か?
 似たような職務に消防がある。
 放火が多い地区で待機し(進入禁止区域の奥で待ち構え)、放火犯が目の前を通るのを確認して(進入禁止区域に入る車両のナンバーを控えて)から、放火(進入禁止場所通行)という事実の発生を確認し、消火(検挙)活動を行っていては、消防(警察)の職務の本質を外している。

 また、、取り締まりが今日(8月31日)なのはなぜか・・・である。
 台風の影響で大雨が降った昨日なら、褒めもしよう。大雨の中、お仕事ご苦労さんってなもんである。
 事故が起こりえる可能性は、雨の日が断然多い。視界が悪いことだけではない。晴天なら歩いて出勤する者が、車を使用する。渋滞に拍車がかかる。加えて、それを避けようと裏道を通る、小生のような横着者が、晴天より格段に増えるのだ。

 そもそも小生に話しかけた警官、職務に忠実(公務員として必要な資質)なのはいいんだけれど、この本質がわかっていらっしゃらない。(たぶん考えたこともないんだろう。また、考えずに忠実に上司の指示に従うように教育されているんだろうけど・・・。警察という危険な活動を行う組織はそうじゃなくては務まらない一面もあるんだけどね。)

 「重い罪に問われるから入ってくるな。」
 先ほど挙げた警官のセリフ、深~く考えると、諭しかたが間違っている。これも本質を外しているのだ。
 法・規則・ルールといった「決まりごと」は、犯せば罪に問われるから守るのではない。「決まりごと」を破れば他へ迷惑がかかる。だから守らなければならないのだ。

 ファミレスの椅子の上に土足で乗ってはいけない。それは、次の利用客に迷惑がかかるからである。自分が次の利用客であった場合、そうして欲しくないからである。
 店員に叱られるから乗ってはいけない、わけではない。
 こう叱る母親をしばしば見かけるが、あの若い警官もこうやって育てられたのだろう。先生に叱られるから廊下を走っちゃいけないと考え、小学校生活を送ったんだろうなぁ。優等生の鑑である。



 その2 お上の仕事は社会の要請なんだろうなぁ

 では、なぜ進入禁止区域の入り口に立たないのか。
 小生が述べた通り、実際、以前は裏道の入り口に立っている制服警官を見かけることがあった。でも、これじゃぁ検挙数という職務の実績が伸びないのである。
 検挙数が少ない=仕事をしてない、と一般大衆から叩かれるのだ。そして税金泥棒だと揶揄される。

 この社会構造にも問題がある。本来なら、「どれだけ検挙したか」ではなく、「どれだけ安全が保たれたか」で評価するのが本質だろう。
 本年は、雨天の日に進入禁止区域の入り口に警官を配備しました。したがって禁止区域の事故はゼロでした、ついでに検挙数もゼロでしたけど。
 こういう答弁を社会は認めないだろう。

 恥ずかしながら、小生も公務員の末席で禄を食む者。この一面は肌で感じている。法では「全体の奉仕者として・・・」と規定されている。昨今はアカウンタビリティの名のもと、どれだけ奉仕したかを数字で示す必要に迫られるのだ。
 

 繰り返すが、以上に述べたことは私の管見である。また、小生が法を犯した事実を、重々承知していることも申し添えておく。

 数字・数字・数字・・・生きづらい世の中になったもんだ。
 あっ腹立ちまぎれに(まぁ多少なりとも感情を崩しちゃぁいますけれど)書いたわけじゃぁありませんよ。ちょっと思索したまで。
 本人は、渋滞回避の通行料金を数年分まとめて払ったつもりですから。(反省しとらんのかいっ!) 
Posted at 2016/08/31 10:57:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 単なる日記 | 日記

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 夏は自転車とバイク、冬はスノースクートと年中ハンドルを握っています。今回、人生最後の1台にロードスターRFを手に入れました。
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