
築地市場の移転問題が連日のようにニュースになっている。
ちょいと気になったのが【盛り
土】の読み方。テレビでは、「盛り
ど」と読んでいるが、「盛り
つち」ではないのだろうか?
調べてみると・・・・・なるほど。
おおざっぱにいってしまうと、
「盛り
ど」=埋め戻すための土
「盛り
つち」=盛りあげるための土
・・・・らしい。
地下の汚染された土の代わりに投入する予定だったから、「盛り
ど」なのか。
さて、話は変わるが、小生の自宅はわずかながら傾斜した土地に建っている。奥側が高く手前側が低いのだ。
それで、敷地の一番奥側を基準に水平になるよう、手前側の基礎を高くして家を建築した。ファンカーゴ(父の車)を停めてある手前側からは、ポーチの奥にある階段を数段登った所が玄関となる。通りから見れば、道路に面した花壇の高さの分だけ、かさ上げされているのだ。
通りから見るとこうなる。
車庫のシャッター右隣り、高さ1mほどの花壇の高さが建物の基準面。
シャッターを開けると、ドアが見える。
このドア、実は設計段階では存在しなかった。単なるコンクリート壁になる予定だったのである。建築中、基礎のコンクリートが出来上がった時点で、この部分だけを切って取り付けたドアなのである。
なぜ、そうしたか?
ドアの向こうをのぞいてみよう。

地下室である。
“地下室”と読んではいるが、構造的には8畳の和室のたんなる「縁の下」。家の基礎コンクリート分、120~130㎝ほどのバカ高い「縁の下」が出来上がってしまったというわけだ。
当初は、この空間に土を入れるつもり、つまり「盛り土」をするつもりだった。 ところが、基礎が出来上がってみると、惜しくなってきたのである。
「こんな広い空間に土を入れる? もったいねぇ~。」
「ん? 車庫側の壁を一部切り取ってドアを付けりゃ、物置代わりになるんじゃね?」
建築会社も、強度的にも問題は無いだろうと突然に設計変更。
というわけで、盛り土をやめて地下室になったわけであります。
設計変更を指示したのは私です。
あっ、ごらんのように水は溜まってませんよ。
Posted at 2016/09/28 19:22:17 | |
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