THE TALLのブログ一覧

　初タイトルおめでとう。!(^^)!
　音叉フェチ(笑)としても2015年のロレンソ以来だから、喜ばしい限りだ！　ずっとマルケスにやられっぱなしだったからなぁ。

　最高峰クラスでは初のフランス人チャンピオン。
　フランス人ライダーといえば、クリスチャン・サロン。ゴロワーズ・カラーのＴＺ（こっち参照）を想い出す方も多いんでは？　この辺を語らすと250㏄変態フェチとしては話が長くなる（こっち参照）んで、置いといて…(笑)。

　紫がかった雲が細くたなびくことはなかったが…それに春じゃねぇし(笑)。

　日曜も夜明け前に、お目々はパッチリ(笑)。
　清少納言がこのボディを見たら、なんと書いただろうか。

　秋も深まり日の出が遅くなってきた。薄暗いと目が覚めにくいが、それは平日の話。ＲＦが来てからは、週末になると４時過ぎにはお目々ぱっちり。遠足前夜の幼稚園児状態だわ(笑)。
　土曜日も早朝ドライブ。

　見事な光の柱。開いたルーフからパチリ。
　ん～携帯のカメラだと、この美しさが表現できんなぁ～。

　日本語だと”薄明光線”とかいう自然現象らしいが、”天使の梯子”や”天使の階段”って名の方がメルヘンチックでステキ！



　すれ違ったソウルレッドのＮＤロードスターのドライバーから、手を挙げて挨拶を受ける。80年代にライダー同士で交わした”ピース・サイン”を想い出しながら、こちらも手を挙げる。

　ロードスターに乗ってるという連帯感があるのだろう。お互いオープン状態だと、なおさらだ。
　昨日のブログじゃないが、ロードスターは「ハレ」の車、乗ってりゃぁ脳内はお祭りで心が華やぐ。単にすれ違うだけの縁だが、一緒に神輿を担ぐようなものだ。
　
　

　あまりにも月が美しいので、RFを駆り出す。行く当てがあるわけではない、駆ることそれ自体が目的なのだから…。
　煌々と照らす月明かりの下、信号の少ない郊外を走らせる。

　義妹夫婦の家が近いことに気づき、見せびらかしに立ち寄る。


　「何これ～！」
　「うわぁ天井開く～！」
　「低～い！」
　「何考えてんの（こんな車を買って）～！」

　しばし盛り上がり、ゲラゲラ笑いっぱなしである。
　あぁこれなんだロードスターの魅力は。人が笑顔になるんだ。


　「ハレ　と　ケ」という日本人の世界観を見出したのは柳田邦夫である。日常の生活である「ケ」に対し、非日常で特別な日が「ハレ」の日。
　非日常的であるがゆえに「ハレの日」は節目となり、生活に張りと潤いを与え生きる糧となる。

　荷物が積めない、人が乗れない、オープンにすれば雨露もしのげない。非日常的な「ハレ」の乗り物がロードスターである。

　小生の”みん友さん”には、オープン２シーターをお持ちの方が多い。だが、その方々との縁は、小生がロードスターを買ってから始まったわけではない。


　小生がみんカラを始めた当初より、ロードスター／エリーゼ／セブン等をお愉しみなっていらっしゃる方々のブログを一方的に拝読し続け、あげく相互フォローに至った方々である。まぁ、半ばストーカーなのである(笑)。
　それは、オープン２シーターという車への興味もさることながら、オープン２シーターという不便で不条理な車と付き合う、酔狂なライフスタイルへの憧憬と尊敬でもあった。
　

　今回、思い切ってロードスターを手に入れ、皆様の末席に加えていただいた。実際オーナーになってみると、積載性が低いし多人数も乗れないうえに、下手すりゃ雨漏り(笑)。そういう理に適わない製品を、「あはは」と笑い飛ばして愉しめる理由が、今はよくわかる。

　ルーフを開けて走る。
　ただひたすらに爽快だからである。