
皆さん、こんばんわ!
ちょっと遅くなってしまいましたが、
2015年DTCC最終戦のサポートに行ってきましたので、ご報告します!
まずは、レース前日の土曜日、
朝一番で十勝スピードウェイに到着して、C男号を搬送から降ろします。
ちなみにここまではC男とは別行動(笑)。
そして、すでに老師さんは早くからサーキット入りして、スタンバっています(笑)。
朝から写真とって頂きました。
次に、陸送された池ちゃん号の受け取り。
ご本人は、残念ながら本日は仕事で走れず・・・。オイラが前日車検だけしておきます。
まずは、
C男号のタイヤのチェック。
ホイールのウェイトにテープを貼り、脱落防止処置。
その後、片方点かなかったライトを修理。
そして、
1回目のフリー走行では、先日セッティングした44号車のログデータ確認。
その後、池ちゃん号の前日車検準備。なにかと忙しい(笑)。
そして、おだっちさん登場です(笑)。
なんか、普通に北海道にいますね(笑)!
バンパー塗ったので、CBYステッカー持参していただきましたw
一緒に作業しているようにも見えますが、C男は、横で見てるだけです(笑)。
お昼から、前日車検。その後フリー走行の予定です。
保安部品の確認、車重とストロークチェックを行い、お互いにみんなで確認しあいます(笑)。
ノーマルエンジンだろうと、なんだろうと、毎回全台行います。
DTCCは当然、77ミリストロークの4AGしかいないんだけど、
毎回確認しあうんです。
もう、何年も続けています。
これがある意味、DTCCの儀式みたいなものでしょうか・・・(笑)。
さて、14時を過ぎ・・・、いよいよ本日一回目の走行です!
ストレートを駆け上がってきたのは・・・C男号だけど、ドライバーはおだっちさん(笑)。
いつも、自分より先におだっちさんに乗ってもらう、C男の作戦です。
たぶん、自分では何が悪いかわからないから、先にダメだししてもらいたいのでしょう(爆)。
しかも、おだっちさんにブレーキパッドのナラシまでしてもらっちゃう。
で、ちょっと問題発生。
新調したブレーキパッドのアタリが中々つかないため、ブレーキが効かない状態。
そんなんでも31秒フラット出すところが、おだっちさんすごいですが・・・w
オイラがレース前に、公道走行してナラシしておけば良かったんだけど、直前の海外出張で全然出来なかったのがアダに・・・(><)
ハブボルトの根本部分と新調したホイールスペーサーの径もあってなく、ホイールナットの緩みも発生。
次のフリー走行枠で、C男がドライブ。
ホイールスペーサーはとりあえず、33番さんからお借りした^^;
タイムは32秒後半。
なんか、C男、いろいろ気になって全開出来ないって言ってるwww
まず、走行中、ミッションなのか、異音がするらしい。
そして、ストレートで車速が高くなってくると、車が振動する。
ブレーキが効かない・・・。
とりあえず、駆動系を確認する必要があるので、ピットへ・・・。
ミッションの異音かはわからないが、
プロペラシャフト周りの緩みがないか確認して問題はなかった。
あとでわかったが、異音はミッションではなく、単にセルモーターの遮熱板の振動だった。
車の振動の原因は、高速域でアンパネが揺れて、ボディに振動が伝わっていた。
ブレーキは、微妙にローターが偏磨耗している感じで、新品パッドのアタリがなかなか付かない様だ。
結局、前日走行は、大した練習も出来なく、終了・・・。
まあ、もうすこしアンパネ補強して、ブレーキもガッツリ踏んでアタリを付けたら、走れるだろう。
って・・・・・、
C男は、32秒しか出なかった(出さなかった?)から、その日のコテージでの夜は、かなり悩んでたよ(笑)。
『失敗した。気にせずもう少し走ればよかった。全然カンが戻ってない・・・。ああ~どうしよう・・・』
って感じで(笑)。
エンジンパワーも結構低下している。アンパネつけたせいもあるが、明らかにストレートが遅い。
オイラ 『マイナス要素ばっかりだね(笑)。』
C男 『ああ~帰りてぇよぉ・・・(ToT) 今年はあきらめて来年頑張るから許してm(_ _)m』
だって(笑)。
一夜開けて・・・
翌朝・・・最高にいい天気です!!
今回も老師さんの写真展示と、CBYさんのTシャツを・・・w
1コーナーの向こうは、朝霧がかかってる・・・。
朝一番は、44号車のECU確認と、池ちゃん号のタイヤ交換と、
なんだかんだであっと言う間に時間が過ぎる。
C男号は、前日にほぼ準備は出来ていたので、少々燃料補給して、フリー走行に望む。
また、今のうちに、予選用のタイヤも準備しておく。
約25分のフリー走行開始。
タイムは32秒台。周囲のDT1マシンも32秒台だ。
10月の割には意外と気温が高い気がする。開幕戦と時よりもさむくなかった。
ピットインしてきた。あいかわらず車体振動もあり、ブレーキはあまり効かないらしい。
オイラにだけ、こっそり言ったが、
C男 『かなり真剣に走っても、やっぱり32秒しか出ないよ(汗)。』
暫く無言のあと、
C男 『あと、何分ありますか?』
オイラ 『14分』
C男 『クルマ(エンジン)壊したくないから、なんとなく抜いちゃう。・・・(もしも壊れても)いいすか?』
オイラ 『気にすんな。全開で行ってこい(笑)。』
その数分後、30秒8が出る!
アンパネの振動が大きくなってたので、もうピットに入れたほうがいいと、おだっちさん。
オイラのP←サインで、戻ってきたC男。
戻ってくるなり・・・
『思い出した!』
どうやら、30秒台の走りを思い出したらしい(笑)。
予選に向けて、アンパネをさらに補強。
おだっちさんに、またご協力いただきました。
時刻は、12時・・・
予選開始。
池ちゃん号は、自己ベストに近い35秒台を出した!
C男号は、スタートした時間が悪く、クリアが取れ難い位置にいた。
各車のラップをモニターで見るオイラ。今回は予選順位をボードで知らせることにした。
スタートして最初のタイム表示は1分53秒、その後暫くこのタイムのまま・・・
アタックするタイミングを探してる!
GSタイヤのことを考えると、美味しい領域だから、そろそろアタックしないと・・・!!
その際上位4台はともに32秒台。
ストレートを駆け抜けるC男号を見ると、アタック開始のように見えた!
32秒台前半が出て、暫定トップに・・・!
でも、もっと出した方がいいから、”1”のボードは出さない方がいいと、おだっちさん(笑)。
その次の周、30秒8が出る!!
ピットボードの”1”を、オイラ、高々と掲げたよ。
C男、予選1位
2位に1.5秒ほど引き離したポールだ!
決勝へ、燃料補給しながら、作戦会議?
競り合いになると、めっぽう弱いので、先行逃げ切りで(笑)。
今回だけは、絶対いいスタートで、宜しくwww! みたいな感じ?
おだっちさんとおそろいのレーシングスーツ着るからには、結果出さないと・・・
って、とてつもないプレッシャーだと思うよ。
時刻は14時をまわった。
いざ、グリッドへ・・・!!
先頭で、待った。
ヤツが来るのを。
ここは、一番速いタイムを出したものだけがつける場所。
ポールポジション
いい響きだね(笑)。
さあ、スタートだ。
頼むよ、ミラクルくるくるw
と言ってたのに、
正直、スタートは今までで一番失敗(笑)
でも、なんとかトップを守ってオープニングラップを取った。
最初の数周は、前戦の覇者2番さんに付かれてたけど、
周回遅れを挟みだすと、徐々にリードを広げて行った。
見てるほうは、ちっともおもしろくないレースかもしれない(笑)。
33番さんといがぽんの3位争いが熱かった!
見事!ポール・トゥ・ウィン!!
優勝。
あれ?
なんか、実感と感動が・・・、こんなものなのかな?
その頃、C男は・・・ウイニングランを終えてピットロードに戻ってくるも、実はかなり不安だったらしい。
何がって?
チェッカーを見た直後、頭の中が白くなって、あれ?チェッカーだったよな?
って感じだったらしい。
あとで車載見ると、
ダブルチェッカーになるわけにはいかないから、ウイニングラン中、オフィシャルに手を振って、確認してる。
最初手を振り返してくれなかったらしく、益々不安になったみたい。
しつこく、後ろ向いて手を振ってるもんだから、
ウイニングラン中にコースアウトしそうになってるのは内緒(笑)。
ピットロードに返ってきて、
C男 『オレ、ちゃんとゴールしたよね?』みたいな・・・(笑)。
レースのあと。
ベテランの技?でいがぽんを抑えて3位の33番さん(笑)。
今回は、決してマシンは完調ではなかった。
エンジンパワーは低下してる。
アンパネの振動で、ボディにも振動が出てた。
なにより、大事なブレーキが最後まで効かなかった。
ちなみにレース中LSDもトルクなくなり、すべり出した。
ついでに言えば、DT1で最も重い部類の860kg(笑)。
マシンは今までのレースで一番、悪い要素しかなかった。
でも、ドライバーは、与えられた中でベストを尽くし、結果を出すしかない。
正直に、今回は『本当に良くやった!』と思う。
もう、オイラなんかより確実に速いドライバーだ。
でも、全然速いドライバーのオーラが見えないだけどね(笑)。
マシンにはオーラが結構出ててるけど・・・w
だけど、良かったね。
おだっちさんと、A井さんとしろはチさんが、見てる前で、良い結果を出せて!
ヤツが、オイラのガレージの門?を叩いたのが2013年の4月。
まだオーラがない頃?懐かしい写真
なんか、かわいい(笑)。
そこからわずか2年半・・・
DT3、DT2、DT1とステップアップし、ナンバー付き最速を目指して(目指してたのか?)
DTCC・・・決して勝つのは容易なレースではないと思っている。
ただ勝つことがゴールでもない。
速いドライバー、速いマシンと戦い続け、自身を磨き、更なる高みを目指す。
C男はドライバーとして。
オイラはチューナーとして。
共に成長し続けたい。
とりあえず、C男、おめでとう(笑)。
今年も無事走りきってよかったね!