
壮瞥公園から見る洞爺湖。

ザ・ウィンザーホテル洞爺からのつづき、壮瞥公園に来ました。

壮瞥公園はこれまで来たことがなかったのでちょっと寄ってみようと思った。

壮瞥公園というのは洞爺湖を一望する場所という認識しかなかったが、
実際に来てみてここが梅の名所であることを初めて知った。

訪れた時はちょうど梅の見ごろだったようで、写真後方には有珠山と昭和新山が見えている。

写真の案内に中島の左は昆布岳とある。

単純にニセコ連峰かなと思ったが、残雪の山が連なってハッキリ分からないが、
尖って一番高い山が昆布岳でその後方にニセコ連峰が広がっているのかな。

壮瞥公園から見る洞爺湖も思っていた以上に素敵だった。

フェリー乗船の前に北海道滞在の最後として洞爺湖を見て終わりにしようという感じで来た。
それが羊蹄山が見えてちょうど見頃の梅まで見られたのだから感動もの。

少し場所を変えて。

駐車場はこんな感じ。

壮瞥公園からの景色としてこれ以上はないんじゃないかと思えるくらい。

何度も見た羊蹄山。

下へ移動して。

東屋から。

昭和新山と有珠山。

最後の最後で新たな絶景に出会えた。
これで終わりにしよう。

15時半過ぎ、苫小牧西港の横にある入船公園へ。

帰りは商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」。
今回は行きは名古屋から太平洋フェリーということで往復太平洋航路の旅、これを実現したかった。

苫小牧西港フェリーターミナルに到着したのは15時50分ごろ、この日の走行距離は219km。

写真右の自動チェックイン機でも手続きを出来たかもしれないが、
商船三井フェリーは初めての利用で窓口で乗船手続きをした。

「さんふらわあ ふらの」の出航まで2時間半あるが、乗用車の乗船開始時刻が17時予定で、
それほど時間に余裕はなく、ここからは少し慌ただしく時間が過ぎていく。

送迎デッキから、川崎近海汽船の「シルバープリンセス」と太平洋フェリーの「きたかみ」が並び。

その先には乗船する商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」が見える。
異なる3社のフェリーが一列に並ぶその姿は豪華。

予定時刻くらいに待機所から車が動き出したが、フェリー手前で30分程待っていた。
この日は乗用車やバイクが多かったようで、船内に入ると1階の車両甲板まで誘導される。

なかなか一杯の状態でどこに停めるの?という感じで待っていると、
前方の空いている場所に斜めで入るように言われる。
写真は前方の自衛隊車両を左の方へ寄せているところ。
ということで停めた時の写真を撮る余裕はなく、この車載動画のみ。

17時40分ごろ客室に到着、客室は最上階となる7階のプレミアム。

繁忙期以外でこの時は設定があったシングルプレミアム、
定員2~3名の部屋でも追加料金無しで一人で利用できる。

冷蔵庫やお茶セットがあり、バス・トイレ付きの部屋。

そしてプライベートバルコニーがある。

夕食の時間が18時から19時30分に対して、出航時刻はちょうどその間の18時45分。
出航後もしばらく外の景色を見ていたいので、先に夕食を済ませよう。

ちょっと確認しておきたくて給湯室を覗くが製氷機は無いね。
別会社だがフェリーさんふらわあの「さんふらわあ さつま」と「さんふらわあ きりしま」の両船は、
誰でも利用できる給湯室に製氷機が置かれていたので重宝した。

船内は太陽の光が差し込んで明るい。

3層を貫く吹き抜けは無いかわりに、大きな窓がある5階と6階のプロムナードがこの船の特徴。

レストランへ、少し待って18時のオープンと同時に入ります。

大きなエビフライをみんな取っていたが、エビフライは普段食べないのでパス。
季節ものと紹介されていたアスパラガスを取り、あとピザがあるのは珍しい。

時計を見ながら出航時刻の18時45分の7~8分前に外へ出ると、すでに船は出航していた。
写真は18時40分に撮影、全部用意が整ったので出航したのだろう。
もし18時45分ギリギリに来ていたら、だいぶ港から離れていたところだった。

19時ちょうど発の太平洋フェリー「きたかみ」より一足お先に。

これで北海道とお別れ。

持ち込んだ服を全部着ていたが、この時期はかなり寒い。
そのせいか出航から10分くらい経過すると、外のデッキにほとんど人がいなくなった。

今回、北海道に10日間滞在して、その北海道内での走行距離は3998kmに及んだ。
振り返るとさまざまな思い出がよみがえってくる。

暗くなるまでもう少し北海道の陸地をこの目で見ておきたいと思った。

19時ごろ、あのシルエットは羊蹄山だ。
北海道滞在初日と最終日の2度訪れた羊蹄山、この時期の羊蹄山は素晴らしかった。

空のグラデーションがキレイ。

前方の南の空はもう暗い。

右舷側、西の方に見える陸地は室蘭の方かな?

かなり寒かったが30分くらい北海道の陸地を眺めていた。
北海道に滞在するとあっという間に時間が過ぎていく。
つまりそのくらい楽しいということだ。
また来るぞと北海道に別れを告げた。
記事はフェリー乗船の翌日につづきます。