
北海道からの帰りのフェリーからの航跡、北海道に別れを告げて本州へ戻る。

祝津パノラマ展望台のつづき、かつない臨海公園へ。

完全に曇り空。

新日本海フェリー「あざれあ」で本州に帰ります。

小樽港フェリーターミナルには14時40分着。
北海道滞在最終日のこの日は北見を出発して走行距離は413km。

17時出航で乗用車の乗船予定は15時30分、出航の1時間半前に乗船できるのは助かる。
小樽港から帰るのは2021年9月以来でその時は16時15分乗船となっていて少し慌ただしかった。

予定通り15時30分ごろ車が動き出して船内へ。
この日はバイクが多く一番右の乗用車レーンもバイク置き場となり、
それでも表示の「2」と「3」の2つのレーンで車を3列停めるため、左ギリギリに誘導された。

帰りも行きと同じデラックスAツイン。

ベッドが2つ。

バス・トイレ付き。

そして部屋から一歩出ると専用バルコニー、見えているのは先程写真を撮ったかつない臨海公園。

床の絨毯、「らべんだあ」は緑に対してこちらの「あざれあ」は赤、この色の違いでイメージが変わる。

出航までまだ1時間以上ある。
船内の様子を見ておこう。

最上階の6階のデッキへは出られないことが多い。

6階から吹き抜けの下を見たところ、イスに人が座っていないのは珍しい瞬間。

6階からはダメでも、一つ下の5階の売店横から外へ出られる。

ここから外へ出られることを知らずに船旅を終えてしまう人もいるのではと思う。

荒天時6階は閉鎖されてしまうが、この5階は24時間開放されていると前の乗船時に聞いた。

給湯コーナー、ここからもお湯が出ます。

初めて長距離フェリーに乗ったのが2017年8月、新潟から小樽へ行くこの「あざれあ」。
その時は夏空のもと、6階のデッキから「ゆうかり」とのすれ違いや「日本丸」を見ることができ、
なかなか良い思い出として残っているが、その後同じ航路を何度か乗船しているが、
この上の広い6階のデッキが閉鎖されてしまうことが多くて残念。

上の写真はその時の様子、2017年8月10日の13時20分過ぎに「ゆうかり」とすれ違う。
暑い夏の日だったが、青い海と空の景色に白い船体が通過して行く様子はすごく良かった。
改めてこの時の写真を見て、すれ違い時のお互いの距離はこのくらいなんだよなあと。

そして同じく2017年8月10日の14時30分前、「日本丸」が見られると船内放送があって外へ出た。

思い出すように上の写真は2022年4月29日、太平洋フェリー「きそ」に乗船して、
名古屋から仙台へ向かう途中に「いしかり」とすれ違った時の様子。
何度見てもこの時のすれ違いは信じられないくらい近かった。
2つのフェリーはどちらも全長199.9mある。

車がスロープを上がって乗船中、17時の出航の時にまたここへ来よう。

夕食は17時30分からなので出航を見届けたらレストランに行こう。

行きの夕食はエスカロップ、今度は何を食べようかとメニューを見ておく。

4階から3層吹き抜けを見上げたところ。

「らべんだあ」と同様にニチレイの冷凍自販機があった場所には給湯器が置かれていた。

17時少し前に出航、春に乗船した商船三井フェリーもそうだったが、
準備が整うと定刻よりも早く出航することがある。

どんどん小樽港から遠ざかり、これで北海道とお別れ。
6日間の北海道滞在はあっという間に終わった感じだ。

部屋に戻ってバルコニーから。

行けなかった日和山灯台、また次回に。

雲が多いので夕日は厳しいかな。

レストランで夕食。

道産牛ロースステーキ重にした。

レストランの窓から青空が見えてきた。

食事を終えて外へ出てみたが、青空はこの部分だけ。

結局夕日を見ることはできなかった。
右に見えている陸地は小樽の日和山灯台がある場所、出航から1時間ほどでここまで来た。

あとは部屋で過ごそう。

小樽からフェリーに乗ると積丹岬や神威岬を見ることができるのが醍醐味。

積丹出岬灯台を通過。
予約する時に部屋を指定できるので陸地側にしておくとバルコニーから眺められる。

18時40分ごろ。

神威岬を通過、北海道の陸地を眺めながら今回の旅を振り返る。

そして翌朝、日の出時刻の4時55分ごろ部屋のバルコニーから東の空を見るが曇り空。
何度かフェリーに乗船しても、なかなか日の出と日の入りを見るチャンスというのは少ない。

朝6時ごろ少し青空も見えてきたので外へ出た。

航跡はキレイだ。

このシルエットは鳥海山。

雲の隙間から太陽の光が海面を照らす。

朝食は6時30分から、オープンする少し前にレストランへ。

海が見える席に座って。

洋風プレートセットをいただく。

7時ごろ粟島を通過。

間もなく新潟港に到着する。
この日に乗船した人は忘れらない出来事が。
朝食後、部屋のトイレは水が出るだけで吸引がされない。
自分の部屋だけかなと思ったら船内放送で船の中の全てのトイレが使えなくなったということだ。
1時間くらいして復旧したが、ここは海の上の船の中、トイレは他にない。

あとは新潟から帰るのみで18時ごろ帰宅。
走行距離は6日間の北海道滞在で2470km、本州分も合わせた総走行距離は3552km。
毎回同じ感想になるが、北海道に滞在するとあっという間に時間が過ぎて行っていく。
今回は2日目の稚内で迎えた朝、利尻・礼文に渡るかギリギリまで迷って止めたが、
来年春、渡道した時には利尻・礼文に渡ることを優先して行動してみようかと思っている。
利尻島で目の前に冠雪の利尻富士を目の前に見ることができたら最高だと思う。
次のブログで春と夏をまとめたダイジェスト版のような記事を書いて2022年北海道を終了します。