
長崎県福江島のエンジロードを行く。

大瀬崎のつづき、下ってきて海沿いに出たところ。

この先にある小浦海水浴場と玉之浦のアコウは行って戻ってくることになるので今回はパス。

福江島巡りはまだスタートしたばかりだが、すで正午を過ぎていて、
行こうと思ったところを全部寄っていたら時間切れの可能性がある。

この場所の景色も良かった。

さっきのところから20分ほど移動したところ。

穏やかな海の景色が続く。
途中、ルルド水は立ち寄ろうと思っていたがすっかり忘れて通過してしまった。

魚藍観音展望所付近。

ここからは徒歩で。

すぐに見えてきた展望台。

魚藍観音。

そして高浜海水浴場。

まさにエメラルドグリーンの海、すごくキレイ。

大瀬埼灯台へ行く途中に見えた嵯峨ノ島が近い。
2つの火山がつながって出来た島ということ。

大瀬崎で感動して、この展望台でも感動するような景色が広がる。

エメラルドリーンの海ですぐに思い出すのが高知県の柏島、
柏島は何度見ても素晴らしいが、ここも素晴らしい。

美しいの一言。

魚藍観音展望所から少し下ったところ。

来るときはここに車が何台か止まっていたので通過した。

ここからも高浜海水浴場を見渡すことができる。

実際にこの目で見るとずっと頭の中に残るであろう絶景。

牧草ロールが見えたので思わず立ち止まる。

牧草ロールと言えば北海道だが、この長崎県の福江島に来て見られるとは思わなかった。

左の案内にはスケアン(石干見漁法遺跡)と書かれている。

石を積んで干潮差を利用して魚を獲っていたということだ。

前方に見えている灯台へ行こう。

三井楽長崎鼻灯台に到着したのは14時ごろ。

四角い形が特徴のこの灯台、低い場所にある。

まだ福江島に到着して4時間余り、来てよかったと感じる。

海沿いの道を走ってきて、この灯台から道の色が変わっているんだと思った。
福江島では大瀬埼灯台とエンジロードへ行きたいと思っていた。

近くの案内にはこの三井楽長崎鼻灯台から海沿いの道は「遣唐使旅立の路」となっている。

福江島へ行きたいと思った数年前の名称はエンジロードだったが、
今のGoogleマップはオレンジロードとなっていることを福江島に到着する直前に知った。

オレンジロードっていうとすでに奥浜名オレンジロードがあるし、
最初に覚えたということもあるけど色具合や雰囲気からもエンジロードの方があっていると思う。

この道中、特に道の名称を示すものは見当たらなかった。

他に車も人もいない、自由を感じる。

進むのがもったいないくらい。

まさに非日常を味わえる海の景色。

海沿いで見晴らしが良く、想像以上に良い道だった。

ちょうどここで写真を撮っていた時に後ろからも前からも車やバイクが通過して行った。

退避スペースが十分にある場所もあれば、
離合不可の区間もあるので運が悪いとバックしなければいけない。

福江島では大瀬埼灯台とエンジロードへ行きたいという願いがかなった。

このあたりでも対向車とすれ違ったが、選択肢があるなら南から北へ行く方が景色が良い。

前方に灯台が見える。

いよいよこの道も終わりに近づいている。

素晴らしい空間だった。

福江島、そしてこのエンジロードは再び訪れたい。

見えていた灯台へ。

五島柏埼灯台。

ひらがなで「みみらく」と書いてある。

「三井楽」の読みが「みみらく」で、福江島の左上に突き出た部分が三井楽半島ということだった。

道の駅遣唐使ふるさと館に立ち寄ったのは15時過ぎ。

昼食がまだなので何か食べられればと思って入ったが、レストランですでに閉店していた。

ステンドグラス展望台の案内を見つけて階段を上がる。
おそらくステンドグラス風の物だろうと思ったが、本物のステンドグラスだった。

ステンドグラス展望台は外へ出ることができた。
この後は福江島を西の方へ進んで行く。

道の駅遣唐使ふるさと館は五島列島で唯一の道の駅ということが後で分かった。

打折峠。

到着した時は手前の草や木で眺望が良くないかなと思ったが、まあまあ眺望は良かった。

西日で逆光になってしまっているが、午前中に来たらかなりキレイな海の景色が見られそう。

16時過ぎ、堂崎教会の少し手前の駐車場へ。

駐車場の向かいにあるマドレーヌの自販機、もし今年の3月に福江島へ行ったら、
この自販機でマドレーヌを買ってホテルで食べようかと思ったこともあった。

教会までは徒歩で。

教会までの道の景色も良い。

りんご石。

人がそれほどいなくて、静かな場所というのが良い。

駐車場から見えた建物、教会かと思ったらマドレーヌのお店だった。

堂崎教会はこちら。

拝観料を払って中へ入りました。

中の撮影は出来ないので外観だけ。

時刻は16時半ということで、今日はここまで。

福江島の市街地へ向かう途中、停められそうなスペースを発見。

ここで写真を撮っていると家族連れの人から話しかけられる。
聞くと愛知県の人で帰省でこちらへ来ているとのこと。
車のナンバーを見てどうやってここまで来たのかが興味あったらしい。
話しかけてきた人たちは新幹線を乗り継いで最後は船で来たとのこと。

宿へ向かいます。

宿泊するセレンディップホテル五島に到着したのは17時半ごろ。

部屋の雰囲気がいつもと違って面白かった。

ブラインドを上げずに写真を撮ってしまったが、遠くにギリギリ海が見える。
今日の福江島での走行距離は130km、自宅から長崎港までを合わせると1128kmになっていた。
昨日の正午に自宅を出発して一気に福江島を巡ったという感じ、
大瀬埼灯台とエンジロードは想像以上に良かったし、高浜海水浴場も素晴らしかった。
これまで離島と言えば佐渡島と小豆島の2島しか行ったことがなかったが、
2023年は春の利尻島に続いて、夏はこの福江島の2島を追加で合計4島。
明日は同じ五島列島の中通島へ渡ります。