
長崎県西海市の北緯33度線展望台にて。

権現山展望公園からのつづき、恐竜博物館を通り過ぎてUターンして戻ってきた。

戻った理由はこのヤシの木の風景が目に入ったから。

ヤシの木と青空の風景、なかなか良いじゃないか。

そして、海の向こうには軍艦島が見える。

野母崎を巡ると軍艦島がいろいろな所から見える。
ちょうどオロロンラインから利尻富士が見える、そんな感じ。

恐竜博物館の方にはどんどん人がやって来る。
夏休み期間中だから、この後多くの人で賑わっただろう。

香焼総合公園に到着したのは11時ごろ。
先程の恐竜博物館からわずか30分程で一気に雲で覆われた。

香焼総合公園へ来るのは初めてで、2018年夏に伊王島へ来た時はこの場所を知らなかった。

少し歩くと展望台が見えてきた。

展望台に上がってきたところ。

この景色を見て思わず声を上げた。

これだけ雲が多くて日差しが無いのにすごく良い景色だと思った。

伊王島大橋を渡った先が伊王島。

これでもっと晴れていたら絶景だぞ。

北の方は黒い雲、雨が降りそう。

奥に女神大橋が見えて、五島列島への行き帰りにフェリーでくぐったことを思い出した。
女神という名前、長野県には女神湖があるがインパクトが強い。

伊王島の左に見える小さな島、一瞬軍艦島かと思うがあれは高島。

展望台から香焼総合公園の駐車場を見たところ、自分以外の車は停まっていない。
何かのきっかけで有名になれば一気に人が集まりそうな、そんな感じがした。
次、伊王島へ来るときは必ずこの場所に寄って今度はもっと素晴らしい絶景を見てみたい。

12時ごろ、伊王島灯台手前の駐車場に到着。
2018年に来た時にここは未舗装だったが舗装されていた。

日差しが出てきた。

岬カフェ、前回は無かったと思うので新しく出来たようだ。

岬カフェの前にブランコがあって雰囲気が良かったが、人がいたので写真はありません。

灯台に向かって行くと「このポイントから軍艦島が見えます」の案内。

軍艦島は写真中央、高島の奥になるので見えるけど見にくい。

さあ、5年ぶりの伊王島灯台。

日差しが出てくれたことに感謝。

灯台の下に展望台があるけど、雲が多いのでまあいいかと行かなかった。
前回はあそこまで行っている。

灯台と駐車場の間にある夕陽ケ丘展望所。
案内には高島・五島灘を一望できるポイントで、端島(軍艦島)も見ることができるとある。

さっきと同じで軍艦島は高島の奥になるのでちょっと見にくい。

高島の右横の位置に見えるのが軍艦島。

前回も8月に来ているがその時の写真と比べると展望台の手前の草が伸びて視界が遮られる。
この時近くにいた数人のグループが指を差しながら軍艦島のことを話していたが、
おそらくハッキリ見えている高島を軍艦島と思って話しているように感じた。

駐車場に戻ろうとするとポツリポツリ、そして一気にザーッと雨が降ってきてダッシュで車へ。
あ~もう今日はダメかなと思って車の中で明日の予定を考えることにした。
まだ行ったことがない長崎県の離島の一つ、壱岐に渡ろうと思って九州郵船の唐津東港に電話をする。
唐津東から壱岐へ行く船は1日5便あって朝1便で渡って最終の5便で戻ろうと考えたが、
1便は車輛に空き無しで2便ならまだ空いている、帰りの5便も空きがあるとのこと。
2便で行くと正午過ぎに到着となり、壱岐の滞在時間が4時間くらいになるので今回はやめた。
電話を切ろうかと思ったが対馬行きのことを聞いてみると、この唐津東港の電話でも良いとのこと。
たぶん空いてないだろうと思いながらも、明日の10時発の対馬行きを聞くと車輛に空きがあった。
空いているのか…、ここで電話を切って次に電話をすると埋まっている可能性がある。
対馬に渡るなら帰りのフェリーも確認して往復を予約、残りの全日程を対馬に投入することにした。
長い電話となったが、空き状況を聞いてその場で考えないといけないのでなかなか疲れる。
明日は10時に博多を出発して対馬には14時45分に到着、対馬で2泊する宿もここで予約した。
そして今日は佐賀県の伊万里に泊まる。
対馬へ渡るフェリーは夜行便が2つ出ているのは知っていて、
夏ではない例えば5月とか10月、あるいは旅行の行程の初日だったら考えたが、
同伴者もいるので無理せず宿に泊まって身体を休める、そして冷やすことを優先した。

雨は短い時間で止んで、女神大橋を渡ってしばらくすると晴れ間がでてきた。

ながさきサンセットロードの案内があったがうすい。

大気の状態が不安定という予報どおりだが、もうしばらく晴れていてほしい。

14時半前に道の駅夕陽が丘そとめに到着、空が白い。

天気が良ければこの先の山の頂上にある大城公園展望台へ行ってみようと思ったがやめた。
前回ここへ来た時はあの展望台の存在を知らなくて、もし次回来たら登ってみるつもりだったが、
体力と往復の時間が必要なので、あそこへは条件が良い時にしよう。

お腹が空いていたのでレストランに入ろうとしたらランチのラストオーダーが終わっていた。

道の駅の裏にある展望台のようなもの、長崎市外海の石積集落景観の案内がある。
伊王島灯台からこの辺りの海岸線沿いは以前にも来ているので再訪となって懐かしさが出る。

道の駅を出発しようとすると、また雨が降り出して、その後降ったり止んだりの繰り返し。
そんな天候だったため大島大橋を渡ってその先へ行くのをやめようかと思ったが、
海沿いを北上していると左手の方、北緯33度線展望台があると思われる場所だけ明るい。

そして北緯33度線展望台手前の駐車場に到着すると晴れていてた。

前回ここへ来た時はすでにホテルは営業していなかった。
そして今回は別の施設になっているので、もうホテルとしての復活はなさそうに感じた。

バス停には以前のホテルの名前が残っている。
しかし、時刻表を見ると土日祝のみで1日1本の運行。

大島大橋を渡っている時はまだ小雨が降っていたと記憶している。

では展望台の方へ。

前方のデッキはロープが張られて閉鎖。

見えてきた展望台、懐かしいなあと思いながら歩いていた。

こんな施設があったなあ。

展望台へ続く階段。

北緯33度線展望台に立つ。

5年ぶりに訪れたがすごく久しぶりという感じだった、

道の駅夕陽が丘そとめを出発してから国道202号を北上しているときはずっと曇りか雨で、
もう今日はダメかと思っていただけに、ここで晴れてくれて良かった。

時刻は16時近くで逆光になってしまうので青い海の姿は見られない。

それでも再びこの場所に来ることができた、そして青空も見えたことに満足。

北緯33度線展望台もまた訪れた。

過去のことを思い出したり、なかなか充実した時間をこの展望台で過ごした。
では戻ろう。

戻っている途中で前回行っていない場所へ立ち寄ってみる。
この大島若人の森に展望台があるはず。

終着点となる駐車スペースは傾斜地。

さあ、行ってみよう。

今いるのは大島で、その大島から東の本土側を見たところ。

2つ橋が見えて、全容は見えないが右の白い橋が大島大橋になる。

ベンチが変わっていて、クロスの形をしているので向こうに行こうにも周らない行けない。

北の方向の景色。

山の上に白い展望台が見えていて百合ケ岳公園展望台になるが、
あそこも行ったことがなかったが、時刻は16時半でまあいいかと行かなかった。
この時はそういう判断だったが、実際に行ったらどうだったのかなと後になって思う。

大島若人の森の展望台もなかなか良かった。

今日はこれでだいたい終わりにしよう。

18時過ぎ、伊王島灯台にいる時に予約したビジネスホテル新天2010に到着。
今日の走行距離は332km。

角部屋でこんなに広い。
たしかこの1室のみ空いていて価格も安かった。

窓から見えるのは伊万里駅方面。
伊万里周辺で宿は他に選択肢もあったが、このホテルは数年前にも泊っていて勝手を知っていた。
マンションタイプでキッチン、バス、トイレと普通のマンションのようでちょっと落ち着く。

今日は佐世保を出発した段階ではどうなることかともったが、初めての野母崎エリア、
そして再訪となった伊王島灯台や北緯33度線展望台など、かなり満足な一日となった。
明日はいよいよ対馬へ行く。