
大堂山展望台から見る柏島の景色はまさに絶景。

木曜日の朝9時、高知県の一切休憩所からスタート、今回は一人旅です。

ここに来るのは2021年11月以来の3回目。
前回、写真の東屋は立入禁止だったがキレイになっている。

ここは一切休憩所、住所が大月町一切(いっさい)で以前からその名称。
Googleマップに「柏島展望台」となっている時期があったがまた元に戻っている。

一切休憩所からは柏島を一望できる。

柏島の景色は何度見ても良い。

今回、真っ先に行こうと考えたのは長崎県の離島の中通島。
8月の時に中通島の最北端である津和崎へ行くことができたのはすごく良かったが、
中通島は行っていない場所もたくさんあるし、天気も良さそうなのでチャンスだと思った。
しかし、野母商船のフェリー太古はHP上で車輛に空きは無く、九州商船に電話をするも、
長崎港と佐世保港の両方とも中通島へ行くフェリーの車輛部分に空きはなかった。
車で渡る手段がなくなり、中通島へ行くのはあきらめることになった。
たしか電話をしたのが乗船2日前だったが、五島列島行きのフェリーは埋まりやすい感じ。

それならばと次に目を付けたのが島根県の隠岐の島。
隠岐汽船のHPを見ると車輛に空きはある、そして旅行サイトではぜんぜん宿がヒットしないが、
Googleマップを見て直接いくつかの宿に電話をかけると部屋に空きがあることが分かった。
1人なので宿泊できればどんな宿でも構わない。
この感じなら実際に島へ渡ってからでも宿は何とかなりそうだ。
島根県の七類港へ向けて西へ進み出したがどうも天気が怪しい、晴れなのか雨なのか微妙。
離島へ行って雨に降られると逃げ場がないので、宝塚北SAで今回は見送ることを決定。
隠岐の島に関してはフェリーや宿の予約はしていなかったので、行くのをやめても問題はない。

前日の夜出発して西へ向かっていたので、そのまま九州へ入って阿蘇へ行くのがいいと考えた。
しかし途中で仮眠した真庭PAで目覚めて出発する時、もう一度九州の天気を見て、
どうも今日は九州へ行かない方がいいという判断となって、
西へ向かっていたのを左折する感じで瀬戸大橋から四国へ入り、高知県の柏島まで来た。

柏島はこの辺りの海がすごくキレイ、正確には柏島のちょっと手前。
穏やかな感じなので期待通りの海の景色を見せてくれそうだ。

一切休憩所から見る柏島の景色だってなかなか素晴らしい。

一切休憩所から大堂山展望台へ向かう。

一旦ここで停止。

お猿公園は行ったことがないのであとで行こう。

最後の登り坂、こんなところで対向車と出くわしたらよっぼど不運だなと思って進み出すと、
山道から開けたところでなんと向こうから観光客を乗せたタクシーがやってきた。
あ~こっちがこの広場までバックかと思ったら、タクシーの方がバックしてくれた。

この写真を撮った後方にお猿公園へと続く階段のところに少しスペースがあって、
タクシーはそこまでバックしてくれてギリギリすれ違う。
そして自分はこの写真を撮るためにここまでバックしてきたところ。

柏島、キレイだ。

真ん中あたりのブルーグリーンに見えるところに白浜海岸があって、そこがすごく良い。

過去2回は10月と11月で、9月に来ると道の両脇の緑の草が生い茂っていた。

大堂山展望台に到着したのは9時半ごろ。

さあ、行ってみよう。

この上がった瞬間がたまらない。

大堂山展望台から見る柏島。

分かっていても感動する柏島の景色。

あとで行くけど、あそこは絶対キレイだ。

ここは断崖。

真ん中の白い展望台からは、その断崖の景色と反対側に観音岩の頭部分だけが見える。
前回の2021年の時にあそこへ行っている。

北海道の望羊の丘が日本一ということをよく言っているけど、
この大堂山展望台を含めて高知県の柏島は四国で一番良い場所だと思う。

四国も仁淀川の沈下橋や四国カルストなど特徴的なスポットが多い中、
この柏島は何度でも行きたいと思わせてくれる魅力がある。
そして何より、他と比べてここはまだそれほど有名では無く訪れる人も少なく感じる。
UFOラインと呼ばれる瓶ヶ森林道だって、過去に行った時は今ほど有名ではなかった。

大堂山展望台の中間からの景色。

ちょっと歩いてみる。
ここまでタクシーがバックしてくれてすれ違った。

ここからもお猿公園へ行けるということだが、なかり勇気がないと無理。
狭い道が続いているのでクモの巣だらけであることは間違いない。

大堂山展望台へと続く道、ホントにここは良いなと思う。

到着してしばらくすると所沢ナンバーの車がやってきて聞いてみると、
もう少し下の広い場所でタクシーとすれ違ったということだった。
自分みたいにあんなピンポイントで出会うとはもう笑い話だ。

大堂山展望台とはお別れ。

初めてきたお猿公園。
協力金200円と書いてあったので払おうとしたら、サルがいないからいいよと言われた。

それならばと、この遊歩道を進んで視界が開けるところまで行ってみようと考えた。
お万の滝・観音岩の表示があるように遊歩道がずっとつながっていることは知っていた。
しかし、ちょっと進み始めて引き返した。
草が生い茂っているし、なによりクモの巣と糸だらけだった。

ということで車で柏島へ向かいます。

竜ヶ浜キャンプ場への入口のところ。

ここから見る海もキレイなんだよな。

次は柏島です。