
京極町の望羊の丘近くにある一本桜、そして後方は羊蹄山。

道の駅名水の郷きょうごくで桜を見たつづき。

歩いてすぐ近くの桜が咲いている場所へ尻別川を渡る。

この道の奥にも木としては小さいが桜並木が続いている。

桜が咲く時期に眩しいくらいのグリーンの芝が見られるのも北海道ならでは。
本州の高麗芝だと桜が咲く時期はまだ茶色。

そして尻別川もキレイ。

振り返ると羊蹄山が見えるので、橋を渡りながら何度でも振り返りたくなる。

つい先ほどまで大きな傘を被っていた羊蹄山、少しずつ雲が取れていく。

ここにたくさんの桜がある。

電線などの人工物が視界に入っても絵になる羊蹄山。

5月上旬だとまだ雪が残る。

そして羊蹄山と桜。

前回もそうだったけど、これだけ桜が咲いているのに人がいないのが不思議なくらい。
右も左もこの桜が咲いているエリアに人の姿は見当たらない。

春でしか見られない桜と残雪の山の光景、これを一度見てしまうとまた春の時期に行きたくなる。

天気が良いと、どの方向の風景も美しく見える。

羊蹄山だけでも美しい。

桜がたくさんあるけど、この場所の桜のスポットを示すような名称はなさそう。
北海道はそういうところが多いと思う。

尻別川と羊蹄山、すごくキレイ。

道の駅の公園から階段で上がった先にある桜が見える。

最後に少し離れた場所からズームで羊蹄山と桜の写真を撮る。

望洋の丘へ向かう、この町営牧場の案内が目印。

あんなところに桜が咲いている。
これはこの先、期待できるかも。

反対を見れば羊蹄山。

望羊の丘へと向かう道。

昨年や一昨年のブログやフォトギャラリーでも書いたように、京極町が管理する民有林林道、
この「脇方錦連絡線」とその先にある「大富・脇方線」は日本一の絶景路である。

振り返えればこの羊蹄山の景色。

そして車で行くことができる日本一のスポットと書いた望羊の丘に到着。

昨年に続いて今年も望羊の丘の看板は小屋の中にあった。
2本ある支柱の片方が折れている状態は変わらず、来年こそは復活してほしい。
あの望羊の丘の看板はこの風景にピッタリ合っている。

羊蹄山の左には尻別岳、視界が開けたこの場所でも、この春のイメージのまま夏に来ると、
道の脇の草木が生い茂って、驚くくらい全然違う雰囲気になっている。

ここへ来る途中に一本桜が咲いている横を通過してきた。
望羊の丘からもその桜が見えて、帰りに近くへ行ってみようと思う。

望羊の丘の楽しさはこの先にある。
初めて来た2017年と次の2019年はこの小屋のところで引き返していた。

あまりに素晴らしすぎて、この空間に立っていることに幸せを感じる。

羊蹄山は美しさでも日本一だと思う。

羊蹄山の右にはニセコアンヌプリ。

そして左には尻別岳が見えて、なんとも開放的。

望羊の丘を抜きにして春の北海道は語れない。
この時期に渡道した際には必ず一度は訪れたい。

ヘッダー画像にも使用しているこちらの場所。

このあたりまで来ると自分が持っているカメラのレンズでも羊蹄山と尻別岳が一枚に納まる。

望羊の丘の看板が無い現在、今のところ、ここがピンポイントで一番好きな場所となっている。

さらに進んだところ、前方右には「大富・脇方線」の表示。

車はこの位置、ちょうど夏と比較できる過去の写真を見つけた。

上の写真は2年前の2022年8月、左後方の水を貯めるようなタンクが見えるので、
ほぼ同じ位置から撮っているが、道の両脇の緑の茂り具合がまったく違う。
ススキは車より高くて、走行していて視界も良いとは感じられなかった。

今日はこの「大富・脇方線」の表示のところで引き返します。

望羊の丘の小屋のところに車を置いて、一本桜まで歩いていくことにした。

車が近くに数台停まっていたが、見える範囲で人の姿は車の数より明らかに少ない。
どこへ行ったのかと思ったが、牧草地への進入禁止を示すロープがあって、
それよりは内側のエリアで茂みの中から撮っている人の姿を発見した。
OKな範囲なので特に問題はなく、その人の姿はこの写真に写っていません。

太陽の光が桜に降り注ぐ。

存在は知っていたが、初めてこの桜が咲いている様子を見ることが出来た。
エゾヤマザクラだと思うが花の色が濃く、バックの残雪の羊蹄山とともに美しい風景。
望羊の丘まで来ても、なかなかこの一本桜が咲いている様子まで見ることは難しい。
今回、こうして見られたのも北海道各地での例年より早い桜の開花状況のおかげだろう。

小屋のところへ戻ってきた。

ちょっと時間が経過しただけで、すっかりいい天気になった。

羊蹄山の頭にあった雲も無くなっていた。

また来年もこの場所に来て、そして一本桜も見られたら最高だ。