
ニセコ町の有島記念公園から見る美しい残雪の羊蹄山。

烏帽子岩公園の桜を見たつづき、壮瞥公園に到着したのは13時ごろ。

壮瞥公園は梅の名所として知られる。

そして洞爺湖の向こうには羊蹄山。

反対側には昭和新山と有珠山。

残念ながら梅の方はまだ咲き初めだった。

その中でも比較的咲いている梅を撮る。

壮瞥町観光協会のブログで梅の開花状況がリアルタイムで紹介されていた。
2024そうべつ公園・梅の花だより(4日目/開花指数30%)
観光協会のブログの写真を見た時、ホントに同じ5月3日かと思ったが朝の様子で曇り空。
梅の時期には毎日更新されていて、この日は梅の開花指数30%と書かれている。

驚いたのが2日後の5月5日の梅の開花指数40%で2024年は最終回となっていた。
自分が見た時の状態から梅が咲かなかったようだ。
4月下旬の季節外れの高温が影響してしまったのか、また来年に期待したい。

壮瞥公園では過去にたくさん梅が咲いている様子も見ているので、こんな時もあるさと。

梅の花は少なくても、この時期は残雪の羊蹄山が美しい。

桜はこんな感じで咲いていた。

5月3日祝日のお昼過ぎということで到着前は駐車場が空いているか心配だったが、
梅がそれほど咲いていないせいか、7~8割の埋まり具合で満車にはならなかった。

梅の花が咲くこの時期が年間を通して最も壮瞥公園が混雑するが、
こんな絶景が見られる場所の駐車場が利用できるのは北海道ならではだと思う。
本州であれば間違いなく閉鎖されて、遠くから歩くかシャトルバスの運行となるだろう。

洞爺湖園地(壮瞥温泉)のところ。

とうや水の駅あたりから洞爺湖を見ると逆光になりやすいが、
洞爺湖の南側の方に来るとキレイに見える。

そして羊蹄山も見える。

昨年のようにサンパレスのところまで歩いて行く。

振り返ると左の木がまるで紅葉のような色、そして新緑に桜があってキレイな空間だった。

湖畔沿いの桜並木。

昨年、パックマンのようだと思ったオブジェ。

だいぶ散ってしまっているが、こうして残っているだけでも良かった。

サンパレスのところで引き返す。

2019年にサンパレスに宿泊した翌朝、部屋の窓から洞爺湖の向こうに真っ白な羊蹄山を見て感動した。
その時に洞爺湖から羊蹄山が見えることを初めて知ったという、まだよく分かっていない時代だった。

春の洞爺湖の見所は桜、そして残雪の羊蹄山。

パックマンと共に。

サイロ展望台に立ち寄ったのは14時ごろ。

洞爺湖の絶景スポットの看板と羊蹄山。

GW時期の渡道ではさまざまな気象条件を経験する。
今年のように帯広や美瑛・富良野では25℃を越える夏日でさらに黄砂だったり、
2019年はみぞれ模様の中を走行して、サイロ展望台のこのデッキは雪が積もっていた。

洞爺湖の風景というと、このサイロ展望台からの写真を目にすることが一番多いかもしれない。

洞爺湖の向こうには温泉街、そして有珠山と昭和新山が見える。

真狩神社へ。

鳥居の先には桜並木。

さらに桜並木の先には羊蹄山。

桜並木と残雪の羊蹄山が見られる素晴らしい場所。

15時半ごろ、有島記念公園に到着。

羊蹄山をキレイに見るなら、午前に望羊の丘、午後に有島記念公園へ来る方がいい。

かつては場所も名前も知らなかったが、3年前の新日本海フェリー乗船がきっかけで知ることとなった。
新日本海フェリー「あざれあ」に乗船して小樽から新潟へ 2021.09.27

それ以来、望羊の丘と共に有島記念公園へ行くのを楽しみにしているが、
あの乗船が無かったら、いまだにその存在すら知らなかったかもしれない。

有島記念公園から見る残雪の羊蹄山は特別なものを感じる。

隣の有島記念館の方へ。

奥に桜がある。

初めてこの場所を訪れた時、新日本海フェリー乗船時に見た雑誌の写真の場所を探した。
しかし、その場所がよく分からず、この有島記念館のところで写真を撮って隣へは行かなかった。

有島記念館を通り過ぎてその先へ。

奥に桜が見えるので、桜が植えられているのかと思ったら

サクランボでした。

さらに進むと見頃の桜が立ち並ぶ。

桜と残雪の羊蹄山、これを見るために春の北海道へ来ていると言ってもいいくらい。

今日は祝日なのでおそらく高橋牧場は多くの人で賑わっていると思うが、
すぐ近くにある有島記念公園は平日の早朝かと思うくらい人が少ない。

この時期に有島記念公園へ一度行ってみるとその良さがすぐに分かると思う。

毎回感動させてくれる有島記念公園とお別れ。

桜が咲いているからこそ撮りたくなるこのシーン。

道の駅真狩フラワーセンター。

道の駅向かいの場所から、桜の向こうに羊蹄山が見える。

道の駅の奥へ進む。

桜並木がある。
2022年夏に来た時は右のエリアがひまわり畑だった。

桜並木と羊蹄山。

そしてフラワーパーキングへ。

夏に来るとこの花壇に黄色のユリが咲いていて、フラワーパーキングの名にふさわしいものとなる。

羊蹄山を望む展望台。

朝からずっと見てきた羊蹄山。

この時期に来ると右の部分に雪の山が残っているが、今年はちょうど雪が無くなったところ。

時刻は16時半を過ぎたところで今日はそろそろ終わりへ。

宿泊する苫小牧の東横インに到着したのは19時前。
また室蘭に泊まってもよかったが、明日の行き先に函館方面を選択することはないだろうし、
東の方へ行きたいのでも苫小牧に泊まることにした。
室蘭や苫小牧、今回は宿泊しなかったが石狩のスーパーホテルに泊まっておくと翌日動きやすい。
石狩はスーパーホテル限定としたのは、向かいにセイコーマートとガソリンスタンドがあり、
あの場所だけで給油と買い物をしてホテルに入ることができるので、すごく便利。

部屋の窓からは苫小牧駅が見える。
今日は室蘭を出発して羊蹄山と洞爺湖周辺を巡った。
早朝は雲が多かったが、日中は雲一つない快晴となって羊蹄山の姿を堪能できた。
春の時期に渡道したら一度は見たい残雪の羊蹄山、桜も一緒に見られて満足。
本日の走行距離は394km。