
チューリップと芝桜、滝上町の芝ざくら滝上公園にて。

太陽の丘えんがる公園のつづき、芝ざくら滝上公園に到着したのは13時前。

太陽の丘えんがる公園のあと、行き先をどうしようか迷った。
ひがしもこと、えんがると2ヶ所の芝桜を見てさらに芝桜を見に行くより、
天気も良いのでオホーツク海側へ出てみようかとも考えた。

しかし滝上町自体行ったことが無くて、芝桜以外にも周辺で見たい場所があったので滝上町を選択。
オホーツク海へ出ていたらそれなりに満足したと思うが、滝上町に行かなかったという後悔もあっただろう。

チューリップと芝桜。

初めてなので公園をいろいろ見てみよう。

白樺の木と芝桜。

普段は見ることがない白樺の木、北海道にいることを感じる。

昨年、富良野に泊まった翌日は行き先をかなり迷って、この滝上の芝桜も候補地になったが、
結局は利尻島を目指して稚内へ北上したので、今日が初の滝上となった。

滝上町観光協会のHPを見るとこの5月5日の芝桜は5分咲き。

お昼の時間帯だったので駐車場が心配だったが、だいたい埋まってはいたものの満車にはならなかった。

5分咲きとはいえGW真っ只中、芝桜の期間の中でかなり混雑する日に当たると思うが、
駐車場に入るのに渋滞したり、遠くに停めて歩くということはなかったので気軽に立ち寄れると思った。

そしてこの滝上でも桜に出会えた。

東藻琴、遠軽、そして滝上、芝桜のあるところには桜もある。

芝桜が見頃になるにつれて、このエゾヤマザクラは見頃を終えることも分かった。

逆に言うと芝桜がまだ咲き初めのころはエゾヤマザクラが見頃なので、
また来年以降も天候をみながら、芝桜の近くに来た時は寄ってみようと思う。

眼下に見える滝上の街並み、手前の橋の所はあとで行ってみたい。

遠軽からここではなくオホーツク海へ出ようか迷ったが、来てみて良かったと思う。
もし来ていなかったら、また一年間待つことになっていた。

この空間にいること自体、気分が良い。

所々に咲いているチューリップ。

芝桜と眼下の滝上の街並みが組み合わさった風景がすごく良いと思った。

東藻琴も良かったが、滝上はさらに良かった。

見頃を終えて赤くなっているエゾヤマザクラ。
滝上町は内陸でちょっと行きにくい場所という印象があったが、
改めて地図を見ると紋別市街から1時間もかからない程度だと分かった。

こちらはまだ残っているエゾヤマザクラ。
例えば稚内をスタートすると宗谷岬を経由してオホーツクラインを南下、今回だと網走に宿泊したが、
そういうパターンの時に滝上町に寄ってみるのもありだと思った。

シャッターが閉まっていて営業はしていない。

以前は観光案内所だった?

この辺りも数日前は桜がキレイに咲いていたのだろう。
芝桜から少し離れているだけで人の姿はない。

これに風車を付ければ、雰囲気は小豆島の道の駅にあるギリシャ風車かも。

芝桜の方へ戻る。

スイセンが咲いている。

5月に入ってスイセンと桜が見られるというのが北海道。

左の所には今年の開花日は5月1日でしたと書かれている。

記念撮影場所。

これでだいたい一通り見たかなと思った。

少し下がって撮った写真、だいだい人の数はこんな感じだった。

移動しようかと思った時に、現地の案内図で右下にチューリップ群落の文字を見つけた。

チューリップ群落なんてあるんだったら行ってみよう。

このあたりか。

チューリップ群落ということで、管理されているのではなく自生しているものだった。

チューリップと芝桜、なかなか良い光景だと思う。

1時間半ほど滞在してこれで終わり。
芝ざくら滝上公園は変化に富んで面白い場所で、ここはまた行ってみたいという魅力がある。

芝桜会場から少し移動。

現在地の表示が無いが、今いるのは中央の虹の橋のすぐ左あたり。

リバティー橋。

リバティー橋を渡った左の建物に入ると飲食店があって入口に待ち時間が長くなる貼り紙があった。
滝上町はこの芝桜が咲く時期が一番人が多くにぎやかになる。

そして虹の橋。

滝上町に来たら芝桜とこの虹の橋を見たかった。

日本の風景とは思えない感じがする。

今度は虹の橋へ行ってみる。

虹の橋の入口。

以前鉄道橋があった場所に二階建ての歩道橋が架けられた。

上からは滑り台でも下りてこられる。

階段で二階に上がったところ。

左手にはさっきまで楽しんだ芝桜。

芝桜が咲く良い季節に滝上町に来ることが出来た。

今では面影が無いが以前はここを鉄道が通っていた。

虹の橋から少し西へ移動。

渚滑線の終点だった北見滝ノ上駅跡。

駅舎は資料館となっている。

渚滑線は紋別の渚滑駅とこの北見滝ノ上駅間を走っていて1985年に廃線。

北海道内の鉄道は今後も廃線、廃駅が続くのは避けられない状況。

駅舎が保存されることにより、この地に列車が走っていた証となる。

メルヘンな雰囲気の道の駅香りの里たきのうえ。
時刻は15時、ここで今日の宿泊先を決める。
朝の出発時点であきらめていたが明日が北海道滞在最終日で全道的に雨模様。
明日は苫小牧に行くので、この滝上からルート上に通り道になる旭川に泊まることにした。

ホテルルートインGrand旭川駅前に到着したのは17時半ごろ。

もし明日、どこか天気が良さそうならその場所を経由して苫小牧に向かいたいが、
全道的に天気が悪いならあきらめるしかない。

なんと曇り空ながら大雪山系と十勝岳連峰がハッキリ見える。
北海道滞在2日目は黄砂の影響でここより近い北西の丘展望台からでも全く見えなかった。

いよいよ明日で北海道と離れる。
今日は釧路を出発して東藻琴、遠軽、滝上と3か所の芝桜めぐりをして、
どこも初めての所ばかりで、また新たな北海道を見たという感じだった。
道東エリアも桜や芝桜が咲くこの春の時期は華やかな雰囲気になる。
本日の走行距離は433km。